臨床検査薬・臨床検査機器の製造、販売を手掛ける富士レビオ(本社:東京都新宿区)は4月28日、新型コロナウイルスの抗原を迅速かつ簡便に検出する検査キットを体外診断用医薬品として4月27日に独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)に製造販売承認を申請したと発表した。
このキットは、酵素免疫測定法とイムノクロマトグラフィー技術を組み合わせた迅速診断キットのプラットフォームを用いており、採取した検体中に含まれる新型コロナウイルスの抗原を検出する。特別な検査機器を必要とせず、簡便かつ短時間で検出結果が得られるのが特徴。
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インパクトHD インド事業のコンビニでデリバリーサービス導入
流通・サービス店舗に特化したアウトソーシング事業を展開するインパクトホールディングス(本社:東京都渋谷区)は4月28日、同社がインドで出資するCoffee Day Econ Private Limitedが展開するコンビニエンスストア『Coffee Day essenntial』で、4月17日からインド・バンガロールに拠点を置くデリバリー業者、Dunzo(ダンぞー)経由での、生活必需品のデリバリーサービスを導入したと発表した
Dunzoは、インドの大手デリバリーサービスアプリ運営企業Dunzo Digital Private Limitedが提供するデリバリーサービスアプリ。Dunzoアプリ内に、バンガロールエリア内で6店舗、デリーエリア内で7店舗を掲載し、デリバリーサービスする。
インドは今、新型コロナウイルスの感染拡大により全土でロックダウン(都市封鎖)の状況にあり、とりわけ都市部での生活必需品のデリバリーサービスに対する需要が高いとみられる。
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トヨタG 医療用フェイスシールドの月産7万個体制へ本格取り組み
トヨタ自動車並びにトヨタグループ各社は4月28日、これまで1週間当たり500~600個だった医療用フェイスシールドの生産能力を4月27日から約20倍となる月産4万個(1日当たり約2,000個)レベルでの生産を開始したと発表した。さらに設備を増強、今後同約7万個(同約3,600個)レベルまで拡大する予定。
トヨタ自動車東日本では自社生産の医療用フェイスシールドを4月20日に宮城県に3,000個を提供している。豊田合成、ダイハツ工業、日野自動車でも試作を開始しているほか、豊田自動織機は4月29日から月産1万個(1日当たり約500個)の生産を予定。トヨタ車体も5月中旬の生産開始に向けて検討を進めている。