NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は2月6日、タイのエネルギー省(MOE)との間で、IOT技術を活用した火力発電所の既存設備効率化の実証事業を実施することに合意し、協力合意書(LOI)を取り交わしたと発表した。この実証事業ではタイ発電公社(EGAT)が保有するマエモ火力発電所11号・13号機い、AI・ビッグデータ解析などを用いた高度なデジタルソリューションを導入し、発電所全体の熱効率改善や信頼性向上により、燃料消費を改善し温室効果ガス排出量の削減を目指す。また二国間クレジット制度(JCM)活用による温室効果ガス排出削減効果の定量化・情報発信も同時に目指す。2019年度から約3年間の予定で実施する。委託予定先は丸紅。
パイオニア マレーシアで5G環境下の自動運転実証実験に参加
パイオニア(本社:東京都文京区)は2月6日、連結子会社のパイオニアスマートセンシングイノベーション(以下、PSSI)が、シンガポールの自動運転関連スタートアップ企業MooVita Pte Ltd(以下、Moovita)のマレーシア現地法人、eMoovitとともに、1月よりマレーシアで行われている次世代通信規格「5G」回線を用いた自動運転実証実験に参加していると発表した。
この実証実験は、マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)が国内6州で開催する「5Gデモンストレーションプロジェクト」の一環として行われるもの。クダ州ランカウイ島のペランギビーチリゾート&スパ周辺で、5G回線経由でデータの送受信を行う4人乗りの自動運転シャトルバスを運行し、エリア内の利用者の試乗も行う。
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ワタミ「和民」の中国本土からの全面撤退を発表
ワタミ(本社:東京都大田区)およびワタミグループの海外事業統括会社、WATAMI INTERNATIONAL CO.,LTD(所在地:香港)は2月5日、中国本土に展開している「和民」全店を撤退すると発表した。新型コロナウイルスによる感染拡大による影響で、店舗休業(出店しているショッピングモール全体)や客数の大幅な減少が長期化する見通しになったことが今回の苦渋の決断になったとしている。
ワタミグループは現地法人を通じて上海、深圳、広州、蘇州などで11店舗を展開している。今回閉鎖を決めたのはこの11店舗のうち「和民」「響和民」「サーモン伝説和民」の和民業態の全7店舗。同グループは現在、海外外食事業を全体で8地域に53店舗を展開している。