リネットジャパングループ(名古屋本社:名古屋市中村区)は4月24日、同社が発行済みの株式を100%保有するカンボジアのチャムロン マイクロファイナンス(以下、チャムロン社)に対して、300万米ドルを増資すると発表した。
増資予定は4月中。増資後の資本金は522万4,201.47米ドルとなる。チャムロン社は2018年の同社による買収以降、着実な成長を続け、貸付残高は買収時と比べ170%を超える伸びを示している。
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王子HD 医療用ガウン、マスク用に不織布の生産体制増強
王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は4月24日、グループ会社の王子ネピア(本社:東京都中央区)が、新型コロナウイルスの医療現場で不足している医療用ガウン、マスク用の不織布の生産体制を増強すると発表した。
王子ネピア・パーソナルケア名古屋工場(所在地:愛知県春日井市)に月間約80トンの不織布の供給体制を整備する。これにより医療用ガウンの基材を月に80万着分供給することが可能になる。5月中旬から出荷開始の見込み。また、王子ネピアおよび新タック化成(本社:香川県三豊市)は、全国的に不足しているマスク生産設備を、新タック化成の山本工場(所在地:香川県三豊市)内のクリーンルーム内に導入する。生産量は月間約200万枚で、6月下旬から生産開始する見込み。
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IIJ リモートアクセスサービス設備を大幅増設 企業のテレワーク急増で
インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区)は4月23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて急増する企業のテレワーク需要に対応するため、リモートアクセスの設備を数倍規模に増設すると発表した。
同社は、クラウド型リモートアクセスとして①メールや社内システム利用など一般的な業務に適した「IIJ GIOリモートアクセスサービス」②高い通信品質で、Web会議等のリアルタイム性が要求される用途に最適なVPNサービス「IIJフレックスモビリティサービス」-を用意している。このうち、②には4月20日時点の契約デバイス数累計は5万台超と、2月末時点と比べおよそ2.5倍となっている。さらに3月に申込されたデバイス数は、前月までの月平均の申込数と比べ約9倍に急増。企業におけるテレワークの導入が急速に進んでいることをうかがわせる。
こうした状況を受け、IIJは今後、現状の数倍の顧客(数十万デバイス)を収容できる規模まで増強していく。
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IHI マレーシアTNBJと火力発電ボイラの異常予兆検知を実証
IHI(本社:東京都江東区)とマレーシア大手電力会社TNB社の子会社、TNBJ社は4月22日、TNBJ社が運営するマンジュン石炭火力発電所(所在地:マレーシア・ペラ州マンジュン)で、IOTを活用した火力発電所向け遠隔監視サービスの実証試験を完了し、予定通りの結果を確認したと発表した。この実証実験はIHIが開発した設備不具合の診断システムを活用した試験であり、発電所のリアルタイム監視ならびにトラブル事象発生を未然に防止することに貢献するもの。
同発電所ボイラ内部での石炭灰閉塞の予兆検知を可能とし、突発的なトラブルによる発電所の計画外運転停止の削減につなげる。また、今後診断メニューを拡充し、遠隔監視サービスのさらなる高度化に取り組む予定。