外食業界で不採算店舗閉店の動き加速 新型コロナ禍で

新型コロナウイルス感染拡大の影響で大きな打撃を受けた外食業界で、不採算店舗閉店の動きが加速している。コロワイドは直営店196店、ワタミは65店、大戸屋は12店をそれぞれ閉店することを決めている。ロイヤルホールディングスは2021年12月までにレストラン「ロイヤルホスト」、天丼チェーン「てんや」など約70店を閉店することを明らかにしている。
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、多くの職場でテレワーク(在宅勤務)の勤務形態が広がり、消費習慣やアフターファイブの過ごし方も変化すると見込まれることから、外食各社は収益力の改善、向上を図るため、居酒屋業態を中心とした店舗閉店および店舗の統廃合に動いている。

貝印 インド・デリー市民へ爪切り5,000個を無償配布

総合刃物メーカー、貝印(本社:東京都千代田区)は5月28日、新型コロナウイルス感染防止に向け、インド現地法人、カイ マニュファクチュアリング インディア有限会社の主導で、インド仕様のピック付き爪切り「KAI Tsumekiri」約5,000個を、デリー市内の学校や警察へ無償配布すると発表した。日本式のマナー・ルールに沿った、衛生面から爪切りを使うことの大切さを伝える。

レナウン 300名めどに希望退職者を募集 財務状況改善へ

レナウン(本社:東京都江東区)は5月28日、300名程度をめどとする希望退職を募ると発表した。募集期間は6月4~11日。同社は経営破たんし、東京地方裁判所に民事再生法を申請。5月15日、東京地裁より再生手続き開始決定および管理命令を受け、同地裁より選任された管財人のもと、同社グループの事業の維持・再生に取り組んでいる。
悪化している財務状況、資金繰りを改善するため、販売戦略の見直し、経費節減、不採算店舗の閉鎖の検討等の施策を講じており、今回この一環として希望退職の募集を行うことになった。

日産自 6,712億円の巨額赤字に 世界の生産を2割削減

日産自動車の2020年3月期の連結決算は、最終損益が6,712億円の赤字(前の期は3191億円の黒字)となった。新型コロナウイルスの感染拡大などで世界各地での販売減が響いた。構造改革費用を約6,000億円計上、インドネシア工場を閉鎖するほかスペイン工場も閉鎖を予定。これにより、世界の生産能力を2割減らし、2019年3月期の年間720万台から540万台とする。こうした施策により固定費を2021年3月期までに3,000億円圧縮する。
同社の最終赤字はリーマン・ショック直後の2009年3月期以来、11年ぶり。赤字額カルロス・ゴーン元会長のもと、経営再建を進めていた2000年3月期の6,843億円に次ぐ規模。

マクニカネットW 台湾のTeam T5社とサイバー攻撃で共同リサーチ

セキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス(本社:横浜市港北区)は5月26日、台湾に本社を置きアジア太平洋地域のサイバースパイ活動に対するリサーチで実績のあるTeam T5と標的型攻撃グループの調査で共同リサーチを開始したと発表した。
活動の成果として、2019年度下期に日本に着弾した標的型攻撃に関する調査レポート「標的型攻撃の実態と対策アプローチ」をTeam T5と共同著書し、公開する。

マツダ 医療現場向けフェイスシールドフレームを供給開始

マツダ(本社:広島県安芸郡府中町)は5月26日、ジェイ・エム・エス(所在地:広島市)および石井表記(所在地:広島県福山市)と連携し、医療現場で活用可能なフェイスシールドの供給を開始すると発表した。5月25日からフェイスシールドフレームの生産を開始し、順次納入する。石井表記が生産するシールドフィルムと組み合わせ、初回分として約3,000個を広島県を通じて、地域の医療機関に届ける予定。

リバネス シンガポールのAIプラットフォームベンチャーに出資

リバネス(本社:東京都新宿区)は5月27日、海外子会社Leave a Nest Singapore Pte.Ltd.(本社:シンガポール)が、言語解析などのマイクロサービスを強みとするAIプラットフォームベンチャー、Sentient.io Pte Ltd(本社:シンガポール)に出資したと発表した。Sentient.io社は、2017年5月に設立したA*STAR(シンガポール科学技術研究庁)が支援するAIプラットフォームベンチャー。
今回の出資により、日本での営業活動の支援を通じてSentient.io社の日本進出を加速させるとともに、リバネスグループの東南アジア戦略に向けて、現地特有の”訛り”の解析を可能にするAIプラットフォームを確立するため、Sentient.io社との連携を強化していく。

国分G シンガポールでコモンウェルスGの卸売事業会社TCGC社へ出資

国分グループ本社(本社:東京都中央区)は5月27日、100%子会社KOKUBU SINGAPORE Pte.Ltd.が、コモンウェルスグループの卸売事業会社TCGC Pte.Ltd.(本社:シンガポール)へ出資したと発表した。4月13日に株式引き受けを完了した。KOKUBU SINGAPOREの出資比率は70%。これにより、TCGC Pte.Ltd.は、KOKUBU Commonwealth Trading Pte.Ltd.に社名変更する予定。

双日 遠隔医療サービスのヘルスケアスタートアップ企業に出資

双日(本社:東京都千代田区)は5月26日、ICT/AIを活用した遠隔医療システムを提供するシンガポールのスタートアップ企業のテツユウ・ヘルスケア・ホールディングス(本社:シンガポール、以下、THH社)による第三者割当増資を引き受け、出資したと発表した。
同システムは、日本の在宅医療のケアマネジメントと最先端のICT/AI画像診断技術を組み合わせて開発され、シンガポールで提供が始まっている。糖尿病性皮膚疾患や褥瘡(じょくそう)の治療を対象とし、日本での早期導入に向けても東京大学と研究室や医療現場と実証実験中という。

住友商事 子会社のスミトロニクスが中国・無錫市でEMS新工場

住友商事(本社:東京都千代田区)は5月25日、100%子会社で電子機器の製造受託サービス(EMS)を手掛けるスミトロニクス(所在地:東京都千代田区)を通じ、大日光・エンジニアリングと共同で、中国江蘇省無錫市でEMS事業を担う新工場を設立すると発表した。
新工場「蘇拓電子(無錫)有限公司」の資本金は4,500万人民元で出資比率はスミトロニクス上海86%、トロア無錫14%。2020年6月に設立する予定。新工場はスミトロニクスが初めて中国国内に保有する自社工場。