住友商事 インドネシア・ブカシ県に第二倉庫竣工、賃貸事業拡大

住友商事(本社:東京都千代田区)は10月23日、インドネシア西ジャワ州ブカシ県で第二倉庫が竣工したと発表した。同社が同国の事業会社、PT.SUMMITMAS PROPERTYを通じ展開している倉庫賃貸事業を強化、拡大していく。第二倉庫の敷地面積は約3万㎡、延床面積は約2万1,000㎡。2016年7月に竣工した第一倉庫に続く大型賃貸倉庫案件で、第一倉庫と同様、花王の現地法人に賃貸し、同社のさらなる事業拡大需要に応えていく。                                                                                                   PT.SUMMITMAS PROPERTY(所在地:インドネシア・ジャカルタ)の株主構成はロダマス50%、住友商事40%、その他10%。

DOWAエコシステム タイで環境・リサイクル事業を大幅拡充

DOWAホールディングス(本社:東京都千代田区)は10月23日、子会社のDOWAエコシステム(同)が、タイの3つの子会社で有害廃棄物の焼却処理を拡大するとともに、新たにハイブリッド自動車(HV)や電気自動車(EV)用の廃電池リサイクルを開始すると発表した。また、廃棄物発電への燃料供給も開始する。今回、タイの環境・リサイクル事業を推進するのはWaste Management Siam社(以下、WMS)、Bangpoo Environmental Complex社(以下、BPEC)、Eastern Seaboard Environmental Complex社(以下、ESBEC)の3社。

イーレックス カンボジアの水力発電事業へ出資参画

イーレックス(本社:東京都中央区)は10月23日、カンボジアの出力8万KW規模の水力発電所建設プロジェクト「The Stung Pursat #1 Hydroelectric Project」の事業権をカンボジア政府から受けているSPHP-Singapore社にAsia Energy Power Co.Ltd(本社:カンボジア、以下、Asia Energy)およびISDN Energy Pte Ltd(本社:シンガポール、以下、ISDN Energy)とともに、出資参画すると発表した。                              同プロジェクトの総投資コストは2億3,100万米ドル、運転開始は2023年2月の予定。売電契約先はカンボジア電力公社。

東横イン 韓国・蔚山市に10/25 ホテルオープン

大手ビジネスホテルチェーン、東横インは10月25日に、韓国・蔚山市に「東横INN蔚山三山洞(ウルサン サムサンロウ)」をオープンすると発表した。同国12店目。20階建てで、客室数は283室。10月25~11月24日に1カ月間宿泊分、キャンペーン料金(シングル:3万8,000ウォン、ダブル・ツイン:5万4,000ウォン、いずれも税込み)で利用可能。アクセスはKTX蔚山駅から車で20分、東海線太和江駅から徒歩10分。

ニッコンHD ベトナムの子会社Gがダナン新倉庫竣工 同国5カ所目拠点

ニッコンホールディングス(本社:東京都中央区)は10月22日、ベトナムの子会社NIPPON KONPO VIETNAMグループが同日、ベトナム国内5カ所目の拠点としてダナン市内に、新たに倉庫を建設、竣工したと発表した。新倉庫は鉄骨スレート造/高床式平屋建てで敷地面積2万4,967㎡、倉庫面積1万5,350㎡。ドックレベラー4基、貨物用リフター5基。保税倉庫(5,155㎡)申請準備中。同倉庫はアジアハイウェイから約3km、鉄道貨物駅から約6km、同国中部の主要港・ダナン港へも約25kmの好立地にある。

ラオス航空の熊本直行便 20年3/8に新規就航

日本の国土交通省は10月21日付で国営ラオス航空に対し、許可申請のあった日本への新規乗り入れを許可したと発表した。これにより、同社は首都ビエンチャンと古都ルアンパバーンの2空港から、熊本空港への直行便を開設する。ビエンチャンからは水・土曜日、ルアンパバーンからは月・金曜日のそれぞれ週2便が運航される。就航は2020年3月18日の予定。使用機材はエアバスA320-214(座席:158席)で、ラオスと日本を結ぶ初の直行便となる。

厦門航空 11/20関西-青島線を新規就航 毎日運航、3都市週56便に

関西エアポート(所在地:大阪府泉佐野市)あ10月23日、厦門航空が関西-青島線を11月20日に新規就航し、毎日運航を開始すると発表した。機材仕様はボーイングB737-800で、座席は170席(ビジネスクラス8席、エコノミークラス162席)。                               厦門航空あ2015年に関西国際空港での運航を再開以来、関西から厦門、福州、杭州への路線を運航しており、今回の就航によって同社による運航は週56便となる。

アイリスオーヤマ 台湾に現地法人、家電製品の販売強化

アイリスオーヤマ(本社:仙台市青葉区)は、台湾市場への家電製品の販売を強化するため、台北市に現地法人「台湾アイリスオーヤマ」を設立し、10月22日より業務を開始すると発表した。2022年までの単年売上高で50億円を目標とする。同社は従来、中国(大連)から台湾向けの営業を展開してきたが、同市場のニーズを掘り起こし、それに密着した「日本のライフスタイル」の提案を推進する。

オートバックス 中国の卸売事業拡大、愛車小屋Gへ追加出資

オートバックスセブン(本社:東京都江東区)は10月23日、中国における卸売事業の拡大と、オートバックスグループで販売するPB商品の製造に関する連携強化を目的に、車載用芳香剤の製造・販売および中国国内でカー用品販売のプラットフォーム運営を行う愛車小屋グループへ追加出資したと発表した。今回の追加出資により、同社は愛車小屋グループの株式10%を取得。2017年に取得した株式と合わせて20%の株式を保有することになり、同グループは持分法適用関連会社となる。

東芝 インドネシアで地熱発電トラブルの予兆診断の実証実験

東芝エネルギーシステムズ(本社:川崎市幸区)は10月23日、インドネシアで地熱発電所のトラブルの予兆を診断する技術の実証実験を始めたと発表した。実証実験の期間は2021年2月まで。インドネシア国営会社のPT Geo Dipa Energi(以下、GDE社)が運営するパトル地熱発電所にシステムを搭載した。発電所内の温度や圧力、蒸気の量など発電所の運転データを、AIを使って常時分析し異常を見つけ出す。解析結果はGDE社の技術者と共有し、トラブル回避に向けた対応方法の検討などに活用し、トラブルの発生率を2割減らすことを目指す。                                                                           NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の地熱エネルギーの高度利用化に向けた技術開発事業の一環。