三洋化成工業(本社:京都市東山区)は3月4日、子会社で次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の開発を行うAPB(本社:東京都千代田区)が、JFEケミカルなど7社を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額約80億円を資金調達すると発表した。第三者割当増資を引き受けるのはJFEケミカルほか、JXTGイノベーションパートナーズ合同会社、大林組、慶應イノベーション・イニシアティブ1号投資事業有限責任組合、帝人、長瀬産業、横河電機の計7社。
APBは、バイポーラ積層型のリチウムイオン電池の全樹脂電池(All Polymer Battery)の製造および販売を行うスタートアップ企業。
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フマキラー 3除菌剤のコロナウイルス科に対する効果を確認
フマキラー(本社:東京都千代田区)は2月28日、新型コロナウイルスと類似するネコ腸コロナウイルスへのウイルス不活化試験を外部試験機関(一般社団法人 北里環境科学センター)で実施し、3除菌剤でその効果を2月19日に確認したと発表した。①キッチン用アルコール除菌スプレー(アルコール濃度49v/v%)②アルコール除菌プレミアム ウイルシャット(アルコール濃度63v/v%)③ウイルシャット ノンアルコール除菌プレミアム(アルコール不使用)の3製品で、ウイルス不活化試験(TCID50法)で、感染価を大幅に低減させることがデータで確認された。
ネコ腸コロナウイルスと新型コロナウイルスは、ウイルス学的に同じコロナウイルス科に分類され、同じ構造をしている。したがって、同社ではこれら3製品は新型コロナウイルスに対しても、同様の効果を発揮すると考えているとしている。