セイコーS タイ国鉄新路線に駅構内時計設備納入
セイコーソリューションズ(本社:千葉市)は5月15日、NECのタイ現地法人から受注した、バンコク首都圏のタイ国鉄新路線レッドラインの駅構内時計設備システム(NTPマスタークロックシステム)を2018年12月末から納入開始したと発表した。
レッドラインはバンコク都内のバンス-駅を起点とし、北線・西線からなる大量輸送鉄道として新たに建設される路線で現在工事中。北線は日本政府の円借款、西線はタイ政府の自己資金で建設される。
中国・四国電力 ミャンマー天然ガス火力発電事業へ出資参画
中国電力および四国電力は5月16日、ミャンマー・ヤンゴン管区で商業運転中の天然ガス火力発電事業に出資参画することとし、子会社を通じこの事業の権益を取得する売買契約を15日、TTCL社(TTCL Public Company Limited)の100%子会社の運営会社との間で締結したと発表した。
これにより、同発電事業者「TOYO THAI POWER MYANMAR CO.,LTD.」への出資者はTTCL(43%)、中国電力(28.5%)、四国電力(28.5%)となる。発電出力は12.1万KW。
この事業は、ヤンゴンで建設中のコンバインドサイクル天然ガス火力発電所(アーロン火力発電所)で発電した電気を、ミャンマー発電公社に長期(30年間)売買契約に基づき売電するもの。
ワタミとITグローバル 外国人材受け入れ・育成支援で新会社
ワタミ(本社:東京都大田区)は5月15日、ITbookホールディングス傘下のITグローバルと合弁で、日本における外国人労働者の受け入れ並びに人材育成を支援する新会社を設立すると発表した。
出国前教育、実習・就労支援および帰国後支援など総合的に外国人労働者のフォローを行い、企業と外国人労働者のWIN-WINの関係を構築することで事業拡大できると判断。グローバル人材事業を強化しているITグローバルとの合弁事業とすることを決めた。
今後の海外各国での事業展開を見据え、各国の人材送り出し機関、日本語学校の運営管理を行う持株会社をシンガポールに設立するとともに、登録支援機関、外国人向けの総合人材サービスを提供する会社を日本に設立する予定。
なお、合弁事業による最初の人材送り出し地域をカンボジアとして、事業展開を計画している。
ウィラー シンガポールで自動運転プロジェクト
ウィラー(大阪本社:大阪市北区)のシンガポールの全額出資の子会社WILLERS PTE.LTD(以下、WILLERS)は5月14日、シンガポール最大のカーシェアリング事業者Car Club Pte.Ltd.(以下、CCPL社)と、Singapore Technologies Engineering Ltd(以下、STEL社)と自動運転の所要化に向けたコンソーシアムを同日、設立。6月中旬から国立公園「Jurong Lake Gardens(ジュロン・レイク・ガーデン)」で実証実験を開始するために、N-Parks(シンガポール国立公園局)と準備を開始したと発表した。
WILLERSがビジネスデザインの企画および運営を担い、CCPL社が運行オペレーション、STEL社が自動運転制御技術と車両のメンテナンスを行う。ジュロン・レイク・ガーデンでは6カ月間の無償テスト運行の後、有償での商用運行を2年6カ月行う。