画像処理検査装置のヴィスコ・テクノロジーズ(本社:東京都港区)は3月13日、マレーシアのペナン州に全額出資による子会社を設立し、4月6日より営業開始すると発表した。新会社「VMY TECHNOLOGIES SDN.BHD.」の資本金は100万マレーシアリンギット。画像処理検査装置の販売を手掛ける。電子部品をはじめとする日系および外資企業の製造ラインの検査自動化ニーズに応えていく。同事業の海外の販売拠点は中国、タイに次ぎ3カ所目。
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東芝インフラS バングラデシュのダッカMRT向け回生電力貯蔵装置を受注
東芝インフラシステムズ(本社:神奈川県川崎市幸区)は3月11日、バングラデシュのダッカ都市高速鉄道(以下、MRT)6号線向けとして、回生電力貯蔵装置(以下、TESS)をインドの大手EPC(Engineering、Procurement、Construction)事業者であるラーセン&トゥブロ社から8セット(2MW×7セット、500KW×1セット)受注したと発表した。2020年鋼板から順次納入する予定。
TESSは、列車がブレーキをかけた際に発生する回生電力を蓄電池に充電し、列車が加速するための電力として再利用することで、従来使われていなかった回生電力を有効活用することができる鉄道向け地上設備。蓄電池には同社が開発した長寿命のリチウムイオン二次電池「SCiB(TM)」を活用している。
MRT6号線はバングラデシュ初の都市鉄道の一つで、ダッカ市内を全線高架で南北につなぎ、全長約20km、16駅で構成される予定。
東大・日立 ゲノム解析でスパコンの解析時間80%削減を実証
東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターは3月10日、日立製作所(本店:東京都千代田区)の協力のもと、最新型のヒトゲノム解析用スーパーコンピュータシステムShirokane5を用いて、がんゲノム医療における全ゲノムデータ解析の高速化に向けた検証を行い、解析時間を従来比約80%削減することに成功したと発表した。従来10時間以上を要していた解析時間を、最短1時間45分で解析することに成功した。
これにより、東大医科研ヒトゲノム解析センターは、個人のヒトゲノムの特徴に応じたがんや生活習慣などの予防・診断・治療法の研究を加速し、Society5.0時代のゲノム情報を活用した個別化医療の実現を支援する。