トヨタ自動車は5月30日、ミャンマーで初めてとなる車両生産会社、Toyota Myanmar Co.,Ltd(以下、TMY)を設立し、2021年2月からハイラックスを現地生産する。6月にTMYを設立し、新工場をヤンゴン近郊のティラワ経済特区に建設する。投資額は約5,260万米ドルを見込んでいる。新規雇用は約130人を予定。2021年の稼働当初はSKD(セミノックダウン)方式でハイラックスを年間能力約2,500台を生産する予定。
ニッコンHD タイ子会社がラヨーン営業倉庫を増築、需要増に応える
三菱重工G キャセイパシフィック航空の貨物機エンジンで保守・整備契約
三菱重工グループの三菱重工航空エンジン(略称:MHIAEL、本社:愛知県小牧市)は5月29日、香港のキャセイパシフィック航空が運航する貨物機B747-400ERFに搭載されるPW4000エンジンの修理・整備(MRO:Maintenance、Repair and Overhaul)を受託する契約を締結したと発表した。これにより、MHIAELは今後5年間にわたって、キャセイパシフィックのエンジンを修理・整備し、同社の運航をサポートすることになる。キャセイパシフィックは香港国際空港を本拠地(ハブ空港)として、100機を超える旅客機や貨物機を世界100都市に就航させている、航空会社の格付けでも国際的に評価の高い有力”フラッグキャリア”。
阪急阪神エクスプレス タイで集配送の新事業会社設立
阪急阪神エクスプレス(本社:大阪市北区)は5月29日、タイ現地法人、阪急阪神エクスプレス(タイランド)が、合弁先のTrans Air Cargo Co.,Ltd.(トランスエアーカーゴ)および、タイ国内の陸送会社、Logistics One Co.,Ltd.(ロジスティクスワン)との共同出資により国内運送会社「HOT Logistics Co.,Ltd.(ホットロジスティクス)」を設立し、6月1日から営業を開始すると発表した。新会社はタイ法人のロジスティクスセンター(所在地:サムットプラカーン県)隣接地に本社を置き、輸送ネットワークを充実させるとともに、物流業務の効率化を図っていく。新会社の資本金は500万タイバーツで、出資比率は阪急阪神エクスプレス(タイランド)40%、トランスエアーカーゴおよびロジスティクスワンが各30%。
大和物流 ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所開設
日立と日立物流がタイで輸送車両シェアリングサービス開始
日立製作所のASEAN地域の統括会社Hitachi Asia(Thailand)Co.,Ltd.(以下、日立アジア(タイランド)社)と、日立物流のタイの子会社Hitachi Transport System Vantec(Thailand),Ltd.(以下、日立物流(タイランド)社)は5月29日、6月からタイで輸送車両シェアリングサービスの提供を開始すると発表した。このサービスは、荷主からの輸送依頼に対応して、複数の輸配送事業者の中から最適な車両を手配し、コスト低減や納期短縮を支援するもの。2023年度までにトラック2万1,000台での利用および年間売上80億円を目指す。両社は2019年1月から3月にかけて、ユニ・チャームの輸出入コンテナ輸送業務にこのサービスを適用して効果検証を行い、4月から先行的にサービスを提供している。
みらいコンサル 中国・深圳に日本企業向けシェアスペースプレオープン
東京きらぼしFG ベトナム・ホーチミンにコンサルティング現地法人
古河電工 使い捨てプラスチックを強化プラスチックに再生する技術開発
日新電機 ミャンマーに産業用装置・部品受託生産の新会社設立
日新電機(本社:京都市右京区)は5月28日、日新電機グループのミャンマーでの電力機器事業基盤確立を目的として、グループ会社の日新電機タイ(本社:タイ)が、2019年6月に「日新電機ミャンマー(仮称)」を設立すると発表した。2020年3月に操業開始の予定。日新電機グループの装置・部品事業の生産拠点としてはタイ、ベトナムに続き3拠点目となる。新会社の所在地はヤンゴン市郊外のティラワ経済特区工業団地。資本金は150万米ドル(1億6,500万円)で、出資比率は日新電機タイ55%、日新電機40%、その他5%。日新電機は、日新電機タイをASEAN・インド地域の事業・技術統括とし、日新電機ベトナム・日新電機ミャンマーを各国の現地市場参入拠点と位置付け、最適地生産・販売を進め、2020年度の装置・部品事業の売上高100億円を目指す。