JR西日本は2月25日、利用者が音声のみで切符を購入できる券売機の実証実験を始めると発表した。音声を認識する人工知能(AI)を搭載した「みどりの券売機」を京都駅に1台設置し、AIの精度などを確かめる。
実験は26日にスタートし、3月10日まで続ける。行き先や人数などを伝えれば、特急券などを購入できる。2023年春に開業予定の大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期」の新駅で実用化を目指す。音声認識AIを導入した券売機はJRグループで初めてという。
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シャープ インドネシア・カラワン県にエアコン新工場
シャープ(本社:大阪府堺市)は2月24日、約40億円を投じインドネシア・ジャカルタの生産販売会社PT.Sharp Electronics Indonesiaのあるカラワン県カラワン工業団地に、エアコン新工場を建設すると発表した。同工場はインドネシアをはじめASEAN諸国向けの生産・輸出拠点として、2023年4月稼働開始の予定。生産能力は年間90万台。
同工場は、同社の従来のエアコン工場からさらに内製化率を高め、コスト競争力を強化するとともに、工程のムダを抑えた高効率生産と安定した高品質を実現。また、工場の屋根には太陽光発電システム(設置容量約2.0MW-dc)を設置し、発電電力を照明・ラインなどの各種設備に使用、環境負荷低減に取り組む。
マルチ・スズキ インドで新型「バレーノ」発売 輸出も順次開始
スズキのインド子会社マルチ・スズキは2月24日、全面改良したプレミアムハッチバックの新型「バレーノ」を23日、インド国内で発売したと発表した。アフリカ、中南米、中東などへの輸出も順次開始する。
バレーノは2015年にインドで発売。同国内ではプレミアム販売網「NEXA」で販売し、都市部の若者層で特に支持が高く、2021年11月に同国内累計販売100万台を達成している。
2021年の同国内における乗用車のモデル別販売台数で、マルチ・スズキのモデルが上位10モデル中8モデルを占め、バレーノは1位の「ワゴンR」(18万3,851台)、2位の「スイフト」(17万5,052台)に次いで3位(17万2,241台)の支持を得ている。