アイリスオーヤマ(本社:宮城県仙台市)は4月22日、日本政府からの増産要請に対応するため、6月稼働予定の宮城県角田工場のマスク生産能力を月間1億5,000万枚に増強すると発表した。これに伴う投資総額は約30億円。稼働時期は2020年7月を予定。新規雇用人員は100名。
この結果、同社の日本国内へのメルトブロー、スパンボンドあわせた不織布マスク供給体制は、中国(大連工場、蘇州工場)の月間8,000万枚と合わせ月間2億3,000万枚となる。
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IHI AIで瞬時に非接触で体表面温度のみ測定 感染リスク低減
IHIは4月17日、子会社のIHI検査計測(本社:横浜市金沢区、以下IIC)が、AIによる顔認識機能により、対象者の体表面温度のみを瞬時に非接触で測定し、異常体温者自動的に通知するシステム『FeverCheck』の販売を4月20日に開始すると発表した。このシステムは新型コロナウイルス禍の現在の状況下、オフィス、商業施設などでの接触による感染リスクを大幅に低減でき、社会活動の継続と流行の抑制に寄与するものと期待される。
赤外線&光学の双眼カメラ、ディスプレイ一体型PC、キャリブレータなどで構成。これら構成機器はすべて1つのキャリーバッグに収納。測定範囲は30~45℃、測定精度±0.3℃、測定距離2~3m、電源100~240V。設営の所要時間は20分程度。