関空 冬期の国際線便数ピーク週1553便で開港以来最多に

関西国際空港を運営する関西エアポートは10月24日、2019年10月27日~2020年3月28日の冬期、関西空港を発着する国際線の運航スケジュールを発表した。これによると、定期便は12月のピーク時に1週間あたり旅客便が1409便、貨物便が144便の合わせて1553便と見込まれる。これを前年同期と比べるとおよそ70便多く、冬期としては開港以来最多となる見通し。韓国便が100便以上減るものの、中国からの便数が大幅に増えるためだ。中国の地方都市とを結ぶ新規就航便などで、中国便が前年と比べおよそ70便増え、週583便になるのが最大の要因。

ラオックス 子会社のシャディと上海楽弘益がギフト事業で合弁

ラオックス(本社:東京都港区)は10月23日、同社のいずれも子会社のシャディと楽弘益(上海)企業管理有限公司(以下、上海楽弘益)が、中国で共同出資による合弁会社を設立したと発表した。各種ギフト商品の企画販売を手掛ける。新会社「上海榭迪文化創意有限公司」(所在地:上海市)の資本金は1,500万人民元(2億2,950万円)で、出資比率はシャディ70%、上海楽弘益30%。

メイコー 中国の龍旗社と業務提携しベトナムで電子機器組立で合弁設立

電子機器のプリント基板メーカー、メイコー(本社:神奈川県綾瀬市)は10月23日、中国の上海龍旗科技股份有限公司(本社:中国・上海市、以下、龍旗社)との間で、電子機器組立事業で業務提携し、ベトナム・ハノイで合弁会社を設立すると発表した。合弁会社は龍旗社の電子機器組立事業の受託業務を担う。                                                        合弁新会社「Meiko Longcheer Electronics Vietnam(仮称)」の資本金は100万米ドル(1億700万円)で、出資比率は名幸電子香港有限公司(メイコー100%連結子会社)51%、Guolong Telecommunication(H.K.)Limited(龍旗社100%連結子会社)49%。2020年1月設立する予定。

住友商事 インドネシア・ブカシ県に第二倉庫竣工、賃貸事業拡大

住友商事(本社:東京都千代田区)は10月23日、インドネシア西ジャワ州ブカシ県で第二倉庫が竣工したと発表した。同社が同国の事業会社、PT.SUMMITMAS PROPERTYを通じ展開している倉庫賃貸事業を強化、拡大していく。第二倉庫の敷地面積は約3万㎡、延床面積は約2万1,000㎡。2016年7月に竣工した第一倉庫に続く大型賃貸倉庫案件で、第一倉庫と同様、花王の現地法人に賃貸し、同社のさらなる事業拡大需要に応えていく。                                                                                                   PT.SUMMITMAS PROPERTY(所在地:インドネシア・ジャカルタ)の株主構成はロダマス50%、住友商事40%、その他10%。

DOWAエコシステム タイで環境・リサイクル事業を大幅拡充

DOWAホールディングス(本社:東京都千代田区)は10月23日、子会社のDOWAエコシステム(同)が、タイの3つの子会社で有害廃棄物の焼却処理を拡大するとともに、新たにハイブリッド自動車(HV)や電気自動車(EV)用の廃電池リサイクルを開始すると発表した。また、廃棄物発電への燃料供給も開始する。今回、タイの環境・リサイクル事業を推進するのはWaste Management Siam社(以下、WMS)、Bangpoo Environmental Complex社(以下、BPEC)、Eastern Seaboard Environmental Complex社(以下、ESBEC)の3社。

イーレックス カンボジアの水力発電事業へ出資参画

イーレックス(本社:東京都中央区)は10月23日、カンボジアの出力8万KW規模の水力発電所建設プロジェクト「The Stung Pursat #1 Hydroelectric Project」の事業権をカンボジア政府から受けているSPHP-Singapore社にAsia Energy Power Co.Ltd(本社:カンボジア、以下、Asia Energy)およびISDN Energy Pte Ltd(本社:シンガポール、以下、ISDN Energy)とともに、出資参画すると発表した。                              同プロジェクトの総投資コストは2億3,100万米ドル、運転開始は2023年2月の予定。売電契約先はカンボジア電力公社。

東横イン 韓国・蔚山市に10/25 ホテルオープン

大手ビジネスホテルチェーン、東横インは10月25日に、韓国・蔚山市に「東横INN蔚山三山洞(ウルサン サムサンロウ)」をオープンすると発表した。同国12店目。20階建てで、客室数は283室。10月25~11月24日に1カ月間宿泊分、キャンペーン料金(シングル:3万8,000ウォン、ダブル・ツイン:5万4,000ウォン、いずれも税込み)で利用可能。アクセスはKTX蔚山駅から車で20分、東海線太和江駅から徒歩10分。

ニッコンHD ベトナムの子会社Gがダナン新倉庫竣工 同国5カ所目拠点

ニッコンホールディングス(本社:東京都中央区)は10月22日、ベトナムの子会社NIPPON KONPO VIETNAMグループが同日、ベトナム国内5カ所目の拠点としてダナン市内に、新たに倉庫を建設、竣工したと発表した。新倉庫は鉄骨スレート造/高床式平屋建てで敷地面積2万4,967㎡、倉庫面積1万5,350㎡。ドックレベラー4基、貨物用リフター5基。保税倉庫(5,155㎡)申請準備中。同倉庫はアジアハイウェイから約3km、鉄道貨物駅から約6km、同国中部の主要港・ダナン港へも約25kmの好立地にある。

ラオス航空の熊本直行便 20年3/8に新規就航

日本の国土交通省は10月21日付で国営ラオス航空に対し、許可申請のあった日本への新規乗り入れを許可したと発表した。これにより、同社は首都ビエンチャンと古都ルアンパバーンの2空港から、熊本空港への直行便を開設する。ビエンチャンからは水・土曜日、ルアンパバーンからは月・金曜日のそれぞれ週2便が運航される。就航は2020年3月18日の予定。使用機材はエアバスA320-214(座席:158席)で、ラオスと日本を結ぶ初の直行便となる。

厦門航空 11/20関西-青島線を新規就航 毎日運航、3都市週56便に

関西エアポート(所在地:大阪府泉佐野市)あ10月23日、厦門航空が関西-青島線を11月20日に新規就航し、毎日運航を開始すると発表した。機材仕様はボーイングB737-800で、座席は170席(ビジネスクラス8席、エコノミークラス162席)。                               厦門航空あ2015年に関西国際空港での運航を再開以来、関西から厦門、福州、杭州への路線を運航しており、今回の就航によって同社による運航は週56便となる。