ピアラ 越境EC戦略加速へ台湾で新法人設立

ECマーケティングおよび広告マーケティング事業を手掛けるピアラ(本社:東京都渋谷区)は7月2日、台湾での越境EC事業拡大に伴い、台灣比智商貿股份有限公司を設立し、7月17日から事業を開始すると発表した。海外への販売支援を強化するにあたり、今後はマーケティングだけでなく、海外・国内物流、カスタマーサポートの支援を実施し現地クリエイティブの最適化を目指す。新会社の所在地は台北市信義區。資本金は390万台湾ドル。

クールジャパン機構 海外スマホ向けゲーム開発・運営事業に出資

クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)は7月2日、スマホ向けアプリ・ゲームを開発・運営し、海外事業に強みを持つ名古屋市のベンチャー企業、ワンダープラネットに最大10億円を出資すると発表した。ワンダープラネットは2015年に自社開発タイトル「クラッシュフィーバー」の日本版を配信開始。翌年には繁体字中国版が台湾・香港で大ヒットし、全世界1,000万ダウンロードを達成。国際色豊かな人材による海外版の専任チームを設け、現地目線での開発・運営に強みを持つ。

サイサン ラオスに合弁でLPガス事業会社 ASEAN5カ国目

サイサン(本社:さいたま市、ガスワングループ本部:東京都千代田区)はこのほど、ラオスの首都ビエンチャン市にASEANエリアの有力企業、AMZグループと合弁でLPG事業会社「Gas One Lao Co.,Ltd.(ガスワンラオス)」を設立し、同国でLPガス事業を開始することになり、6月27日に現地で設立披露式典を開催した。新会社の資本金は500万米ドル(5億5,000万円)で、出資比率はサイサン60%、AMZ40%。                            サイサンはこれまでにベトナム、インドネシア、カンボジアに拠点を開設。2018年にタイへの進出を果たしており、ASEANでは5カ国目。海外拠点で8カ国9番目。

べトジェット 10/27羽田-ダナン線就航

ベトナムのべトジェットエアは7月1日、ダナン-羽田線を冬ダイヤ初日の10月27日に開設すると発表した。同社の日本路線では5路線目で、羽田就航は初めて。ダナン-羽田線は1日1往復の深夜便。羽田行きがダナンを午後6時10分に出発し、午前1時着。ダナン行きは午前2時30分に羽田を出発し、午前6時40分着。ベトナム中部のダナンは南部のホーチミン、北部のハノイに次ぐ3番目の大都市。

パナソニック 太陽光発電の買い取りで新サービス、蓄電池の販促狙う

パナソニック(本社:大阪府門真市)は7月2日、家庭用の太陽光発電について、設置から10年間、電力会社に決められた価格で買い取ってもらえる制度が、今年11月から順次終了することから、新たなサービスを始めると発表した。パナソニックの蓄電池を新たに購入することを条件に、西日本エリアで1年間に限り1KWh当たり最大15円で提携企業が買い取るという。西日本エリアでは関西電力が11月以降に買い取る価格は8円。ちなみに太陽光発電普及のため、国の制度のもとで10年前に太陽光パネルを設置した家庭は1KWh当たり48円と破格の高値だった。買い取り期間が終了する家庭は、今後5年間に165万戸に上るとみられている。

三菱ふそう インドネシアから148名の技能実習生を採用

三菱ふそうトラック・バス(本社:川崎市中原区、以下、MFTBC)は7月2日、外国人技能実習制度「自動車整備作業」の実習生として、新たにインドネシアから148名を採用すると発表した。MFTBCは同制度発足時の2016年4月以降、導入検討に入り、10月より技能実習生を採用。現在、ベトナム、フィリピン国籍の計157名(2019年6月末時点)の実習生が全国の拠点で技能実習を行っている。今回新たにインドネシアから7月1日付で43名、10月1日付で105名が各拠点での研修を開始する。

川崎汽船 台湾で船舶保有・運航管理事業で合弁会社

川崎汽船は7月1日、台湾電力股份有限公司(以下、台湾電力)、裕民航運股份有限公司(以下、裕民航運)および光明海運股份有限公司(以下、光明海運)と、台湾電力向け燃料輸送に従事する石炭船およびLNG船の保有、運航管理事業を目的とする合弁会社を設立することに合意し、台北市内で基本合意書に調印したと発表した。合弁新会社(所在地:台湾・台北市)の資本金は10億台湾ドル(約36億円)で、出資比率は台湾電力40%、裕民航運32.5%、光明海運20%、川崎汽船7.5%。2020年10月設立予定。

大塚家具 中国の高級高齢者施設向け事業で中国企業と合意

大塚家具(本社:東京都江東区)は7月1日、北京華連集団投資股份有限公司(本社:北京市)などが出資する合弁企業、中商経聯(北京)商貿有限公司(本社:北京市)と同公司が運営する高級高齢者施設に家具や内装業務を提供することで合意したと発表した。  中国では65歳以上の人口は2018年末で全体の11.9%の1億6,658万人に上る。そして2030年までに中国でも全人口の5分の1が65歳以上になるとの推計もある。したがって富裕層を中心に高齢者施設へのニーズは高いとみられ、国策の下に大企業中心に高級高齢者施設の建設・運営に積極的に乗り出している。

ガルーダ航空 7月から関西-ジャカルタ線の一部を運休

インドネシア国営のガルーダ・インドネシア航空はこのほど、7月14日~10月21日まで関西-ジャカルタ線の一部を運休すると発表した。機材繰りの影響のためとしている。運休の対象便は日曜日に運航するジャカルタ発23時20分のGA888便、月曜日運航の関西発12時のGA889便。該当日の便をすでに購入済みのキャンセル、または旅程変更に対応する。