クラウドやアウトソ-シングなどのサービスを手掛ける日本ユニシス(本社:東京都江東区)は11月29日、保育士・保護者間コミュニケーションサービス「mierun(ミエルン)」の技術検証を実施し、来春のサービス提供を目指すと発表した。
mierunは、「見える化」という観点に着目したサービス。保育園および家庭における子どもの様子・発達の状況の見える化、園職員の勤務状況や、開発者側の計画を見える化することで、子どもと子どもに関わる人々の状況を素早く捉え、子ども一人ひとりの発達に合わせた子育て・保育、そして園職員の働き方をより良い状態に変えていくことを支援する。
国内建設受注額 10月は4.2%増 民間製造業が58.2%増と牽引
11月の日本国内新車販売14.4%減 5カ月連続減も数値は改善
ローソン プラ削減へ洗剤やシャンプー日用品の量り売り開始
ローソン(本社:東京都品川区)は11月30日、ローソン店舗では初となる洗剤やシャンプーなど日用品の量り売りを、12月1日よりローソン千駄木不忍通店で開始すると発表した。東京都内のナチュラルローソンでは2020年8月より量り売りを開始し、現在9店舗で実施している。
現在量り売りを実施しているナチュラルローソンでは、プラスチック容器での販売と比較し、2021年10月実績でおよそ79%のプラスチック使用量削減につながっている。購入層の約8割が女性で、中でも40~50代の女性に好評という。
ローソンは2030年には2017年度比で容器包装プラスチック使用量を30%削減することを目標としており、今後取り扱い店舗やカテゴリーの拡大も検討していく。
ウェルモ 東京海上HD・凸版印刷と提携し介護・福祉で課題解決
持続可能な少子高齢社会の実現を目指し、AIやIoTを活用した福祉プラットフォームサービスを提供するウェルモ(本社:東京都千代田区)は11月30日、DGベンチャーズ(デジタルガレージグループ)、Aflac Ventures LLC、東京大学協創プラットフォーム開発、東京海上日動火災保険など、12社に対する第三者割当増資により、20.4億円の資金調達を実施したと発表した。これにより、累計資金調達額は約41.2億円となった。
また、東京海上ホールディングスや凸版印刷との新たな資本業務提携の締結によって、介護・福祉領域における課題解決を推進するとともに、今冬から来春にかけて、エクステンションラウンドも予定している。12社より20.4億円の資金調達および資本業務提携により、ケアテックプラットフォーム事業を強化していく。
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GSユアサ リチウム電池が準天頂衛星初号機後継機に搭載
GSユアサグループのジーエス・ユアサテクノロジー(本社:京都府福知山市、以下、GYT)は11月29日、同社製の宇宙用リチウムイオン電池が、三菱電機(本社:東京地千代田区)製の準天頂衛星初号機後継機に搭載されていると発表した。
この後継機は内閣府の衛星で、2021年10月26日に国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、略称:JAXA)の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
準天頂衛星システム(みちびき)は、米国のGPS衛星と一体利用することで、山間地や都市部のビル街でも高精度で安定した衛星測位サービスを提供。自動走行分野はじめ船舶海洋分野や物流分野など多くの分野で活用されている。
2010年に打ち上げられた初号機は、2017年に打ち上げられた2号機~4号機とともに4機体制で衛星測位サービスを提供している。初号機後継機はこれらの役割を引き継ぐとともに、配信する測位信号の精度向上が期待されている。