ZOZO 中国ネット通販に再進出

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZOは12月10日、中国版サイト「ZOZO」のサービスを開始したと発表した。日本のゾゾタウンに出店中の計177店が出店する。商品は日本国内の物流センター「ZOZOBASE」で管理し、中国から注文が入るごとに、ZOZOBASEから発送する。日本から中国への配送や通関は2月に上海市で設立した中国法人「上海走走信息科技」が担う。

東ソー 韓国法人設立、20年度中に石英ガラス製品の生産開始

東ソー(本社:東京都港区)は12月12日、グループの東ソー・クォーツ(本社:東京都港区)が韓国で現地法人を設立し、石英ガラス製品の現地生産を開始すると発表した。韓国で2019年度中に現地法人を設立、約1万㎡の既存建屋を取得し、2020年度中に生産を開始する計画。日本、台湾に続く同社の拠点として拡充。世界トップクラスの技術・経験と最新設備の導入を韓国でも進め、グローバルに拡大する石英ガラス製品需要に応えていく。

三洋化成 化粧品ブランド立ち上げ20年春から中国で販売開始

三洋化成(本社:京都市東山区)は12月12日、化粧品ブランド「Cheriage(シェリアージュ)」を立ち上げ、2020年春より中国で販売開始すると発表した。同社が完成版の化粧品を扱うのは今回が初めて。最終化粧品を手掛けることで、中国における同社の認知度向上とともに、末端消費者のニーズを直接把握して化粧品の原料の開発にも反映させるのが狙い。販売には通販サイトを利用する。

インパクトHD インドでコンビニ18店舗目オープン

流通・サービス店舗に特化したアウトソーシング事業を展開するインパクトホールディングス(本社:東京都渋谷区)は12月13日、インドで同社が出資するCoffee Day Econ Private Limitedが展開するコンビニ「Coffee Day essentials」のKG ROAD店(キオスク業態)(所在地:インド・バンガロール)がオープンすると発表した。この結果、インドにおける同社のコンビニ出店数は合計18店舗となる。

クイック,タイに子会社2社設立ベトナムとともにアジア市場強化

人材サービスのクイック(大阪本社:大阪市北区)は12月11日、タイ・バンコクで事業支援および経営コンサルティングを手掛ける子会社2社を設立すると発表した。新設するのは「QHR Holdings(Thailand)Co.,Ltd. 」および「QHR(Thailand)Co.,Ltd. 」。前者の資本金は100万タイバーツで、出資比率はクイック49%、Accounting Porter Co.,Ltd.48%、One Asia Lawyers(Thailand) Co.,Ltd.3%。後者の資本金は2,000万タイバーツで、出資比率はクイック49%、QHR Holdings(Thailand)Co.,Ltd.51%。いずれも2020年1月設立予定。ASEAN市場における拠点とする。これにより、すでに事業展開しているベトナムとともにアジア市場を強化する。

 

日通 インドのFSCと業務提携 物流事業のトップ企業目指す

日本通運は12月11日、現地法人、南アジア・オセアニア日本通運と、インドに本社を置くFuture Supply Chain Solutions Limited (以下、FSC)が、戦略的パートナーシップの構築と業務提携を目的とした契約を締結したと発表した。日本通運はFSCの22%の株式を取得し、両社は2020年1月より業務提携を開始。インド物流事業のリーディングカンパニーを目指す。                                                                                               FSCはインドの大手3PLサービス事業者で、インド全土に90の物流センター、約77万㎡の倉庫面積をカバーし、全土で13のハブと132の支店を構えている。

三菱製鋼 フィリピン子会社の商号変更 マニラ工場稼働

三菱製鋼(本社:東京都中央区)は12月10日、フィリピンの子会社MSM CEBU,INC.(所在地:セブ州ラプラプ市)のマニラ工場稼働により、2020年4月1日より商号を「MSM Philippines Mfg.Inc.」に変更すると発表した。12月9日、マニラ工場で自動車用巻ばねの生産・販売開始に合わせ、工場開所式を執り行った。同工場は自動車用巻ばねの製造拠点としてはASEAN地区初の同社の拠点となる。

ホンダジェット 中国での引き渡しを開始

ホンダ(本社:東京都港区)の航空機事業子会社のホンダエアクラフトカンパニー(本社:米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市、以下、HACI)は12月11日、最新型の「HondaJet Elite」の中国での引き渡しを開始したと発表した。このほどHACI本社で、中国におけるディーラー、HondaJet Chinaへの初号機引き渡しを行った。HondaJet Chinaはホンサン・ジェネラル・アビエーションにより運営され、2018年1月より広州白雲国際空港に拠点を置き、中国における販売および各種サービスを行っている。

日立キャピタル インドネシアで子会社が不動産賃貸事業の新会社

日立キャピタル(本社:東京都港区)は12月10日、インドネシア・ジャカルタ特別市で子会社の日立キャピタルコミュニティと、戦略パートナーの大和ハウスグループのPT Daiwa Manunggal Logistik Propertiが合弁で新会社を設立し、物流施設等の不動産賃貸事業を運営すると発表した。新会社「HCD Properti Indonesia」の資本金は5,800億インドネシアルピア(約46.4億円)で、出資比率は日立キャピタルコミュニティ63.4%、PT Daiwa Mannggal Logistik Properti36.6%。