中国・湖北省の保健当局は2月10日、新型コロナウイルスにより、新たに103人が死亡したと発表した。この結果、今回の感染拡大による中国国内の死者は1,000人を突破、1,011人となった。
「特定技能」外国人受け入れ19年は1,621人、10~12月で著増
19年の農林水産物・食品の輸出実績9,121億円 1兆円に届かず
日本企業への影響深まる 中国工場の操業再開延期相次ぐ
中国でいぜん感染拡大が続く新型コロナウイルスにより、日本企業への影響が深まっている。トヨタ自動車は天津市や広州市など中国の4つの都市にある工場の再開時期を、10日以降としていたのを17日以降に先延ばしした。ホンダも武漢市の工場の再開時期を14日以降としていたのを17日の週まで遅らせた。三菱自動車も福建省福州市などの工場の再開時期を17日以降へ先延ばししている。
また、資生堂は上海市と北京市の工場の操業を17日まで停止するとしている。このほか、流通・小売業へも影響が広がっている。「ユニクロ」「ジーユー」などを展開するファーストリテイリングは中国のおよそ750店舗のうち、2月7日時点でほぼ半数にあたる370店舗が休業を余儀なくされ、営業面への影響も広がっている。