大和証券G本社 子会社がミャンマーでマイクロファイナンス事業で合弁

大和証券グループ本社(本社:東京都千代田区)は11月14日、子会社の大和PIパートナーズ(本社:東京都千代田区)が、ミャンマーでマイクロファイナンス事業を運営するOK Myanmar Company Limited(以下、OKM社)との間で合弁会社、Do Microfinance Company Limited(以下、DO MFI社)を設立し、ミャンマー当局よりMicrofinance Business Licenseを取得のうえ、ミャンマーでマイクロファイナンス事業を開始することになったと発表した。                                                                            こうした方針に基づき、OKM社のマイクロファイナンス事業は2019年10月1日をもってDO MFI社に承継され、同日よりDO MFI社でマイクロファイナンス事業が開始されている。DO MFI社はヤンゴンに加えて、その他の主要都市への事業拡大や新商品の提供を図り、さらなる金融包摂の実現を目指す。

マツモトキヨシHD ベトナムのロータスGとドラッグストア事業で合弁

マツモトキヨシホールディングス(所在地:千葉県松戸市)は11月13日、ベトナムのロータス・フード・グループ(所在地:ホーチミン市)との間で、ドラッグストア開発・運営するため合弁会社を設立することで契約を締結したと発表した。新会社「Matsumoto Kiyoshi Vietnam Joint Stock Company(所在地:ホーチミン市)の資本金は315億ベトナムドン(約1億5,000万円)で、出資比率はマツモトキヨシHD51.00%、ロータス・フード・グループ48.87%、その他0.13%。2020年2月設立予定。

オプティム ベトナムVNPTとAI・スマート農業で業務提携

AI・IoT・ビッグデータプラットフォームを手掛けるオプティム(東京本社:東京都港区)は11月13日、Vietnam Posts and Telecommnication Group(本社:ベトナム・ハノイ、以下、VNPT)と、ベトナムにおけるAIサービスおよびスマート農業分野における業務提携に関する覚書(以下、MOU)を締結したと発表した。                                           オプティムが提供する「OPTiM AI Camera」などのAIサービスをカスタマイズしたうえで、ベトナムの各種店舗や施設へ導入し、マーケティングセキュリティなどの領域で支援するサービス展開を目指す。スマート農業事業では、米を中心に農産物の一大産地であるベトナムに、ピンポイント農薬散布テクノロジーおよびピンポイント施肥テクノロジーを導入することで農産物の生産性と品質を向上し、安心・安全な農産物の安定的な生産体系構築を目指す。

丸紅 シンガポールのオンライン金融事業に参入,中国・Zall社と合弁で

丸紅(本社:東京都中央区)は11月13日、企業間オンライントレード(電子商取引)pラットフォームを運営する中国大手のZall Smart Commerce Group Ltd.(以下、Zall社)と共同で設立したZMA smart CAPITAL Pte.LTD.(以下、ZMA社)が、オンライン上で成立する企業間貿易取引を対象としたトレードファイナンス(貿易金融)サービスの提供を開始したと発表した。ZMA(所在地:シンガポール)の株主構成は、Zallグループ51%、丸紅グループ49%。丸紅はこの事業の運営を通じて、新たな事業領域となるオンライン金融事業へ参入し、今後のファイナンスビジネスの進化を目指す。

SCSK ミャンマー・インドネシアに現地法人、アジアで事業拡大へ

SCSK(本社:東京都江東区)は11月13日、アジア太平洋地域におけるITサービス事業の拡大、DX分野での事業化を目的に、ミャンマーおよびインドネシアに現地法人を設立したと発表した。すでに設立済みの中国・上海およびシンガポール拠点と合わせ、アジア太平洋地域で広域展開する体制を整え、その事業基盤をベースにさらなるビジネスの拡大を図る。                                                                                                             SCSKはこれまで、米国・英国・中国・シンガポールの海外4極・6拠点を軸に、親会社の住友商事(本社:東京都千代田区)およびそのグループや日系メガバンク、製造業向け、海外拠点強化や現地法人に向けたIT構築支援など様々なITサービスのグローバル展開を推進している。

