テラスカイ アジアの拠点としてタイに現地法人を設立

Salesforceのコンサルティングパートナーを掲げるテラスカイ(本社:東京都中央区)は1月14日、タイに2019年12月に現地法人「テラスカイ・タイ」を設立したと発表した。タイ現地法人の本社所在地はバンコク、資本金は200万タイバーツで出資比率はテラスカイ49%、 Wiwat Wongwarawipat46% SBCS Co.,Limited5%。                                 現地でSalesforceエンジニアを採用、テラスカイが日本法人で培った研修カリキュラムのよるトレーニング、日本でのOJT等により育成し、アジア市場に対応する。タイ法人は3年後の2022年に2億円の売り上げを目指す。テラスカイの海外法人は2012年設立の米国法人に次ぎ2社目で、Salesforce導入支援を行う海外拠点としてはタイが初となる。

関空開港25年で国内・国際線利用者初の3,000万人超え

関西空港を運営する関西エアポートによると、関西空港の2019年の旅客数が初めて3,000万人を超えた。山谷佳之社長が明らかにした。関西空港は1994年の開港から2019年で25年。国内線、国際線合わせた旅客数が3,000万人を超えたのは初めて。同社では今後、受け入れ能力をさらに高める計画。

ビザスク 初の海外拠点をシンガポールに開設 東南アで認知拡大目指す

ビジネス特化型スキルシェアプラットフォームを運営するビザスク(本社:東京都目黒区)は1月10日、同社初となる海外拠点としてシンガポールオフィスを開設し、業務を開始したと発表した。これを機に東南アジアを中心に、さらに多様な国籍のアドバイザー獲得と、よりスムーズなマッチングオペレーションを進めるとともに、同地域の法人クライアントへの認知拡大を目指す。

ベトジェットエア 中部・福岡・鹿児島の5路線を年内に新規就航

ベトナムのLCC(格安航空会社)ベトジェットエアは1月13日、年内にハノイ、ホーチミン、ダナンと中部・福岡・鹿児島を結ぶ路線を新規就航すると発表した。新路線は中部発着がハノイ線とホーチミン線、ダナン線の3路線、ハノイ-福岡線、ハノイ-鹿児島線の5路線。ベトジェットエアは2018年11月にハノイ-関西線を開設し、日本への定期便運航を開始。現在はホーチミン-関西線、ハノイ-成田線、ホーチミン-成田線、ダナン-羽田線の合わせて5路線を運航している。

住友ゴム シンガポールに天然ゴム調達会社を設立

住友ゴム工業(本社:神戸市中央区)は1月14日、世界最大の天然ゴム取引市場のシンガポールに、天然ゴム調達会社「SUMITOMO RUBBER SINGAPORE PTE.LTD.」(所在地:シンガポール・ハーバーフロントセンター)を設立し、4月から営業を開始すると発表した。これまで同社のシンガポールのタイヤ販売会社「SUMITOMO RUBBER ASIA(TYRE)PTE.LTD.」内の天然ゴム調達部門で調達してきたが、今後は同新会社が調達活動や対外的取り組みを担っていく。新会社の資本金は1,800万米ドルで全額、住友ゴム工業が出資する。

久光製薬 マレーシア・クアラルンプールに新会社設立

久光製薬(本社:佐賀県鳥栖市)は1月10日、マレーシア市場の持続的成長のためにマレーシア・クアラルンプール市に現地法人「Hisamitsu Pharmaceutical Malaysia Sdn.Bhd.」を設立すると発表した。新会社の資本金は100万マレーシアリンギットで、久光製薬が全額出資する。2020年10月に設立する予定。医薬品販売およびマーケティングを担う。

セクションエイト 東南アでの「相席屋」展開でシンガポール企業と合弁

セクションエイト(所在地:東京都渋谷区)は1月10日、「相席屋」事業の海外展開に向けて、シンガポール企業と合弁会社「Aisekiya International Private Limited」を設立すると発表した。合弁パートナーは、シンガポール国内でカラオケ店を複数展開する「Corlene International Entertainment Private Limited」の子会社「UKIYO VENTURES PTE LTD」。相席屋事業をフランチャイズ方式で行う。                           合弁新会社は1月中に設立する予定。資本金は6万シンガポールドル。初年度の2020年はシンガポールおよび東南アジア地域で2店舗以上、それ以降も同エリアで毎年2店舗以上、5年で10店舗以上を展開する予定。相席屋は”初めての方と相席になる”という今までにない、友達や恋人づくりの場として、新業態の居酒屋。

森田化学 フッ化水素の韓国向け輸出を半年ぶり再開

森田化学工業(本社:大阪市中央区)は1月10日、日本政府による対韓輸出の厳正化に伴い停止していたフッ化水素の輸出を約半年ぶりに再開したと明らかにした。2019年7月以降、輸出できなかったが、12月24日に日本政府から許可を得て、1月8日に出荷したという。フッ化水素は半導体お洗浄に使用される。日本企業は高純度のフッ化水素の製造技術に優れ、同社はサムスン電子やSKハイニックスなど韓国半導体メーカーに供給していた。

東京ガスG タイ・ワンバンコク社とユーティリティ開発契約を締結

東京ガス子会社の東京ガスエンジニアリングソリューションズ(本社:東京都港区、TGES)は1月10日、三井物産、ガルフエナジーデベロップメント社と共同で出資したバンコクスマートエナジー社を通じて、コングロマリットTCCグループ傘下ワンバンコク社およびワンパワーサービス社と共同で、タイでの地域冷房事業および一括受電した電力の配電事業を行うことで、ワンバンコク社とユーティリティ開発契約を締結したと発表した。この事業は、バンコク中心部ルンビニ公園に隣接する、タイ最大規模(約16.7ha)の民間再開発エリアに、同国初の都市型地域冷房センターを建設し、オフィス5棟、ホテル5棟、住居3棟、商業施設、芸術文化施設等で構成された計16棟への冷熱および電力供給を30年間にわたり一手に担うもの。