中国の配車サービス大手、滴滴出行(ディディ)は12月3日、米ニューヨーク株式市場から撤退し、香港市場に上場する方針を表明した。中国当局が米国への顧客データ流出を警戒し、講じた要請措置とみられている。「共同富裕」を掲げた一連の巨額の寄付金拠出要請に続き、中国政府のIT大手に対する統制が一層明確になった形。
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カルテック 光触媒で鮮度保持 家庭向け食品保管庫 ロス削減へ
サントリーG 米ア社と植物由来原料のペットボトル開発
サントリーグループは12月3日、米国バイオ化学ベンチャー企業、アネロテック社と進めてきた植物由来原料100%使用のペットボトルの開発に成功し、試作品が完成したと発表した。両社は2012年から植物由来原料100%使用ペットボトルの共同開発を開始。課題だったテレフタル酸の前躯体、パラキシレンを、ウッドチップのみを使い熱分解と触媒反応によりワンステップで、植物由来100%素材で生成することに成功した。
サントリーグループは、2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用し、化石油来原料の新規使用をゼロにすることで100%サステナブル化を目指している。
日揮 マレーシアでFLNGプラントの基本設計役務を受注
新生銀行 越の民間商銀のカンボジア法人に最大49%出資
新生銀行(本店:東京都中央区)は12月2日、ベトナムの大手民間商業銀行(MB)が2022年にカンボジアに設立を予定している新たな商業銀行に、最大で49%を出資することで合意したと発表した。
MBはベトナムおよびカンボジアの監督官庁の認可などを経て、2022年にカンボジアに新銀行を設立し、新生銀行はカンボジアの監督官庁の認可などを経て、2023年に出資持分の取得を完了する予定。
新銀行では、MBカンボジア支店が展開する法人向け金融サービスや住宅ローンなどに加えて、銀行のサービスを受けられない、いわゆるUnbannked層向けにオンライン小口無担保ローンなどのデジタル金融サービスを提供する。
東南アジアではMBと合弁で展開するベトナムの個人向け金融事業に続く第2の事業となり、成長市場で収益基盤を強化する。