日本通運は12月11日、シンガポール日本通運が10月30日を発効日として同国チャンギ空港FTZ(自由貿易地域)内の施設で、航空輸出入サービスに関する医薬品の適正流通基準、GDP(Good Distribution Practice)の認証を取得したと発表した。
今回の認証取得により、日系物流企業では唯一の空港保税地域内施設のメリットをフル活用した医薬品の安全かつ高品質な航空輸出入サービスを提供する体制を整えた。今後は同国だけでなく主要拠点で整備を進め、同認証を追加することで、医薬品業界の顧客の高度化・多様化するニーズに合わせた付加価値の高い航空輸送サービスを提供できるようグローバルネットワークを活かした医薬品ロジスティクスをつくり上げる。
プレステージ ベトナム駐在員事務所を現地法人化 業容拡大へ
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業、インシュアランスBPO事業などを手掛けるプレステージ・インターナショナル(本社:東京都千代田区、以下、PI)は12月10日、事業規模の拡大やサービス向上を目的とし、ベトナムの駐在員事務所に代わる新法人を11月に設立し、2021年2月から運用を開始すると発表した。
ベトナム現地法人「PRESTIGE INTERNATIONAL VIETNAM Co.,Ltd.」(所在地:ハノイ)の資本金は43億4,746万ベトナムドン(約2,000万円)。ジャパニーズ・ヘルプデスク事業や、医療機関で日本人向けヘルスケアプログラムサービスのアシストなどを主業務とする。
シャープ ベトナム・ビンディン省で太陽光発電所建設7カ所目
シャープエネルギーソリューション(SESJ)は12月14日、ベトナムの発電事業者Viet Nam Renewable Energy Joint Stock Companyや、現地工事会社NSN Construction and Engineering Joint Stock Companyほかと共同で、ベトナム・ビンディン省に太陽光発電所(メガソーラー)を建設したと発表した。
同発電所の出力規模は約50MW-dc。年間予測発電量は約8万2,506MWh/年を見込み、これはベトナムの標準的な家庭の約4万3,700世帯分の年間消費電力量に相当する。
SESJはこれまで、ベトナム国内に6カ所(出力合計約290MW-dc)の太陽光発電所を建設。今回の発電所の建設により、出力規模は合計約340MW-dcとなった。
豊田合成 FCV向け高圧水素タンク生産のいなべ工場の稼働開始
豊田合成(本社:愛知県清須市)は12月10日、燃料電池車(FCV)の主要部品の高圧タンクを生産する、いなべ工場(所在地:三重県いなべ市)でラインオフ式を執り行ったと発表した。式典には三重県の鈴木知事、いなべ市の日沖市長、トヨタ自動車の工場幹部らを招き行われた。
同工場の敷地面積は約13万㎡、建屋は約2万1,000㎡。トヨタ自動車がこのほど発表したFCV「MIRAI」の新モデルの高圧水素タンクを11月から生産しており、FCVの普及拡大に対応して生産能力を順次強化していく予定。
エーザイと米バイオジェン 日本で初の認知症薬治療薬候補を承認申請
エーザイと米国バイオジェンは12月10日、アルツハイマー病(AD)治療薬候補「アデュカヌマブ」を日本で厚生労働省に薬事承認を申請した。承認されればADの臨床症状の悪化を抑制し、脳内アミロイドβ(ベータ)の除去が臨床効果の改善をもたらすことを実証した初めての治療薬となる。
太平洋セメント インドネシアSIグループとの業務提携 正式に締結
太平洋セメント(本社:東京都文京区)は12月8日、インドネシアのPT Semen Indonesia(Persero)Tbk(所在地:ジャカルタ特別州、以下、SI社)並びにSI社の子会社PT Solusi Bangun Indonesia Tbk(所在地:ジャカルタ特別州、以下、SBI社)との基本合意書に則り、7月に予定していた3社間での業務提携を締結したと発表した。
業務提携の分野はエネルギー―効率推進、温室効果ガス排出対策、工場副原料等の調達と活用、廃棄物処理事業、石灰・石灰石事業、建材事業、生コン・骨材事業、セメント・クリンカのトレーディング事業。
3社は、SBI社の株式取得と取締役、監査役派遣に関する資本提携に向けて協議を継続していく。
東横イン プノンペンのホテル運営権をOCICに譲渡 カンボジアから撤退
東横イン(本社:東京都大田区)は、12月10日でカンボジアの首都プノンペンのホテル「東横INNプノンペン」としての営業を終了、12日付で同ホテルの運営権をオーナーのOverseas Cambodian Investment Corporation(OCIC)に譲渡した。コロナ禍で宿泊客が減少、業績が低迷していた。
同ホテルは今後、「Toyoko Inn with Dara」として運営される。
木製パレットの廃材をヴィンテージ家具等に再生へ JPR・PHJ
日本パレットレンタル(本社:東京都千代田区、以下、JPR)は12月10日、木製廃パレットや建築廃材などをヴィンテージ家具等に再生させているパレットハウスジャパン(本社:大阪府東大阪市、以下、PHJ)と連携し、環境貢献への取り組みを加速していくと発表した。
JPRは木製パレットの廃材をPHJに提供する。通常なら産業廃棄物として処理される木製パレットが、ヴィンテージ家具やDIY向け建材などに新たに生まれ変わることに寄与する。
熊谷組とNEC ローカル5G活用し無人化施工へ実証実験を実施
熊谷組(本社:東京都新宿区)と日本電気(本社:東京都港区、以下、NEC)は12月10日、自然災害等の工事現場におけるネットワーク対応型無人化施工を想定した実証実験を実施し、ローカル5G(第5世代移動通信)を活用した4K映像の伝送および重機模型のVR遠隔操作に成功したと発表した。
実証実験はNECの玉川事業場(所在地:神奈川県川崎市)に設置したローカル5Gラボに仮想現場環境を用意し、実証実験を実施した。無人化施工VR技術、360度映像および4K、2K映像の伝送をローカル5G上で検証し、大容量、低遅延かつ多次元的な通信がリアルタイムに実施できることを確認した。両社はICTを活用した無人化施工の実運用を目指す。
三井住友海上 シンガポールのCarro社と自動車関連ビジネスで業務提携
MS&ADインシュアランスグループホールディングス傘下の三井住友海上火災保険は12月11日、東南アジア最大のオンライン自動車取引プラットフォームを提供するシンガポールのTrusty Cars Pte.Ltd.(以下、Carro社)との業務提携に合意したと発表した。
三井住友海上はインライン上での自動車関連ビジネスエコシステムの構築で先行するCarro社と提携することで、顧客体験価値の向上に資するノウハウを収集し、自動車保険の新たなビジネスモデル構築を目指す。