日産自動車(本社:横浜市西区)と三洋化成工業(本社:京都市)は4月16日、三洋化成の子会社APB(本社:東京都千代田区)に、次世代リチウムイオン電池「全樹脂電池」の技術ライセンスを供与すると発表した。ライセンス料は非公表。今回の契約締結により、APBは国内外における自動車用途を除く全樹脂電池の開発、製造および販売の権利を取得する。APBは全樹脂電池の量産を2021年に開始する計画。
大手ゼネコンなど全国の建設現場の工事原則中止へ 緊急事態拡大で
日本光電 人工呼吸器を増産 6カ月で1,000台の供給目指す
P&G 6月下旬から滋賀工場でマスク生産開始
住友化学 医療用ガウン向けフィルムを提供 新型コロナ対策で支援
東芝”接触削減”へ5/6まで国内全拠点を原則休業 対象7万6,000人
テス・エンジニアリング インドネシアのIGE社を子会社化
豊田通商 ミャンマー電力エネルギー省から水力発電所の改修受注
富士フィルム富山化学 COVID-19向けに「アビガン」増産開始
富士フィルムは4月15日、富士フィルム富山化学(本社:東京都中央区)で新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)向けに抗インフルエンザウイルス薬「アビガン(R)錠」(一般名:ファビピラビル)の生産体制を拡大し、増産を開始したと発表した。
同社は、グループ会社の富士フィルム和光純薬で医薬品中間体の生産設備を増強するとともに、原料メーカーや各生産工程における協力会社など国内外の企業との連携によりアビガンの増産を推進。7月には、生産開始した3月上旬の約2.5倍の月間約10万人分、9月には約7倍の同約30万人分の生産を実現していく。
日本政府は緊急経済対策の一つとして、アビガンの備蓄量を200万人分まで拡大することを決めている。