GMSとデンソー インドネシアでコールドチェーンの実証事業を開始

Global Mobility Service(本社:東京都港区、以下、GMS)とデンソー(本社:愛知県刈谷市)は9月30日、インドネシアにおけるコールドチェーン物流網構築に向け、生鮮食品などを商業施設や一般家庭に配送する小口保冷輸送サービスの実証事業を、10月から開始すると発表した。今回の実証は将来的な事業化に向けた課題と特定とその解決を計るためのビジネスモデルの確立を目指すもの。

エーザイ・日医工 中国でのジェネリック医薬品事業で提携

エーザイ(本社:東京都文京区)と日医工(本社:富山市、東京本社:東京都中央区)は9月30日、中国におけるジェネリック医薬品事業に関する包括提携契約を締結したと発表した。両社はこれに基づき日医工が日本で販売承認を取得した高品質ジェネリック医薬品を中国市場に導入することで、両社の中国医薬品事業の強化を図る。具体的には、両社で中国市場ニーズに適した品目を選定し、日医工による中国での輸入販売承認取得後、エーザイの中国子会社が販売する。本年度は最初の2品目を選定し、その後も毎年1~2品目ずつ上市準備に取り組み、2024年度からの継続的な上市を目指す。

日立がヘルスケア・養老介護で中国企業・大学と協業に合意

日立製作所、日立(中国)有限公司およ日立(中国)研究開発有限公司はこのほど、東京都内で開催された「第二回日中介護サービス協力フォーラム」で、中国の企業や大学とヘルスケアや養老介護の分野での協業を推進することで合意したと発表した。          合意した協業内容は①中国のスタートアップ企業との協創による、健康養老ソリューション事業の推進②中国河南省職工病院、京大北京との「AI医療介護管理システムの共同研究開発契約」の締結③清華大学との「中国未来老齢化の進展および認知症予防などの対策と技術研究契約」の締結④陽子重粒子がん治療システムプロジェクトの共同推進-の4点。

日立 中国・広州市の超高層ビルに納入のエレベーターがギネスに認定

日立製作所は9月27日、日立グループが中国・広州市の超高層複合ビル「広州周大福金融中心」に納入したエレベーターが「世界最高速エレベーター」として、ギネス世界記録に認定されたと発表した。同エレベーターは定格速度分速1,260mで走行し、地上1階から95階のホテルロビーまでの440mを約42秒で結ぶ。

エスケイジャパン 中国・北京市内に子会社設立

エスケイジャパン(本社:大阪市中央区)は9月27日、中国・北京市内に全額出資によるキャラクター商品の企画・販売および輸出入を手掛ける子会社を設立すると発表した。新会社は「(仮称)SKJ玩具(北京)商貿有限公司」で、資本金は7,000万円(予定)。アミューズメント市場が飛躍的な成長を遂げ、日本のアミューズメント施設運営企業の進出が相次いでいる中国を新たな成長市場と捉え、中国市場に特化した子会社を設立し、事業展開する。

クボタ ミャンマー・ティラワに販売子会社の本社と物流機能を集約

クボタ(本社:大阪市浪速区)は9月26日、ミャンマーの農機販売子会社「Kubota Myanmar Co.,Ltd」(以下、KMCL)が、ヤンゴン近郊のティラワ経済特区内に新拠点を建設し、本社と物流の機能を集約すると発表した。同拠点には約30億円を投じ、2022年3月開所の予定。敷地面積は8万4655㎡、建屋面積は3万2000㎡。                 ミャンマー国内の3カ所に分散していた本社および物流機能を集約することで、サプライチェーンの効率化を図るとともに、ディーラー向けのサービストレーニングセンターの拡張や、でも実演場所の設置等サポート体制の強化を図る。

Shoichi マレーシアに5店舗目の余剰在庫のアパレルショップ

法人在庫処分業のShoichi(本社:大阪市中央区)は9月25日、展開するアパレルショップ「Colors-カラーズ」が、マレーシアの首都クアラルンプールのファーレンハイト88内に新規出店したと発表した。Colors-カラーズでは日本国内の余剰アパレルを商品として取り扱っている。”Japan Outlet”のアパレル商品を販売しているColors-カラーズのマレーシアでの店舗は5店舗目。                                                                                        ファーレンハイト88はクアラルンプールの最大のショッピングエリア、ブギッビンタン地区にあるローカルモール。モール内にはユニクロのショップもある。

NEC シンガポールのマリーナベイ地区に蓄電システムを提供

NEC(本社:東京都港区)は9月27日、NECエナジーソリューションズ(本社:米国マサチューセッツ州)、NECアジアパシフィック(本社:シンガポール)が、シンガポールの大手電力会社、SPグループのSingapore District Cooling(SDC)に出力400KW、容量400KWhの大型蓄電システム(Grid Storage Solution、GSS)を提供したと発表した。同システムは、SDCが運用するマリーナベイ地区にある冷房設備向けに納入され、稼働を開始している。

日本工営 比ニュークラークシティのインフラ設計業務を受注

日本工営(本社:東京都千代田区)は9月27日、国家プロジェクト、フィリピンの新産業都市、ニュークラークシティ建設におけるインフラ設計業務を受注したと発表した。これは2065年までに120万人の居住人口と80万人の雇用を創出する国家プロジェクト。新都市(約3,600㌶)のスマートシティ開発に係るマスタープランの見直しとインフラ設計業務をグループ会社、Philkoei International,Inc.と共同で担う。                                    日本工営グループの海外における大規模なスマートシティ開発に係るプロジェクトは、インドのプロジェクトに続き2件目。