大西 マレーシアに旗艦店「KURASi Malaysia」9/21オープン

大西(本社:大阪市中央区)は9月6日、コイケ(本社:東京都品川区)および、そのマレーシア現地法人、KOIKE Malaysia SDN.BHD(本社:マレーシアセランゴール州ポートクラン市、以下、KOIKE(M))との間で合弁会社、OK KURASI(M)Sdn Bhdを設立、9月21日に日本規格の衣料品・服飾雑貨を販売する旗艦店「KURASi Malaysia」をクアラルンプールにオープンすると発表した。同店舗はQuill City Mall内で、売場面積は約360坪。婦人服を中心に紳士服、子供服、雑貨も展開する。

タイカ カンボジアで飲食事業に参入、「丸亀製麺」FC店オープン

衝撃吸収・振動防止素材、介護・福祉用品の製造販売などを手掛けるタイカ(本社:東京都港区)は9月6日、トリドールホールディングス(所在地:東京都渋谷区)傘下のToridoll(Cambodia)Company Limitedとフランチャイズ契約を締結し、飲食事業に参入すると発表した。これに基づき同日、同社のFC店としてカンボジアのプノンペン市に「MARUGAME UDONトゥールトンポン店」をグランドオープンした。

新通 Clozetteと東南アでの広告展開の協業に合意

広告代理業の新通(本社:大阪市西区)は9月9日、シンガポールとインドネシアを拠点とするデジタルマーケティング企業Clozette Pte.Ltd.と東南アジアにおける日本企業の広告展開で協業することに合意したと発表した。これにより、新通はClozetteと協力し、ソーシャルコンテンツマーケティングの分野を中心に、東南アジアにおける日本企業のビジネス活動・マーケティング活動を支援するためのコンサルティング事業、販売促進支援事業などを2019年10月より展開していく予定。                                                      Clozetteはシンガポールとインドネシアを中心に、20~30代のミレニアルズをメインターゲットとして、美容やファッション、旅、グルメなどの分野でソーシャルコンテンツマーケティングを提供、300社以上のブランドや広告主との取引実績を持つ。

日東工業 連結子会社がベトナムのSOECOを子会社化

日東工業(本社:愛知県長久手市)は9月9日、連結子会社の情報通信機器卸販売のサンテレホン(本社:東京都中央区)が、ベトナムのオフィスセキュリティ機器卸販売のSAO NAM AN TRADING SERVICE CORPORATION(所在地:ホーチミン市、以下、SOECO)の株式の99.9%を取得し子会社化することで、SOECOの株主と合意し契約を締結したと発表した。株式譲渡実行日は10月25日の予定。

三栄建築設計 ベトナム・ホーチミンにCAD・パース制作子会社

三栄建築設計(本社:東京都杉並区)は9月6日、ベトナム・ホーチミン市にCADによる住宅図面・パース等を制作する子会社を設立したと発表した。子会社「MELDIA ARCHITECT VIETNAM CO.,LTD.」の資本金は20億ベトナムドン(1,000万円)で、三栄建築設計が全額出資する。9月9日から事業開始する。グループ全体のコア事業である戸建分譲事業で、住宅設計のサポート業務など補完体制を構築し、今後長期的に安定した供給を図る。

NECプラットフォームズ タイ工場に太陽光発電システム導入

NECプラットフォームズ(東京本社:東京都千代田区)は9月9日、生産関連会社、NECプラットフォームズタイ(所在地:タイ・パトンタニ県)のタイ工場に太陽光発電システムを設置導入し、9月から稼働を開始したと発表した。太陽光パネルは2018年1月に新設した工場棟と、隣接の事務棟および駐輪場の屋根全面に計8,330㎡の規模で設置した。これによる太陽光発電システムの総電力容量は1,400KWとなり、年間1,900MWhの発電量の確保を見込んでいる。太陽光発電システム導入による効果と合わせて、タイ工場の購入電力量を約40%削減できる見込み。

デンカ シンガポールのポリスチレン設備転用でMS樹脂の生産能力倍増

デンカ(本社:東京都中央区)は9月9日、事業ポートフォリオ変革の一環として、シンガポールの連結子会社のポリスチレンの生産を停止し、生産設備の改造によりMS樹脂の生産能力を14万トンへ倍増する。この設備改造に伴う投資額は約27億円。将来の需要拡大に対応するとともに、現在の1基生産体制を2基体制としBCP対応を強化する。ポリスチレンの販売終了は2020年末、MS樹脂の稼働時期は2021年上半期の予定。

日通 中国・厦門経由の欧州向け新サービス開始

日本通運は9月6日、日本から中国福建省厦門(アモイ)を経由して欧州に至る複合一貫輸送サービスを9月から始めたと発表した。既存のサービスに比べ、輸送日数を大幅に短縮し、コストも削減できるメリットがある。東京、横浜、名古屋、大阪、神戸など日本の主要港から厦門までは海上輸送、厦門から欧州(ポーランドのマワシビチェ、ドイツのハンブルグとデュイスブルク)までは鉄道輸送を利用する。輸送日数は23~25日となる。既存の同社の日本→遼寧省大連経由ルート→鉄道輸送と比べると約1週間短縮でき、輸送コストは約40%削減できるという。

三菱重工サーマルS 中国に合弁で技術コンサルティング会社設立

三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ(本社:東京都千代田区)は9月5日、中国最大の電力配送会社、国家電網公司(国家電網社、本社:北京市)グループの国網節能服務有限公司(国網節能社、本社:北京市)と、中国における省エネ投資プロジェクトへの技術コンサルティングを行う合弁会社(JV)を設立したと発表した。現地子会社の三菱重工空調系統(上海)有限公司(MHIAS、本社:上海市)を通じて設立した。    合弁新会社は「網能菱重(北京)総合能源工程技術服務有限公司」で、北京市に本社を構える。中国の省エネ政策の実行、クリーン発展を主導するエネルギーソリューション・サプライヤーを目指す。

関西電力 ラオスのナムニアップ1水力発電所が商業運転開始

関西電力(本社:大阪市北区)は9月6日、ラオスで開発を進めてきたナムニアップ1水力発電所が9月5日付で商業運転を開始したと発表した。同事業はラオスとタイ両国の国境を流れるメコン川の支流、ナムニアップ川に高さ167m、堤頂長530mのダムと、出力約27万KWおよび2万KWの発電所を建設し、それぞれタイおよびラオス国内に売電するBOT(Build Operate Transfer)方式のプロジェクト。タイ電力公社ならびにラオス電力公社との間で、27年間の売電契約を締結している。