キャセイパシフィックG 新潟-香港線,徳島-香港線を季節運航

キャセイパシフィックグループは8月1日、新潟と香港を結ぶ新たな路線を2019年10月30日に季節運航で開設する(政府認可申請予定)と発表した。また11月9日より、徳島-香港線を季節運航により再開することも明らかにした。政府認可申請予定。            新規就航する新潟-香港線は両都市を結ぶ唯一の直行便となり、2019年10月30日から2020年3月28日までの期間、エアバスA330型機でキャセイドラゴン航空により、水・土曜発着の週2便体制で運航する。また、徳島-香港線は2019年11月9日から2020年3月28日までの期間、エアバスA320型機でキャセイドラゴン航空により水・土曜発着の週2便体制で運航する。

シャープ ベトナムに複合生産工場建設、空気清浄機・電子デバイス等

シャープ(本社:大阪府堺市)は8月1日、ベトナム・ビンズン省に複合生産工場を建設すること、およびその工場運営を目的とする100%出資子会社を設立すると発表した。新会社が運営する工場は2020年度から空気清浄機、液晶ディスプレイ、電子デバイス等の生産を開始する。新設する子会社「SHARP Manufacturing Vietnam CO.,LTD.」の資本金は2,500万米ドル(約27億1,600万円)で、2020年2月設立予定。

プライメタルズ 中国・宝鋼湛江鋼鉄よりデジタル化パッケージなど受注

プライメタルズテクノロジーズは7月31日、中国の宝山鋼鉄股份有限公司の子会社、宝鋼湛江鋼鉄より、中国広東省湛江に建設を予定している1,780ミリメートルの熱間圧延機向けのデジタル化パッケージ、オートメーションおよび電気設備を受注したと発表した。このプロジェクトは2022年末完工の予定。また今回、熱間圧延における高度なインダストリー4.0ソリューションを共同開発するための協力合意も交わされた。

伊藤忠 ソウルオブジャパンと陸上養殖サーモンの国内販売で合意

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は7月31日、アトランティックサーモンの陸上養殖会社Pure Salmonグループの日本法人ソウルオブジャパン(本社所在地:東京都港区)と、同社が日本で新設する閉鎖循環式陸上養殖場で生産されるアトランティックサーモンの国内販売を担うことで合意したと発表した。同養殖場では、海水ではなく人工海水を用いて飼育しており、海水からの病気侵入リスクを減少、また高度なろ過技術を用いて飼育水を循環利用しており、環境負荷も低減している。年間1万トンの生産を計画。2020年に三重県津市で養殖場を着工、2023年より出荷を予定。

星光PMC ベトナムに製紙用薬品の製造販売の現地法人設立

星光PMC(本社:東京都中央区)は7月31日、ベトナム南部のバリアブンタウ省で製紙用薬品を製造販売する現地法人を設立すると発表した。建設地はバリアブンタウ省内のフーミー3特別工業団地を予定。2021年中の工場竣工・稼働を目指す。東南アジアにおける製紙用薬品事業の本格的な展開を図る。

CTC インドネシアのIT企業2社の株式70%取得し子会社化

伊藤忠テクノソリューションズ(本社:東京都千代田区、略称:CTC)は7月31日、インドネシアのIT企業2社の発行済み株式のそれぞれ70%を既存の株主から取得し、子会社化することで合意したと発表した。対象企業はPT.Nusantara Compnet Integrator(本社・ジャカルタ、以下、Compnet)およびPT.Pro Sistimatika Automasi(本社:ジャカルタ、以下、Prasia)の2社。2019年9月の子会社化を予定。ASEAN地域でのさらなるビジネス拡大を狙う。今回子会社化する両社は、それぞれシステム構築とアプリケーション開発をコアビジネスとするシステムインテグレータで、インフラからクラウド、アプリケーションを含めたトータルなITサービスを2社共同で提供している。

三菱自 タイの累計輸出台数400万台達成30年かけ輸出拠点に

三菱自動車工業(本社:東京都港区)は7月31日、タイの工場における累計輸出台数が400万台を達成し、チョンブリ県レムチヤバン港で記念式典を行ったと発表した。同社は1961年、タイで販売会社を設立し、1964年に生産開始、1988年に自動車メーカーとして初めて同国からの輸出を開始した。2018年には同国で生産した44万台のうち約80%が輸出向けだった。現地の生産・販売会社、ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)は現在、チョンブリ県レムチヤバンに3つの生産工場と1つのエンジン工場を保有。合計7,000人以上の従業員を雇用、数多くのサプライチェーンを形成している。

カワタ ベトナム・ハノイにプラスチック成形機周辺機器の販売子会社

カワタ(本社:大阪市西区)は7月31日、ベトナム・ハノイ市にプラスチック成形機周辺機器等の販売・据付工事およびアフターサービスを手掛ける子会社を設立すると発表した。新会社「KAWATA(VEITNAM)CO.,LTD.」の資本金は80万米ドル(約8,600万円)で、出資比率カワタ51%、KAWATA(THAILAND)CO.,LTD.49%。2020年1月設立予定。

戸田建設 インドネシア子会社増資し、孫会社設立 不動産賃貸事業

戸田建設(本社:東京都中央区)は7月31日、インドネシアで不動産賃貸事業を行うため同国の子会社の増資により特定子会社化するとともに、同社を通じて新会社(孫会社)を設立すると発表した。今回3,700億インドネシアルピア(約27億7,500万円)増資し、子会社「PT.TODA GROUP INDONESIA」(所在地:ジャカルタ)の資本金は4,700億インドネシアルピア(約35億2,500万円)となる。また、設立する孫会社「PT.TODA EKSEKUTIF PROPERTIES」(所在地:ジャカルタ)の資本金は3,710億インドネシアルピア(約27億8,300万円)で、出資額は戸田建設が10億インドネシアルピア(約800万円)、PT.TODA GROUP INDONESIA が3,700億インドネシアルピア(約27億7,500万円)。8月に設立する予定。