シャープ ベトナム・ハノイに太陽光発電事業担う合弁会社

シャープエネルギーソリューション(本社:大阪府八尾市、以下、SESJ)は12月20日ベトナムの工事会社、NSN CONSTRUCTION AND ENGINEERING JSC(所在地:ハノイ市、以下、NSN社)と、太陽光発電所などの建設を担う合弁会社の設立に関する契約を締結したと発表した。SESJは、NSN社ほか2019年3月に設立した再生可能エネルギー関連の建設会社、NSN ENERGY SOLUTION JSCの発行済株式の60%を2020年3月に取得して子会社化。社名を「SHARP NSN ENERGY SOLUTION JSC」(所在地:ハノイ市)に変更する。                                                                                                  これにより、太陽光発電所の建設における設計・調達から建設までを一貫して提供する体制を構築し、顧客のニーズに応じたエネルーソリューションを提供するとともに、ベトナムにおけるEPC事業の拡大を図る。

放電精密加工研 タイの関連会社を子会社化

放電精密加工研究所(本社:神奈川県厚木市)は12月20日、アルミ押出用金型の生産を主幹事業とする同社の持分法適用関連会社のKYODO DIE-WORKS(THAILAND)CO.,LTD.(以下、KDT社)にお株式を追加取得し、子会社化することで合意したと発表した。KDT社のこれまでの議決権所有割合50%から、今回2,000株を1,300万円で取得し、議決権所有割合を51%とし、子会社化する。株式取得の契約締結日は2020年1月21日で、譲渡実行日は1月24日の予定。                                         放電精密加工研究所の海外戦略の中核拠点としての金型製造だけでなく、サーボプレス機や同社が開発した機能性塗料などの拡販展開を図るうえで必要と判断した。

バンダイナムコA マカオ最大のIR施設でVR事業

バンダイナムコアミューズメント(本社:東京都港区)は12月18日、マカオフィッシャーマンズワーフ インターナショナルインベストメントリミテッドが運営するVR施設で中国マカオ特別行政区でのVR事業を開始したと発表した。この統合型(IR)施設は、面積約13万3,000㎡に及ぶカジノ、ホテル、レジャーからなるマカオ半島最大級の施設。この中のVR施設で、バンダイナムコアミューズメントはアクティビティの企画、開発、運営ノウハウの提供を担う。同社のVR体験施設運営は国内23カ所、海外7カ所で展開しており、今回は海外8カ所目。

中国河北航空が20年1/18から 石家荘-関西線 国交省が許可

国土交通省は12月19日、中国の河北航空(所在地:河北省石家荘市)からの外国人国際航空運送事業の経営許可申請について同日付で許可したと発表した。2020年1月18日から、河北省の石家荘ー関西空港間を週7往復運航する。使用機材はボーイングB737-800(座席数:177席)。

オークマ インドネシア法人をジャカルタに移転・ショールーム開設

工作機械のオークマ(本社:愛知県丹羽郡大口町)は12月18日、インドネシア現地法人PT.Okuma Indonesia(オークマインドネシア)を首都ジャカルタのチヤクン地区に移転し、新たにショールームを開設したと発表した。顧客企業のニーズに応え、より地域に密着した営業活動、技術支援、アフターサービスを一層充実することで、インドネシアに進出した日系企業の要望にきめ細かく対応する。

ホンダ 燃料電池車を一部改良して発売

ホンダ(本社:東京都港区)は12月19日、燃料電池車(以下、FCV)「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエルセル)」を一部改良して同日、発売すると発表した。今回のモデルチェンジで、ドアミラーのカラーをルーフと統一感のあるブラックに、アルミホイールのカラーにはグレーメタリックを施し質感を向上させた。このほか紫外線(UV)に加え、赤外線(IR)をカットするガラスを随所に採用した。                                                  CLARITY FUEL CELLは、FCVトップクラスの一充填走行距離約750kmを達成し、世界で初めて5人乗りを実現したセダンタイプのFCVとして2016年3月に自治体や企業を中心にリース販売を開始している。

JERA 中国石油国際とLNGビジネスで覚書を締結

東京電力フュエル&パワーと中部電力の折半出資による合弁会社、JERA(所在地:東京都中央区)は12月19日、中国石油天然気集団公司(CNPC)傘下の中国石油国際事業有限公司(以下、ペトロチャイナ インターナショナル)との間で、LNGビジネスに関する覚書を締結したと発表した。                                                                                         これにより両社は①海外におけるLNGバリューチェーン事業を含むLNGの新規需要の創出②LNGの共同販売・調達③LNG船の運用等のオペレーション上の連携④LNGバンカリング-などについて協議する。

カーチスHD 中国山東省で合弁で中古車輸出事業 中央アジアも視野

カーチスホールディングス(本社:東京都千代田区)は12月18日、中国の山東新華錦国際株式有限公司(以下、山東新華錦)の100%子会社、青島新華錦汽車貿易有限公司(所在地:中国山東省青島市自由貿易試験区、以下、新華錦汽貿)との間で、合弁会社設立に関する契約を締結したと発表した。                                                                      合弁会社「青島新馳汽車(チンタオシンチキシャ)有限公司」(所在地:中国(山東)自由貿易試験区)の資本金は1億円で、出資比率は青島新華錦汽車貿易有限公司66.66%、カーチスホールディングス33.34%。2020年1月設立予定。中古車おおび関連部品の輸出を手掛ける。また、中国に自動車および関連部品の輸出事業を行う拠点を構築し、中央アジア、EU方面への物流・輸出などの事業について具体的に進めていく。

セブン‐イレブン 20年秋から中国河南省鄭州市で店舗展開へ

セブン&アイ・ホールディングス(本社:東京都千代田区)は12月18日、完全子会社のセブン‐イレブン(中国)投資有限公司(本部:中国北京市)が同日、中国河南省におけるセブン‐イレブンのフランチャイズ権を河南●伊便利店連鎖有限公司(かなんさんいべんりてんれんさゆうげんこんす)(本部:河南省鄭州市)に付与したと発表した。これにより、2020年秋を目途に省都・鄭州市でセブン‐イレブンの店舗展開を開始し、地域に密着したサービスを提供していく。