丸紅 バングラ初のダッカMRT鉄道システムを契約受注
丸紅(東京本社:東京都中央区)は、インドの建設・エンジニアリング最大手のLarsen&Tobro Limited(以下、L&T)と共同で、バングラデシュ道路橋梁省傘下のダッカ都市交通公社(以下、DMTC)より、ダッカMRT6号線の鉄道システム一括納入案件を受注し、このほどDMTCとの間で契約を締結した。
この案件は軌道、電化・信号・通信システム、ホームドア、自動券売機、エレベーター・エスカレーターの設計、調達、据付工事、試験並びにメンテナンスの協力に関するもので、受注額は約550億円。
これは日本の政府開発援助(ODA)を活用したバングラデシュ初の都市鉄道案件で、資金は全額円借款で賄われる。鉄道路線はダッカ市内を全線高架で南北につなぎ、全長約20㌔㍍、16駅で構成される。