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日立造船子会社 中国・南京市向けにメタン発酵槽2基受注

日立造船子会社 中国・南京市向けにメタン発酵槽2基受注

日立造船の100%子会社Hitachi Zosen Inova AG(所在地:スイス、以下、HZI)はこのほど、中国・南京市に建設される乾式バイオガスプラント用に、HZIのKompogas(R)技術を用いたメタン発酵槽2基を受注した。2019年春ごろ納入する。
HZIの発酵槽を備えたバイオガスプラントでは、南京市内で収集された一般家庭ごみから選別された有機性廃棄物1日あたり150㌧をメタン発酵槽2基で処理し、年間750万N㎥のバイオガスを生成する。その後、バイオガスは電力として使用される。
このプラントの注文主はGerman Bio Energy Technology、最終需要家は南京市城市建設投資控股(集団)有限責任公司。

中国人へのビザ発給17年は450万件超で4年連続最高更新

中国人へのビザ発給17年は450万件超で4年連続最高更新

日本の外務省が公表した2017年の査証(ビザ)発給統計によると、中国人に対する発給件数の増加が目立ち、前年比6.6%増の450万4718件となった。この結果、4年連続過去最高を更新し、発給件数全体の77%を占めた。
中国人への個人観光ビザが解禁された2009年以降、個人が初めて団体を上回った。NNA ASIAが報じた。

昭和電工 インドネシア合弁会社の株式売却で基本合意

昭和電工 インドネシア合弁会社の株式売却で基本合意

昭和電工(本社:東京都港区)はインドネシアの持分法適用会社、インドネシア・ケミカル・アルミナ社(本社:ジャカルタ、工場:西カリマンタン州タヤン地区、以下、ICA)の同社保有株式の売却に関して、親会社のアンタム社へ全株式を譲渡することで基本合意した。株式譲渡実行日は8月31日の予定。
ICAはアルミナおよび水酸化アルミニウムを生産する合弁会社で、昭和電工は同社に20%出資していた。

ニッコンHD タイ子会社に倉庫増築竣工

ニッコンHD タイ子会社に倉庫増築竣工

ニッコンホールディングス(本社:東京都中央区)のタイ連結子会社A.N.I.LOGISTICS,LTD.は、プラチンブリ営業所(所在地:ロジャーナプラチンブリ工業団地内)の敷地内にこのほど、倉庫エリアを7000平方㍍増設し竣工したと発表した。今回の増設に伴い、倉庫面積は既存の9000平方㍍と合わせ1万6000平方㍍となった。
同営業所はバンコクの北東135㌔㍍、タイ東北部およびカンボジア、ラオス等の近隣をつなぐ経済回廊沿いに位置している。

タイ大林がタイでオフィスビル開発事業に参入

タイ大林がタイでオフィスビル開発事業に参入

大林組(本社:東京都港区)のグループ会社、タイ大林(本社:タイ・バンコク)は、タイでオフィスビルをはじめとする開発事業に参入する。約300億円を投じ、バンコク都内に約7000平方㍍の土地を取得し、2021年中の完成を目指しオフィスを主体としたビルを建設する予定。
取得した土地所在地はバンコク都クーロントゥーイ区。建設ビルは地上29階・地下4階で、延床面積は約8万5000平方㍍、貸室面積は約4万平方㍍。
タイ大林はこれまで建設事業で培ってきた技術・ノウハウを用い、好立地を生かしたハイグレードビルを建設し、賃貸事業を行う予定。
バンコクでは今後、交通アクセスのよい大規模オフィスは需給のひっ迫が見込まれている。

カンボジア変電所・送配電網整備92億円の円借款

カンボジア変電所・送配電網整備に92億円の円借款

国際協力機構(JICA)は5月28日、カンボジアの首都プノンペンで同国政府との間で「プノンペン首都圏送配電網拡張整備事業(フェーズ2)(第二期)」を対象として、92億1600万円を限度とする円借款貸付契約に調印した。
同事業はプノンペンの変電所の新・増設、送電線・配電線の拡充により、首都圏の電力供給の安定化を図るもの。今回の貸付資金は変電所建設や送配電網の敷設に必要な土木工事、資機材の調達、コンサルティング・サービス等に充てられる。事業実施機関はカンボジア電力公社、事業の完成予定時期は2021年6月。
なお同事業の第一期で38億1600万円の円借款を供与済み。

日立物流 インドネシアで保税物流センターのライセンス取得

日立物流 インドネシアで保税物流センターのライセンス取得

日立物流(本社:東京都中央区)グループのPT Hitachi Transport System Indonesia(以下、TSID)は、インドネシアの「東ジャワ 物流センター」で、製造業の大企業向けに保税物流センター(PLB)のライセンスを取得したと発表した。東ジャワ州での認可取得は日系企業初で、業種を問わず様々な製造業の輸出入業務に対応できるという。
PLBはインドネシア政府により2015年に導入された制度。このPLBが制定されたことにより、非居住者でも自社在庫の保有が可能となった。
今回PLBを取得した同センターの所在地は東ジャワ州モジョケルト県。延床倉庫面積は約7万5000平方㍍、PLBエリアは約1万1000平方㍍。

マブチモーター 阪和鋼板加工の子会社化手続き完了

マブチモーター 阪和鋼板加工の子会社化手続き完了

マブチモーター(本社:千葉県松戸市)は5月29日、阪和興業との間で同社の中国子会社、阪和鋼板加工(江西)有限公司の持分譲渡に関する手続が完了したと発表した。
この取引の結果、マブチモーターの子会社となることに伴い、同社の社名を「万宝至鋼板加工(江西)有限公司」(MABUCHI STEEL PRODUCTS(JIANGXI)CO.,LTD.)と変更した。
マブチモーターは、小型モーターの主要材料である鋼板のスリット加工技術および設備等を取得し、内製部材の競争力の更なる向上を目指す。

加賀電子 EMS事業でインド現地法人設立

加賀電子 EMS事業でインド現地法人設立

加賀電子(本社:東京都千代田区)は、インドハリヤナ州グルガオンに現地法人「KAGA ELECTRONICS(INDIA)PVT.LTD.」(仮称)を設立する。
資本金は280万ドル(約3億円)で、2018年秋に設立し、2019年春に量産開始する予定。車載、空調機器、家電製品向けEMS(受託製造)事業を手掛ける。
新会社では3年後に売上高20億円、5年後に30億円を目指す。既存の中国、ASEAN、欧州、米州と合わせ同社グループのグローバルEMS拠点構築の一環。

日通 タイ・バンコク向け航空混載サービス開始

日通 タイ・バンコク向け航空混載サービス開始

日本通運は5月から、日本発タイ・バンコク向けハイスピード航空混載サービスを開始した。このサービス「Don Mueang Midnight Express」は成田空港深夜発フライトとタイ・ドンムアン空港の利便性を組み合わせたもの。成田空港の出荷日の翌日未明にドンムアン空港に到着する。
ドンムアン空港は日系メーカーはじめ、多くの外資系企業が進出するバンコク市北側にある工業団地群の近郊に位置し、通常利用されるスワンナプーム空港に比べ空港到着から配達までの時間も短縮可能という。また同社の試算によると、空港運賃でハンドキャリーの1/5~1/10程度だ。