日本政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は7月11日、最近の感染者増加について「新しい波に入ったのは間違いない」とし、「第7波」との認識を示した。ただ、まん延防止等重点措置などの行動制限については「今の段階では必要ない」と語った。
マカオ コロナで都市封鎖 カジノも全面営業停止
参議院選挙 確定投票率52.05% 前回を3.25㌽上回る
自民63,立憲17,公明13,維新12 参院選議席確定
参院選の政党別議席数が画定した。自民党63議席、立憲民主党17議席、公明党13議席、日本維新の会12議席、国民民主党5議席、共産党4議席、れいわ新選組3議席、社民党・NHK党・参政党各1議席、無所属5議席となった。
自民党は全国32の1人区で、28勝4敗で圧勝した。また、改選定数2以上の複数区に擁立したすべての候補者が当選した。13ある複数区で17議席を獲得した。
立憲民主党は改選前の23議席から6議席減らし、党の退潮傾向に歯止めがかからなかった。維新は比例で8議席を獲得し立憲を上回り、選挙区の4議席と合わせ12議席となり、改選前の2倍に伸ばした。
今回は35人の女性が議席を獲得し、過去最多となった。これまで最も女性当選者が多かった2016年、2019年参院選の28人を上回った。この結果、当選者全体に占める女性の割合は28%と2019年から5.4ポイント上がった。
国枝 初V 上地組も優勝 ウィンブルドン車いすの部
テニスのウィンブルドン選手権車いすの部は7月10日、ロンドン郊外のオールドイングランド・クラブで男子シングルス、女子ダブルスの決勝戦などが行われた。その結果、男子シングルスで第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)は、第2シードのアルフィー・ヒューエット(英国)を4−6、7−5、7-6で破り、初優勝した。
これで国枝は男子初の四大大会制覇となり、パラリンピック金メダルと合わせた「生涯ゴールデンスラム」を達成した。四大大会は昨年全米オープンから4連勝とした。今大会はダブルスとの2冠に輝いた。
女子ダブルス決勝では、上地結衣(三井住友銀行)、ダナ・マシューソン(米国)組が、第1シードのディーテ・デフロート、アニク・ファンクート組(オランダ)に6−1、7-5で勝ち、優勝した。上地はこの種目で2年連続7度目の優勝。