現地メディアによると、ベトナム鉄道公社(VNR、ベトナム国鉄)はこのほど、ファム・ミン・チン首相に、JR東日本の中古ディーゼル気動車37両の輸入許可を申請した。VNRは、JR東日本から引退する気動車などを無償で譲渡するとの申し出を受けたとしている。輸入や改造にかかる費用はベトナム側が負担する。
37両は1979~1982年に製造された客車で、いずれも約40年間使用されており、1両当たり客席が68~82人、立ち席スペースが28~34人分。軌道の幅(軌間)は1,067ミリ(狭軌)で、ベトナムの1,000ミリ(狭軌)に近い。輸入後に国内規格に合わせて改造するという。
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ユニチカ サステナブル社会の実現に向けて対象素材拡大
ユニチカトレーディング(本社:)は10月18日、サステナブル社会の実現に向けて、生産するセミダルポリエステル繊維にPETボトルリサイクル原料を使用し、環境配慮型ポリエステル繊維への切り替えを推進することで、同社が展開する環境配慮型素材ブランド「サステナブル・エコフレンドリーマーク」対象素材を拡大させると発表した。
すでに生産・販売している環境配慮型素材を除き、現在バージンポリエステルチップを生産しているすべてのセミダルポリエステル繊維について、PETボトルリサイクルチップを10%含有させた環境配慮型ポリエステル繊維に順次切り替える。2021年10月1日生産分から順次切り替え。
今後、独自の差別化ポリエステル繊維のリサイクル原料への切り替えや、バイオマス素材の開発を積極的に行い、同社が開発し生産する繊維素材すべてを環境配慮型素材にすることを目指している。
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シチズンマシナリー タイ工場の生産能力5割増強,販売も強化
シチズンマシナリー(本社:長野県北佐久郡御代田町)は10月18日、重要製造拠点の一つ、CITIZEN MACHINERY ASIA CO.,LTD.(所在地:タイ・アユタヤ、以下、シチズンマシナリーアジア)の生産・販売体制を強化・拡大すると発表した。
工場を増床し、生産能力を従来比5割増の月産350台体制に増強するほか、販売サービス機能を拡充するため、ショールーム棟を新設することで、製造・販売ともに体制を強化する。ショールーム棟では13台の機械を展示し、テストカットも可能なほか、NCスクールを行うトレーニングルームなどを設置する。エンジニアも2名増員し13名体制とし、アセアン・南アジア地域への拡販を目指す。
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トヨタ 米で30年までに車載用電池に3,800億円投資
三菱商事 脱炭素へ2030年度までに2兆円規模の関連投資
三菱商事(本社:東京都千代田区)は10月18日、温室効果ガスの排出量を2050年度までに実質ゼロとする目標を設定し、2030年度までにエネルギー・トランスフォーメーション(EX)関連で2兆円規模の投資を行うと発表した。
中間目標として恩師効果ガスの排出量を、2030年度に2020年度比半減を目指す。脱炭素とエネルギーの安定供給の両立を目指す。再生可能エネルギー、水素・アンモニア、銅など金属資源、天然ガスを絨毯分野と位置付け、重点的に投資する。再生エネルギーは2兆円のうち半分程度を投じる見通しで、主に風力発電を中心に世界で新規開発案件を増やす。水素・アンモニアなど次世代エネルギーでは、製造から輸送まで大規模な供給網の構築を進める。
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NECプラットF 台湾MediaTekと5G通信機器開発で協業
NECプラットフォームズは10月14日、世界的なファプレス半導体企業、MediaTek Inc.(本社:台湾新竹市)と日本市場向けの5Gデータ通信機器開発で協業し、国内企業で初めてMediaTeK製5Gチップセット「T750」のライセンス契約を締結したと発表した。NECプラットフォームズがT750を使用し開発した5Gモバイルルータ「Speed Wi-FiX11」はKDDI、沖縄セルラー電話、UQコミュニケーションズから10月15日より発売開始される。
今後、NECプラットフォームズはブロードバンド通信市場向けにシステムオンチップの開発で市場をリードするMediaTekのサブ6帯の5G通信機能と必要な周辺部品がすべて統合されているT750の提供を受ける。これにより、5Gモバイルルータや5Gホームルータなどを開発していく。