関西国際空港を運営する関西エアポート(所在地:大阪府泉佐野市)は10月21日、海南航空が10月29日に関西-北京線、11月25日に関西-連雲港-蘭州線を新規就航し、運航を開始すると発表した。海南航空は2019年にスカイトラックス・ワールド・エアライン・アワードを9年連続5つ星航空会社に認定されている会社。今回の就航により、同社が運航する関西国際空港発着路線は深圳、海口、西安に加え、5路線となる。
王子HD・双日P パルプ原料のプラスチック開発が環境省の委託事業に採択
王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は10月21日、バイオプラスチック(ポリ乳酸、ポリエチレン)開発事業が、双日プラネット(本社:東京都千代田区)とともに、環境省が行うCO2排出抑制およびプラスチック資源循環システムの構築を目的とする委託事業に採択されたと発表した。 従来の石油を原料とするプラスチックを、持続可能なバイオマスを原料としたバイオプラスチックに置き換えることで、大気中へのCO2排出を抑制し、地球温暖化防止に貢献することを目指す。サトウキビ、トウモロコシなどの可食原料ではなく、非可食原料の樹木由来のパルプを原料としたポリ乳酸やポリエチレンの製造を実証する。これにより、非可食バイオプラスチックの普及を目指す。
中国東方航空 関西-南昌線10/27新規就航、週2便運航
富士通 シンガポールのIHPC、SMUと共同プロジェクト開始
富士通(本社:東京都港区)は10月21日、シンガポール科学技術庁のハイパフォーマンスコンピューティング研究所(以下、IHPC)およびシンガポールマネジメント大学(以下、SMU)が、富士通の「デジタルアニーラ」とディープラーニング技術を活用したデジタルプラットフォーム実装プロジェクトを開始すると発表した。 このプロジェクトは富士通の量子現象に着想を得た組み合わせ最適化問題を高速に解くアーキテクチャー「デジタルアニーラ」とシンガポールの先端研究組織、Urban Computing and Engineering Centre of Excellence(以下、UCE CoE)の研究開発能力を活用して、商用アプリケーションの開発を促進する戦略的な取り組み。 今回、シンガポール首相府国立研究財団の支援を受けて、世界で初めてデジタルアニーラのオンプレミスサーバをSMUのデータセンターに設置し、2020年9月末まで検証を行い、実用化に向けた計画を検討する予定。