大手建設コンサルタントの長大(本社:東京都中央区)は5月11日、フィリピン・ミンダナオ島カラガ地域で全体計画150MW(メガワット)の開発のうち、第1フェーズの「ミンダナオ島カラガ地域33MW風力発電プロジェクト」に本格的に着手すると発表した。
同プロジェクトは自然電力、エクイパルコ・コンストラクション・カンパニー社、エクイパルコ・ホールディングス社、カラガ・ウィンド・エナジー社とともに、環境省「2019年度から2021年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業)」の採択を受けている。
武藤工業 5/15より医療機関にフェイスシールドを無償提供
中外製薬 シンガポール科技庁とコロナ治療薬で共同研究開始
NTTなど4社が電動車両の普及を目的に活用推進コンソーシアム
ソニーとANA 次世代遠隔操作ロボの開発協力で基本合意
塩野義製薬 新型コロナのワクチンを20年度にも限定提供
日本アンテナ 中国子会社が中国・蘇州市の同業を子会社化
平田機工 インドネシア農業研究開発庁と植物遺伝資源で共同研究開発
日本の企業2社が共同でカンボジアでハイブリッド発電事業
カンボジアの現地メディアによると、太陽光発電関連製品の製造・加工を手掛けるWWB(所在地:東京都)は、カンボジアの首都プノンペンに隣接するカンダール州で、再生可能エネルギー発電事業を展開するアウラグリーンエナジー(所在地:青森市)と共同で、バイオマスと太陽光を利用したハイブリッド発電事業を推進する計画だ。
WWBとアウラグリーンエナジーの両社は、同国最大の集荷・精米会社、AKRの精米工場内にもみ殻を燃料とするバイオマス発電施設(0.5メガワット)と、太陽光発電施設(1メガワット)を建設する。2021年に発電開始し、AKRに売買するとともに余剰電力は外部に販売する。
この発電施設は、日本の環境省が温室効果ガス削減や低炭素技術の普及を目指して推進する「二国間クレジット制度」の一環で導入され、二酸化炭素の排出量を年間約1,800トン削減する計画。
レノバ ベトナム・クアンチ省の3陸上風力発電事業に参画 海外初
再生可能エネルギー発電事業を手掛けるレノバ(本社:東京都中央区)は5月8日、初の海外における再生可能エネルギー発電事業として、ベトナム・クアンチ省で開発が進められている3つの陸上風力発電事業(合計設備容量144.0メガワット)へ出資・参画したと発表した。
ベトナムの電力事業者、Power Construction Joint Stock Company No.1(以下、PCC1)が開発を進める陸上風力発電事業に参画する。同社の出資比率は40%。5月に着工し、2021年10月末までに運転開始する予定。
レノバは現在、太陽光発電やバイオマス発電の運転中および建設中の設備容量は600メガワット規模を超えるとともに、約700メガワットの大規模な洋上風力発電事業の開発を進めている。