日系自動車メーカー大手3社の2021年の中国新車販売台数が1月7日、出揃った。トヨタ自動車は前年比8.2%増の194万台で過去最高を更新した。一方、ホンダは同4.0%減の156万台、日産は同5.2%減の138万台にとどまり、明暗を分けた。ホンダは3年ぶりのマイナスで、日産は3年連続の落ち込みとなった。
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関西電力送配電 IoT登下校見守り「OTTADE」新サービス追加
関西電力送配電(本社:大阪市北区)は1月5日、IoTを活用した広域見守りサービスを展開するottaと連携し、同日から新たにGPS見守りサービスを提供すると発表した。
これまで両社が連携して提供してきたIoT登下校見守り「かんでん見守り隊OTTADE!」に、今回追加したサービスは、GPSを用いた専用端末(以下、otta.g)を活用することで、基地局の有無にかかわらず、子どもたちの位置情報をタイムリーにスマートフォンなどで確認できるもの。また、防犯ブザー機能および音声コミュニケーションツールとして、保護者と子どもが双方向にボイスメッセージを交換することができる機能も備えている。これまではビーコンを搭載した端末だったため、電波を検知する基地局を街中の店舗、公共施設、自動販売機等に設置する必要があった。
otta.gは、GPS機能により基地局がなくても位置情報が確認できることから、現在OTTADE!を提供するエリア(大阪府四条畷市・交野市・豊中市・枚方市、京都府亀岡市)以外の方も使用が可能となった。
クールジャパン ベトナムのコールドチェーンCLKに追加出資
官民ファンド、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構、所在地:東京都港区)は1月5日、ベトナムにおける日本食材の流通基盤となるコールドチェーン事業を展開するCLKコールド・ストレージ(以下、CLK)に170万米ドル(約1億8,000万円)を追加出資すると発表した。
ベトナムでは日本や欧米と比較し1人あたり冷凍冷蔵食品の消費量はまだ少量で、同国におけるコールドチェーン事業は今後も継続的な需要の増加が見込まれる。CLKは倉庫の増設などにより事業の成長を見込む。
CLKは2014年9月、クールジャパン機構、日本ロジテム、川崎汽船の3社からの出資を受け、2015年にベトナム・ホーチミン市郊外に設立された。
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ホンダ 中国合弁の東風HondaがEV専用工場を建設 24年稼働
ホンダ(本社:東京都港区)の中国法人本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京市)は1月6日、中国における四輪車生産販売合弁会社、東風本田汽車有限公司(以下、東風Honda)が今後市場投入を拡大する電気自動車(EV)の生産体制構築に向け、EV専用の新工場を建設すると発表した。
新工場は2024年の稼働開始を目指し、湖北省武漢市の武漢経済開発区に建設し、敷地面積63万㎡、基本生産能力は年間12万台を予定。完成車一貫生産が可能な高効率・スマート工場として、プレス、溶接、塗装、組み立て、完成車検査などの工程を有し、組み立て工程などを中心に業界トップ水準の自動化率を目指す。また、ソーラー発電などの再生可能エネルギー活用に加え、再生水循環利用などによる資源節約、大気汚染の主要な原因物質、VOCの削減など、サステナブルな取り組みも積極的に進めていく。