コスモG 直営SSなど計603施設に再生エネ電力に切り替え

コスモ石油マーケティング(本社:東京都港区)は6月7日、100%子会社コスモ石油販売が運営する全国のサービスステーション(以下、SS)・車検場の計603施設で使用する電力を2022年5月で実質再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えたと発表した。この計画を公表した2021年5月、3〜5年以内をめどに切り替えるとしていた当初計画を大幅に前倒し、約1年で完了した。

「ヤリス」5カ月ぶり首位「N-BOX」部品不足響く

5月の車名別国内新車販売台数は、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」が前年同月比25.6%減の1万2,400台で、5カ月ぶりに首位となった。4月まで4カ月連続で1位だったホンダの軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」は39.3%減の8,631台にとどまった。部品不足で減産を余儀なくされたことが響いた。

中国の日系5月自動車販売30〜40%減 コロナ禍で

中国の日系自動車メーカーの5月販売は、軒並み前年同月比30〜40%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大とロックダウンにより部品不足が恒常化、減産を余儀なくされたことが響いた。
ホンダの現地法人、本田技研工業(中国)は6月6日、中国での2022年5月の新車販売台数(小売ベース)が前年同月比30.8%減の8万9,083台だったと発表した。減少は3カ月連続。
マツダの中国法人、マツダ(中国)企業管理は6日、5月の新車販売台数(小売ベース)が同43.8%減の8,280台だったと発表した。マイナスは14カ月連続。この結果、1〜5月の累計販売台数は前年同期比38.2%減の4万9,402台となった。

三菱電機 インドでFA制御システム製品の新工場建設

三菱電機は6月7日、需要増加が見込まれるインドのFA制御システム製品の事業拡大に向け、インドの製造・販売拠点、Mitsubishi Electric India Pvt.Ltd.(所在地:ハリヤナ州グルグラム、以下、MEI)に約31億円を投じ、FA制御システム製品の新工場を建設すると発表した。
インド・マハラシュトラ州プネ近郊に新工場を建設する。消費地で生産を拡大することで、今後の需要増加に対応し安定供給を実現。同国政府が掲げる「Make in India」政策に貢献する。
新工場の敷地面積は約4万㎡、延床面積は約1万5,400㎡(2階建て)。生産品目はインバーターを中心とするFA制御システム製品。2023年12月稼働開始を予定。投資額は約22億インドルピー(約31億円、土地」・建物・生産設備含む)。

22年世界のスマホ出荷3.5%減の13.1億台 2年ぶり減

米調査会社IDCのまとめによると、2022年の世界のスマートフォン出荷台数は前年比3.5%減の13億1,000万台と、2年ぶりに減少する。従来予想は1.6%増を見込んでいたが、大幅に引き下げた。中国の”ゼロコロナ”政策のもとで実施された長期にわたるロックダウン(都市封鎖)や、ロシアのウクライナ侵攻などで、需要・供給両面で打撃を受けたため。

Zepp マレーシアKL中心部にライブホール開業

ソニーミュージックグループのZeppホールネットワーク(本社:東京都港区)は6月6日、マレーシアの首都クアラルンプールにライブホール「Zeppクアラルンプール」を開業したと発表した。同ホールは、三井不動産が運営する「三井ショッピングパーク ららぽーと ブキビンタン・シティセンター(BBCC)」に隣接し4日にグランドオープンした。ホール面積は約6,500㎡で、収容人員は2,414人。
同社が海外で展開するライブホールは、台湾に続き2カ所目となる。

ソニー ホンダとのEV新会社核に他社との連携も

ソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長は6月6日、ホンダとの共同出資会社を通じて参入する電気自動車(EV)について、他社との連携も視野に事業化を進める方針を明らかにした。新会社は自立させ、他社からの出資受け入れなども検討する。このほか、次世代車の中核技術は電動化や自動運転など多岐にわたることから、業種の垣根を越えた幅広い企業連合を目指すとしている。

NTT ノキア、富士通、NECと初の6G実証実験

NTTとNTTドコモは6月6日、フィンランドの通信機器大手のノキア、富士通、NECの3社と協力して、早くも次世代の通信規格「6G」導入に向けた初の実証実験を始めると発表した。2030年ごろの実用化を見込み、技術面で先行したい考え。
6Gは、現在普及しつつある第5世代(5G)移動通信システムの次の通信規格。

NTTドコモ・読売 巨人戦でズーム映像視聴サービス

NTTドコモと読売新聞東京本社は6月6日、東京ドームで行われるプロ野球巨人戦の観客の一部を対象に、21日から手元のスマートフォンで選手のズーム映像やネット裏からの映像などを視聴できるサービスを提供すると発表した。目の間の試合を、より臨場感のある映像で新たなファンの獲得につなげる。