シャープ(本社:大阪府堺市)は3月24日、三重工場(所在地:三重県多気郡多気町)で、不織布マスクの生産を開始したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で恒常的なマスク不足が指摘される中、日本政府の要請に応えるもの。生産量は当初日産約15万枚で、同50万枚への増産を目指す。3月下旬より順次政府へ納入する。その後、「SHARP COCORO LIFE」のECサイトでも販売する。
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島津製作所 全ゲノム解析のスタートアップiLACと資本業務提携
島津製作所(本社:京都市中京区)は3月23日、全ゲノム解析を手掛ける筑波大学発スタートアップ企業、iLAC(本社所在地:茨城県つくば市筑波大学高精細医療イノベーション棟、アイラック)と、資本業務提携を結んだと発表した。
iLACは一人ひとりの体質や病状に合った適切な投薬や治療を行う「プレシジョン・メディスン」(個別化医療)の実現を目指しており、自動前処理装置や次世代ゲノムシーケンサーを駆使した高精度ゲノム解析技術が強み。島津製作所はiLACを含む多様な事業パートナーと協力してマルチオミクス解析ソフトウエアおよび自動前処理システムを開発することで、主力製品である質量分析計の販売拡大を目指す。また、今回の資本業務提携を通じて健康寿命の延伸に寄与する「アドバンスト・ヘルスケア」を推進していく。