三谷産業 ベトナム法人が粉わさび製造でハラル認証取得
三谷産業(本社:石川県金沢市)は3月25日、健康食品などの原料の製造を手掛けるベトナム法人のオレオウ・ファイン・ケミカル・プロダクツ(以下、AFCP)の工場が、ムスリム(イスラム教徒)対象のハラル認証を取得したと発表した。
ハラル認証は2018年10月に取得。2019年2月に食品製造に関する安全規格「HACCP」を取得している。これにより、粉わさびを製造し、イスラム圏での幅広い展開を目指す。
東電G バングラのDPDC社と地下変電所建設でコンサル契約
東電設計(本社:東京都江東区)および東京電力パワーグリッド(本社:東京都千代田区、以下、東電PG)は3月25日、バングラデシュの配電事業会社、ダッカ配電会社(本社:ダッカ、以下、DPDC社)と地下変電所建設プロジェクトに関するエンジニアリングサービスの契約を締結することで合意し、DPDC本社で調印式を行ったと発表した。
このプロジェクトは国際協力機構(JICA)による円借款貸付け契約の対象事業の一つ。これまでに東電設計と東電PGは、すでにダッカ電力供給会社(DESCO社)向けの地下変電所建設事業(グルシャン地区)に関わるエンジニアリングサービスを受託しており、今回はカウランバザール地区の地下変電所建設プロジェクトに関わるエンジニアリングサービス業務となる。
アイシン精機 タイ子会社がマノヨン社と資本・業務提携
アイシン精機は3月25日、100%子会社アイシンアジア(本社:シンガポール)が、タイおよびその周辺国のアフターマーケット事業強化を目的と市、子会社のアイシンアジアタイランド(以下、AA-T)とマノヨングループのアフターマーケット部品販売を手掛けるマノヨンチャン(以下、マノヨン社)との資本・業務提携契約を締結したと発表した。これに伴いAA-Tはマノヨン社より25.5%の出資を受け入れる。
ASEAN地域では今後アフターマーケット市場の拡大が見込まれており、地域部品商への販路に強みを持つマノヨン社との資本提携により、AA-Tの営業体制を強化する。
住友重機械 ベトナムに減速機部品生産の第4工場開設
住友重機械工業(本社:東京都品川区)はこのほど、100%子会社でギヤモータおよびモータの製造を手掛けるSumitomo Heavy Industries(Vietnam)Co.,Ltd.(以下、SHIV)が、ベトナム・ハノイに第4工場を開設し、開所式を執り行ったと発表した。同工場の敷地面積は2万6,000㎡、建物面積は1万5,000㎡。
SHIVはベトナム・ハノイのタンロン第一工業団地内にあり、今回開設された第4工場では産業用ロボットの関節に使用される精密制御用減速機の主要部品の加工・生産を行い、日本・中国・ドイツなど世界中の組立拠点へ供給する。
現在、産業用ロボットは世界中でその需要が高まっており、今回の第4工場の稼働により生産能力を全世界で約2倍に引き上げる。