日本触媒と三洋化成工業は11月29日、経営統合することで最終合意し、2020年10月に発足する持ち株会社の社名を「Synfomix(シンフォミクス)」とすると発表した。会長に三洋化成の安藤孝夫社長、社長に日本触媒の五嶋祐治朗社長が就く。
タイのノックエアが12/18からバンコク―広島便就航
フルキャスト「特定技能」の外国人労働者紹介サービスを提供開始
総合人材サービスのフルキャストホールディングス(本社:東京都品川区、以下、フルキャスト)は12月2日、連結子会社フルキャストインターナショナル(本社:東京都品川区)が特定技能ビザをを取得した外国人労働者を対象とした人材サービス(人材派遣・人材紹介)の提供を、12月1日付で開始したと発表した。 紹介する外国人労働者は、事前に同社でスクリーニングし、海外現地で日本語教育、技能教育、入国前の事前研修など手厚い研修を実施。東南アジア各国の優秀な送り出し機関と強い関係を持つAdvancer Global Limited(本社:シンガポール、以下、Advancer社)と連携し、企業の即戦力となる、中国・ベトナム・フィリピン・インドネシア・ミャンマーなどの優秀な外国人の紹介サービスを実施する。
ニプロ インドの2州に新たに拠点開設 地域密着、直販体制強化
富士通 スーパーコンピュータ「富岳」の出荷を開始
富士通は12月2日、理化学研究所(所在地:神戸市、以下、理研)と共同開発し、文部科学省が2021年から2022年ごろの共用開始を目指し推進している、スーパーコンピュータ「富岳」の出荷を同日より開始すると発表した。今回出荷される第1号機は、高性能CPU15万個以上を接続して構成するスーパーコンピュータシステム「富岳」を成すコンピュータラックの一つで、富士通は今後も順次、理研の計算科学研究センターに向け出荷・納入し、設置・調整を行う。 富岳の製造は富士通ITプロダクツ(所在地:石川県かほく市)で行っている。富岳は前世代のスーパーコンピュータ「京」と比べ、最大で100倍のアプリケーション実効性能を、約3倍程度の消費電力で実現することを目指し開発されている。そのプロトタイプは11月に米国デンバーで開催されたハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)に関する国際会議(SC19)で優れた消費電力性能を示すGreen500で世界1位を獲得している。
イオン ベトナム・ハノイ市で「イオンモールHa Dong」開業
イオン、イオンモールは12月3日、ベトナム・ハノイ市で12月5日、2モール目となるショッピングモール「イオンモールHa Dong(ハドン)」をオープンすると発表した。今回のグランドオープンに先立ち、11月26日に核店舗のイオンベトナムが先行オープンしている。 同モールはベトナム最大の延床面積15万㎡に、ベトナム国内外から221店舗が出店。全店舗の約40%が、ベトナム初、ハノイ市初、ショッピングモール初出店のブランドを導入。地域の顧客に新たなモール体験を提供する。また、全館で3割を超す80店舗の飲食店を展開。地域最大級約3000㎡の面積に1000席を擁するフードコートには、ベトナム各地の料理や世界各国の料理21店舗を集結している。
日立オムロン インド生産子会社が紙幣還流式ATMの出荷台数1万台を突破
トヨタ紡織 独AUNDE社との協業でインドの自動車内装材事業強化
トヨタ紡織(本社:愛知県刈谷市)は11月29日、インドのTB Kawashima Automotive Textile India Private Limited(以下、TBKI)について、連結子会社のTBカワシマが保有するTBKI株式の一部を、AUNDE Achter&Ebels GmbH(本社:ドイツ、以下、AUNDE社)へ譲渡し、合併会社を設立すると発表した。 TBKIの所在地はインド・カルナータカ州。資本金10億9,400万インドルピーで株式譲渡後の出資比率はTBカワシマ51%、AUNDE社49%。AUNDE社との協業により、TBKIの内装材(シートファブリック)事業の顧客をさらに拡大し、競争力強化を図っていく。