みらかホールディングス(本社:東京都新宿区)は6月2日、連結子会社エスアールエル(本社:東京都新宿区、以下、SRL)が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のPCR検査における検体種別に唾液を追加し、同日より医療機関からの受託を開始したと発表した。
同社グループは遺伝子検査法(リアルタイムRT-PCR法)を用いて検査を実施しており、グループのPCR検査のキャパシティは現時点で1日当たり約4,200件となる。
旭化成ファーマ 中国で排尿障害改善剤「フリバス」の新薬承認を取得
中本パックス ベトナムの子会社設立手続き完了 21年3月稼働
デンカ 6/1から「アビガン」原料のマロン酸ジエチルの出荷開始
山九など3社が次世代型貿易物流プラットフォーム「ロジラボ」設立
山九(本社:東京都中央区)、STANDAGE(本社:東京都港区)、LOZI(本社:名古屋市中区)の3社は5月28日、共同で貿易物流業界で先端テクノロジーを活用するための研究・開発を目的として、合同研究機構「ロジスティクス・ラボ」(以下、ロジラボ)を発足し、6月1日より運営を開始すると発表した。
第1弾として、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている中小企業を対象に、3社の各々の強みを活かし「出荷納品」「物流追跡」「国際決済」等の貿易業務を、ワンストップでサポートしていく。これに先立ち3社は、日本-ナイジェリア間での貿易実証実験を行い、各種業務や物流の一部機能が円滑に進行できることを確認している。
ジューテックHD ベトナム・ハノイ市に合弁で現地法人設立
クレステック 中国・蘇州子会社の出資比率70%に引き上げ
取扱説明書の作成や印刷事業を手掛けるクレステック(本社:静岡県浜松市)は5月29日、豊田通商との間で、クレステックの連結子会社SUZHOU CRESTEC PRINTING CO.,LTD.(所在地:江蘇省蘇州市、以下、蘇州クレステック社)への出資持分の20%を取得すると発表した。これにより、クレステックの蘇州クレステック社への出資比率は70%となる。取得価額は1,717万人民元(約2億5,800万円)。譲渡実行日は6月下旬の予定。
蘇州クレステック社は、中国市場を中心に電気全般および輸送機器メーカーのマニュアル印刷を手掛けている。近年は欧米を含めた製薬メーカーからの医薬品分野に関するマニュアル(添付文書)印刷の取引が増加している。
日工 タイに12億円投じアスファルトプラント アジアで競争優位性
プラント建設・諸資材を手掛ける日工(本社:兵庫県明石市)はこのほど、タイ・チョンブリ県ピントン4工業団地内に全額出資による現地法人を設立すると発表した。新会社「Nikko Ni1 Khoso1 Co.,Ltd.」(予定)の資本金は1億2,000万タイバーツ(約4億円)。6月25日に設立する予定。アスファルトプラントおよび産業機械の製造・販売を手掛ける。
新工場の敷地面積4万542㎡、工場面積4,536㎡。投資総額3億5,000万タイバーツ(約12億円)。生産能力はアスファルトプラント年間30台および産業機械900トン。2020年8月に着工し、21年10月稼働する予定。
タイに独立した製造会社を設立し、製品の現地製造を行うことにより、コスト削減およびリードタイムの短縮を図ることで顧客ニーズに応え、中国・上海工場を合わせアジア全体で競争優位性を高めることが狙い。
シナネンHD 韓国の90MWの大型陸上風力発電事業に参画
タカラバイオ 唾液を検体としてコロナのPCR検査が行えることを確認
タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は6月2日、同社が5月1日に発売した新型コロナウイルスのPCR検査キット「SARS-CoV-2 Direct Detection RT-qPCR Kit」が、唾液を検体として迅速・簡便にPCR検査が行えることを確認したと発表した。
新型コロナウイルスのPCR検査には通常、被験者の鼻や喉の奥から検体を採取する方法が行われているが、被験者の身体的な負荷がかかるうえ、採取時のくしゃみや咳により、採取する医療従事者への感染リスクが高まるといわれている。こうした被験者負担と感染リスクのより低い方法として、唾液を検体とする方法が求められていた。唾液を検体とするこのキットによる検査は、行政検査に使用できるだけでなく、公的医療保険の適用対象ともなる。