旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は3月2日、2020年10月期連結決算の業績予想を下方修正し、2019年12月時点で110億円の黒字を見込んでいた最終利益が11億円の赤字になる見込みだと発表した。世界各地で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大により、相次いで海外ツアーが中止に追い込まれていることが大きく響く。なお、売上高は従来予想より13.9%少ない7,750億円、営業利益は91.2%少ない17億円と見込んでいる。同社によると、最終赤字となるのは1980年の創業以来初めて。
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フマキラー 3除菌剤のコロナウイルス科に対する効果を確認
フマキラー(本社:東京都千代田区)は2月28日、新型コロナウイルスと類似するネコ腸コロナウイルスへのウイルス不活化試験を外部試験機関(一般社団法人 北里環境科学センター)で実施し、3除菌剤でその効果を2月19日に確認したと発表した。①キッチン用アルコール除菌スプレー(アルコール濃度49v/v%)②アルコール除菌プレミアム ウイルシャット(アルコール濃度63v/v%)③ウイルシャット ノンアルコール除菌プレミアム(アルコール不使用)の3製品で、ウイルス不活化試験(TCID50法)で、感染価を大幅に低減させることがデータで確認された。
ネコ腸コロナウイルスと新型コロナウイルスは、ウイルス学的に同じコロナウイルス科に分類され、同じ構造をしている。したがって、同社ではこれら3製品は新型コロナウイルスに対しても、同様の効果を発揮すると考えているとしている。
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ミライトHD シンガポールの電気・設備工事のYL社を子会社化
ミライト・ホールディングス(本社:東京都江東区)は2月28日、連結子会社、Lantrovision(s)Ltd(本社:シンガポール、以下、Lantrovision社)が、YL Integrated Pte Ltd(所在地:シンガポール、以下、YL社)の発行済み株式数の85%を取得することで合意したと発表した。取得価額は非公開。契約締結日は2020年3月31日の予定。
YL社を子会社化することにより、Lantrovision社が主要事業とするデータセンター等の通信ケーブリングに加え、電気・電気設備の施工・保守も合わせてサービスを提供する体制を整え、グローバル事業の中長期的な事業領域および収益の拡大を図っていく。
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JFEスチールなどミャンマーのカラー鋼板設備が稼働
JFEスチールなど4社は2月27日、持株会社を通じて設立した事業会社「JFE MERANTI MYANMAR Co.,Ltd.」(所在地:ミャンマー・ヤンゴン ティラワ工業団地内、以下、JFEメランティ社)が進めるカラー鋼板の製造設備が完成し、稼働を開始したと発表した。これはJFEスチール、JFE商事、伊藤忠丸紅鉄鋼、阪和興業の4社がミャンマーで設立した事業会社、JFEメランティ社が推進している建材向けの溶融亜鉛めっき・カラー鋼板の製造プロジェクト。溶融亜鉛めっき鋼板の製造設備は2020年半ばの稼働を予定している。
JFEメランティ社の生産能力(計画)は、溶融亜鉛めっきライン1基で年間18万トン、カラーライン1基で年間10万トン。