豊田合成(愛知県清須市)は11月13日、グローバルでのエアバッグの需要拡大に対応するため、ベトナムのエアバッグ部品の生産子会社、豊田合成ハイフォン(TGHP)の生産能力を1.5倍に増強すると発表した。TGHPのタイビン工場に新棟を建設し、2023年度のベトナムでのバッグ(衝突時に膨らむ袋)の生産能力を2018年度の約1.5倍となる年間2500万個に拡大する。これに伴う設備投資額は約18億円で、2020年5月に着工、2021年10月に生産開始する。 豊田合成は中期経営計画で、エアバッグを中心とするセーフティシステム製品を重点事業と位置づけ、2023年度のグローバルでのエアバッグの生産能力を2018年度の約1.6倍となる年間1億個に増やす計画。
アイシン精機 インドの理科大学院とAI汎用性で共同研究
アイシン精機(本社:愛知県刈谷市)は11月14日、インド理科大学院(以下、IISc)と人工知能(AI)分野での共同研究契約を締結したと発表した。両者はAIの汎用性に取り組む。汎用性の導入により、過去の経験で得たドメイン、タスクの知識を、未来の経験に活かすという、人間と同等の適応能力を実現できる可能性があるという。近い将来、継続学習の検討へと発展させる計画。同時に品質検査、予知保全、コネクティッドなどの幅広い分野への研究成果の適用を目指す。 IIScは、基礎から応用に至るまでの幅広い分野に計42部門があり、約500名の教授・教員、約2,750名の博士課程学生、約950名の修士課程学生が在籍。とくにAI分野の研究ではインドトップレベルという。
旭化成アドバンス ベトナム・フンエイ省でエアバッグ縫製加工事業
大和証券G本社 子会社がミャンマーでマイクロファイナンス事業で合弁
大和証券グループ本社(本社:東京都千代田区)は11月14日、子会社の大和PIパートナーズ(本社:東京都千代田区)が、ミャンマーでマイクロファイナンス事業を運営するOK Myanmar Company Limited(以下、OKM社)との間で合弁会社、Do Microfinance Company Limited(以下、DO MFI社)を設立し、ミャンマー当局よりMicrofinance Business Licenseを取得のうえ、ミャンマーでマイクロファイナンス事業を開始することになったと発表した。 こうした方針に基づき、OKM社のマイクロファイナンス事業は2019年10月1日をもってDO MFI社に承継され、同日よりDO MFI社でマイクロファイナンス事業が開始されている。DO MFI社はヤンゴンに加えて、その他の主要都市への事業拡大や新商品の提供を図り、さらなる金融包摂の実現を目指す。
マツモトキヨシHD ベトナムのロータスGとドラッグストア事業で合弁
オプティム ベトナムVNPTとAI・スマート農業で業務提携
AI・IoT・ビッグデータプラットフォームを手掛けるオプティム(東京本社:東京都港区)は11月13日、Vietnam Posts and Telecommnication Group(本社:ベトナム・ハノイ、以下、VNPT)と、ベトナムにおけるAIサービスおよびスマート農業分野における業務提携に関する覚書(以下、MOU)を締結したと発表した。 オプティムが提供する「OPTiM AI Camera」などのAIサービスをカスタマイズしたうえで、ベトナムの各種店舗や施設へ導入し、マーケティングセキュリティなどの領域で支援するサービス展開を目指す。スマート農業事業では、米を中心に農産物の一大産地であるベトナムに、ピンポイント農薬散布テクノロジーおよびピンポイント施肥テクノロジーを導入することで農産物の生産性と品質を向上し、安心・安全な農産物の安定的な生産体系構築を目指す。
丸紅 シンガポールのオンライン金融事業に参入,中国・Zall社と合弁で
丸紅(本社:東京都中央区)は11月13日、企業間オンライントレード(電子商取引)pラットフォームを運営する中国大手のZall Smart Commerce Group Ltd.(以下、Zall社)と共同で設立したZMA smart CAPITAL Pte.LTD.(以下、ZMA社)が、オンライン上で成立する企業間貿易取引を対象としたトレードファイナンス(貿易金融)サービスの提供を開始したと発表した。ZMA(所在地:シンガポール)の株主構成は、Zallグループ51%、丸紅グループ49%。丸紅はこの事業の運営を通じて、新たな事業領域となるオンライン金融事業へ参入し、今後のファイナンスビジネスの進化を目指す。
SCSK ミャンマー・インドネシアに現地法人、アジアで事業拡大へ
三菱ケミカル 台湾およびタイのグループ会社を統合
三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は11月13日、台湾およびタイのグループ会社を統合すると発表した。台湾ではグループ3社と台湾事務所を、タイではグループ3社をそれぞれ2020年4月1日をめどに統合する。 台湾ではグループの太洋新技股份有限公司、太洋化成股份有限公司、太洋製膜股份有限公司の3社と三菱ケミカル台湾事務所を統合、「台灣三菱化學股份有限公司」(所在地:新竹県)とする。同新会社の資本金は3億9,000万台湾ドルで、三菱ケミカルが全額出資する。従業員数は約460名(3社合算)。また、タイではグループのMitsubishi Chemical(Thailand)Co.,Ltd、Mitsubishi Chemical Performance Polymers(Thailand)Co.,Ltd、RHOMBIC(Thailand)Co.,Ltdの3社を統合、「Mitsubishi Chemical(Thailand)Co.,Ltd.」(所在地:バンコク)とする。同新会社の資本金は5億8,100万タイバーツで、三菱ケミカルが全額出資する。従業員数は約230名(3社合算)。
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