三菱ケミカル 台湾およびタイのグループ会社を統合

三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は11月13日、台湾およびタイのグループ会社を統合すると発表した。台湾ではグループ3社と台湾事務所を、タイではグループ3社をそれぞれ2020年4月1日をめどに統合する。                                                                 台湾ではグループの太洋新技股份有限公司、太洋化成股份有限公司、太洋製膜股份有限公司の3社と三菱ケミカル台湾事務所を統合、「台灣三菱化學股份有限公司」(所在地:新竹県)とする。同新会社の資本金は3億9,000万台湾ドルで、三菱ケミカルが全額出資する。従業員数は約460名(3社合算)。また、タイではグループのMitsubishi  Chemical(Thailand)Co.,Ltd、Mitsubishi Chemical Performance Polymers(Thailand)Co.,Ltd、RHOMBIC(Thailand)Co.,Ltdの3社を統合、「Mitsubishi Chemical(Thailand)Co.,Ltd.」(所在地:バンコク)とする。同新会社の資本金は5億8,100万タイバーツで、三菱ケミカルが全額出資する。従業員数は約230名(3社合算)。

)

 

)

シノケンG インドネシアの大学と介護人材確保で提携,特定技能で受け入れ

シノケングループ(東京本社:東京都港区)は11月12日、インドネシア中部ジャワ州のヌディワルヨ大学(所在地:スマラン、看護・医学系中心に学生数約3,000人、以下、UNW)と、介護人材確保戦略の一環として独占的な枠組みを前提とした基本契約を締結したと発表した。UNW内に日本語研修センターを開設し、看護・医学系の学生を中心に日本語能力を習得してもらい、主に特定技能1号の制度を活用し2020年夏ごろを目指し、日本国内でシノケングループが保有する介護施設への就労を予定している。

中国西部航空が11/26関西-鄭州 線,関西-重慶線に新規就航

関西エアポートは11月13日、中国西部航空が関西-鄭州線、関西-重慶線を11月26日に新規就航し、週3便(火・木・土曜日)運航を開始すると発表した。中国西部航空は重慶市に拠点を置くLCC(格安航空会社)で、中国国内で80路線以上のネットワークを持つ。日本への就航は今回が初めて。機材仕様はエアバスA320、座席は186席(ビジネスクラス6席、エコノミークラス180席)。

)

住友商事 台湾の電動バスメーカーRAC社へ出資参画,政府の電動化政策受け

住友商事(本社:東京都千代田区)は11月12日、台湾最大手電動バスメーカー、RAC Electric Vehicles Inc.(本社:台湾・桃園市、以下、RAC社)に出資することで、同社との間で合意したと発表した。                                                                                             台湾政府では深刻な大気汚染対策として、バスの電動化を積極的に推し進めており、2030年までに路線バス約1万台、高速バス約5,000台すべて電動バスに切り替える計画を発表している。RAC社は電動バスに係る台湾政府認証を取得している唯一の台湾企業で、電動バスに特化した開発・製造・販売を手掛けている。

出光興産 インドネシア・ブカシ県に同国2カ所目の潤滑油製造工場

出光興産(本社:東京都千代田区)は11月12日、子会社の出光ルブテクノインドネシア(本社:西ジャワ州カラワン県)が、インドネシアにおける高性能潤滑油の需要増加に対する供給能力強化を目的に、ブカシ県内に年間5万KLの生産能力を有する潤滑油製造工場(以下、チカラン工場)を新設し、11月7日に開所式を行ったと発表した。            チカラン工場は最新鋭の生産設備を備えており、2輪車・4輪車への初期充填用エンジンオイルと、交換用のOEM(相手先ブランド生産)製品を主力として製造する。同工場の敷地面積は約8万㎡。同工場の新設により、同国での同社の生産能力は合わせて年間11万5,000KLとなる。同工場は同社が海外で直営する7カ所目の潤滑油製造工場。