ニプロ 中国の河南省鄭州市に販売拠点開設
ニプロ(本店:大阪市北区)は2月7日、中国河南省鄭州市に、連結子会社「尼普洛貿易(上海)有限公司」の営業事務所を開設したと発表した。各種の医療機器の販売を担う。今回の事務所開設で、ニプログループの海外拠点は56カ国175拠点となる。
テラドローン インドネシアのUAVサービス企業に出資
ドローンを活用した測量、点検、各種コンサルティング業務を主幹事業とするテラドローン(本社:東京都渋谷区)は2月7日、インドネシアのUAVサービス企業、AeroGeoSurvey(所在地:バンドン)と出資契約を締結し、「Terra Drone Indonesia」を設立すると発表した。
AeroGeoSurveyは、UAVを活用した写真測量を中心に、オイル&ガス分野等の点検・監視サービスのほか、UAV事業者向けの研修やコンサルティングも手掛ける企業。両社の強みを活かし、テラドローンはインドネシアおよび東南アジアでのUAVサービスを多角化、事業拡大を加速する。
住友商事 愛知県と越・第二タンロン工業団地入居誘致で協定
住友商事と愛知県は、住友商事が運営・展開するベトナムの第二タンロン工業団地(所在地:フンイエン省、以下、TLIPⅡ)へ新規入居する愛知県内企業に特化したサポートを導入する旨の協定の締結の合意した。2月14日に協定締結式を執り行う。
両者は今後、TLIPⅡのレンタル工場に入居する企業向けに初年度管理料の免除や、現地法人設立手続きに要する費用の免除の優遇措置を実施する。また、TLIPⅡ内に「フンイエン省ジャパンデスク」を設け、関係省庁や関係当局と連携し、投資申請や会社設立の迅速化のサポートを行っている。
同工業団地には2019年2月時点で75社(うち日系企業73社)が入居している。
サタケ 中国農業科学院農産品加工研と包括提携
精米機をはじめ食品産業総合機械および食品メーカーのサタケ(本社:東広島市)は2月4日、中国農業農村部農業科学院農産品加工研究所(所在地:中国・北京市)と、穀物加工分野における技術交流を主目的とする包括技術提携契約を締結したと発表した。同研究所が日本の民間企業と提携するのは初めて。
中国農業農村部は日本の農林水産省に相当し、直属する農業科学院農産品加工研究所は国家レベルで農業分野の穀物研究を行う唯一の機関。
提携内容は技術情報の交換や共同研究に加え、相互研修、研究成果の共同宣伝・普及など多岐にわたる。最初のプロジェクトとして、穀物・豆類のGABA(ガンマアミノ酪酸)冨化技術および米粉製粉技術の研究を行う。
日野自 タイに新拠点設置 115億円投じASEANの事業基盤強化
日野自動車(本社:東京都日野市)は2月1日、タイの生産子会社、日野モータース マニュファクチャリング タイランド(本社:サムットプラカーン県サンロン、以下、タイ日野製造)と、「経営戦略2025」で掲げた目指す姿の実現に向け、主要拠点のタイで約115億円投じ、ASEANの事業基盤の強化を加速すると発表した。
タイ日野製造で、現地主導の事業推進体制を構築、サムットプラカーン県バーンボー郡に新拠点「スワンナプームものづくりセンター」を建設し、ASEAN 最適車の商品企画・開発・生産機能を集約・強化する。中・小型トラック・バスを開発・生産する。新拠点の敷地面積は約40万㎡、2019年7月に着工し、2021年に稼働開始する計画。稼働開始時の従業員数は約1,300名。