三井住友海上 シンガポールのオンライン専業銀行コンソーシアムへ参画

MS&ADインシュランスグループの三井住友海上火災保険は1月10日、シンガポール金融管理局(以下、MAS)が2020年半ばに最大5社へ新規交付を予定している「オンライン専業銀行」の免許取得を目指す異業種コンソーシアムに参画すると発表した。このコンソーシアムに対する免許がMASから付与された場合、同社はコンソーシアム参画企業で共同設立するオンライン専業銀行に出資する予定。同銀行の名称は「BEYOND」で、2021年半ばに設立。同社を含め6者が出資する予定。

エーザイ 抗がん剤「ハラヴェン」を中国で発売

エーザイ(本社:東京都文京区)は1月10日、自社創製の抗がん剤「ハラヴェン(R)」(一般名:エリブリンメシル酸塩)を中国で新発売したと発表した。ハラヴェンは、微小管の伸長(重合)を阻害・抑制する作用機序に加えて、非臨床研究で腫瘍の血流循環を改善すること、乳がん細胞の上皮細胞化を誘導すること、乳がん細胞の転移能を減少させること-などが報告されている。

UR都市機構 ミャンマー政府と住宅・都市開発分野で協力強化の覚書

独立行政法人 都市再生機構(UR都市機構)は1月8日、ミャンマー建設省都市住宅開発局(DUHD)との間で、ミャンマーにおける持続可能で高品質な住宅・都市開発に向けた計画策定支援および事業実施支援を行うことで合意し、2019年12月27日、ミャンマーの首都ネピドーで覚書を交わしたと発表した。今後、UR都市機構は高品質な住宅・都市開発に係る情報交換・技術提供をDUHDに対し行い、民間企業が参画する住宅・都市開発協働プロジェクトの組成および推進に向け、相互に協力していく。

バンダイナムコ インドに2店舗目のアミューズメント施設オープン

バンダイナムコアミューズメント(本社:東京都港区)は1月10日、バンダイナムコグループののインド現地法人BANDAI NAMCO INDIA PRIVATE LIMITED(本社:マハラシュトラ州ムンバイ)が運営するアミューズメント施設「ナムコシーウッズ グランドセントラル店」を2020年1月3日、ナビ・ムンバイ地域の商業施設「シーウッズ グランドセントラル」内にオープンしたと発表した。インド国内への出店は2店舗目。今回の店舗面積は1号店のおよそ3倍の2,678㎡(約810坪)で、店内は「キッズワールド」「スポーツワールド」など6つのゾーンに分かれている。

リコー 中国広東省東莞市の新工場4月に稼働開始

リコー(本社:東京都大田区)は1月9日、中国広東省東莞市に設立したオフィスプリンティング機器の生産会社「Ricoh Manufacturing(China)Ltd.」の新工場が、2020年4月に稼働すると発表した。新会社はグローバル生産体制強化の一環として設立したもの。同新工場の生産開始に伴い、中国国内の生産拠点を再編し、2020年春には「Ricoh Asia Industry(Shenzhen)Ltd.」、2020年秋には「Ricoh Components& Products(Shenzhen)Ltd.」の生産をそれぞれ終了する。今回の生産拠点の再編により、グローバル生産体制におけるデジタル技術を活用した次世代生産システム構築の加速を図る。

三谷産業 ベトナム子会社が中部フエに事業拠点設立、営業開始

三谷産業(本社:石川県金沢市)は1月9日、ベトナム子会社で日本企業向けのオフショア開発や現地日系企業向けのシステムインテグレーションを展開するAureole Information Technology Inc.(本社:ホーチミン市、以下、AIT社)が、ベトナム中部のトゥアティコンフエ省フエ市に支店を設立し、1月8日より営業を開始したと発表した。また、2018年12月よりフエ市に支店を置く、三谷産業グループで建設関連全般の設計・積算を手掛けるAureole Construction Software Development Inc.と協力し、IT関連の技術者の交流を図るなど人材の育成と組織体制の整備を進めていく。

ベルシステム24 タイのコンタクトセンター大手に出資

ベルシステム24ホールディングス(本社:東京都中央区)は1月8日、タイの通信サービス大手のTrue Corporation Public Co.,Ltd.(本社:バンコク、以下、True Corporation)と資本・業務提携契約を締結し、同社の子会社でコンタクトセンター業界大手のTrue Touch Co.,Ltd.(本社:バンコク、以下、True Touch)の発行済み株式の49.99%を取得し、タイにおけるコンタクトセンター事業を開始すると発表した。このためTrue Touchへ取締役3名の指名並びに社員2名を派遣する。 同社は、筆頭株主の伊藤忠商事との連携により海外事業展開を進めており、今回も資本・業務提携関係にあるアジア有数のコングロマリット、チヤロン・ポカパン・グループ社(本社:バンコク)との連携により実現した。                                  、 

九電グループ フィリピンで初の海外離島向け電化事業に参画

九州電力(本社:福岡市中央区)グループは1月8日、フィリピンのパラワン島およびセブ島でパワーソース社が実施しているマイクログリッド(地産地消型)事業に参画すると発表した。パワーソース社は現在、両島の計7地点でディーゼル発電で電力を供給しており、今後、太陽光発電設備の導入やさらなる地点での開発を計画している。九電グループが持つ離島での電力供給と再生可能エネルギー導入の知見を活用し技術支援し、環境に優しいエネルギーによる電化を推進する。

積水ハウス 「在宅時急性疾患早期対応ネットワーク」構築を発表

積水ハウス(本社:大阪市北区)は1月8日、非接触型センサーを採用した世界初の「在宅時急性疾患早期対応ネットワークHED-Net(In-Home Early Detection Network)」を構築したと発表した。米国ネバダ州ラスベガスで開催されている世界最大級のコンシューマー・エレクトロニクス見本市「CES2020」で明らかにした。これは昨年の「CES2019」でこのプラットフォーム構想を発表したことを受けて推進してきたプログラム。2020年は人の暮らしに寄り添った環境での「生活者参加型パイロットプロジェクト」による社会実装を開始する。

IIJ インドネシアでファイアウォールの運用管理事業を開始

インターネットイニシアティブ(本社:東京都千代田区、以下、IIJ)は1月8日、インドネシアでインターネットを通じて企業などの内部ネットワークい侵入してくる不正なアクセスから守るファイアウォールの運用管理を開始すると発表した。新たに海外で本格的に展開するセキュリティサービスの第1弾。インドネシアを皮切りに、ASEAN地域にあるIIJグループの現地法人からサービスを提供する。