タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は10月18日、高機能新規PCR用酵素を発売すると発表した。これは、1994年の発売以来ロングセラーを続ける同社の代表的PCR用酵素「TaKaRa Ex Taq(R)」の最大の特長である圧倒的「成功率」というコンセプトをさらに向上させるとともに、「正確性」と「使いやすさ」を追求したもの。
PCRはDNAを増幅する技術だが、これを用いることで従来品と比べて増幅が難しいDNA配列であっても増幅する「成功率」をさらに向上させるとともに、増幅時のエラー(DNA配列のコピー間違い)を大幅に低減するよう「正確性」を強化している。
シチズンマシナリー タイ工場の生産能力5割増強,販売も強化
シチズンマシナリー(本社:長野県北佐久郡御代田町)は10月18日、重要製造拠点の一つ、CITIZEN MACHINERY ASIA CO.,LTD.(所在地:タイ・アユタヤ、以下、シチズンマシナリーアジア)の生産・販売体制を強化・拡大すると発表した。
工場を増床し、生産能力を従来比5割増の月産350台体制に増強するほか、販売サービス機能を拡充するため、ショールーム棟を新設することで、製造・販売ともに体制を強化する。ショールーム棟では13台の機械を展示し、テストカットも可能なほか、NCスクールを行うトレーニングルームなどを設置する。エンジニアも2名増員し13名体制とし、アセアン・南アジア地域への拡販を目指す。
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トヨタ 米で30年までに車載用電池に3,800億円投資
三菱商事 脱炭素へ2030年度までに2兆円規模の関連投資
三菱商事(本社:東京都千代田区)は10月18日、温室効果ガスの排出量を2050年度までに実質ゼロとする目標を設定し、2030年度までにエネルギー・トランスフォーメーション(EX)関連で2兆円規模の投資を行うと発表した。
中間目標として恩師効果ガスの排出量を、2030年度に2020年度比半減を目指す。脱炭素とエネルギーの安定供給の両立を目指す。再生可能エネルギー、水素・アンモニア、銅など金属資源、天然ガスを絨毯分野と位置付け、重点的に投資する。再生エネルギーは2兆円のうち半分程度を投じる見通しで、主に風力発電を中心に世界で新規開発案件を増やす。水素・アンモニアなど次世代エネルギーでは、製造から輸送まで大規模な供給網の構築を進める。
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NECプラットF 台湾MediaTekと5G通信機器開発で協業
NECプラットフォームズは10月14日、世界的なファプレス半導体企業、MediaTek Inc.(本社:台湾新竹市)と日本市場向けの5Gデータ通信機器開発で協業し、国内企業で初めてMediaTeK製5Gチップセット「T750」のライセンス契約を締結したと発表した。NECプラットフォームズがT750を使用し開発した5Gモバイルルータ「Speed Wi-FiX11」はKDDI、沖縄セルラー電話、UQコミュニケーションズから10月15日より発売開始される。
今後、NECプラットフォームズはブロードバンド通信市場向けにシステムオンチップの開発で市場をリードするMediaTekのサブ6帯の5G通信機能と必要な周辺部品がすべて統合されているT750の提供を受ける。これにより、5Gモバイルルータや5Gホームルータなどを開発していく。