イナリサーチ 台湾LBと代理店契約締結、非臨床試験の営業拡大へ

非臨床試験事業を主幹事業とするイナリサーチ(本社:長野県伊那市)は7月26日、非臨床試験の営業拡大を目的として、台湾の試験受託機関(CRO)であるLevel Biotechnology Inc.(以下、台湾LB)と代理店契約を締結すると発表した。台湾LBを代理店としてバイオ医薬品の開発プロセスで不可欠なサル試験を台湾顧客から受託することで、同社と相互補完的な関係を構築し、成長市場である同国のバイオ医薬品の取り込みを図っていく。

リンガーハット ベトナム、タイなどに3店舗順次オープン

リンガーハット(本社:東京都品川区)は、8月にベトナム、タイなどに長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」3店舗を順次オープンすると発表した。ベトナムには2店舗目の「クレセントモール店」を8月15日にオープンする。外国人も多く居住する高級住宅街の大型ショッピングセンターのフードコートへの出店で、若者やファミリー層、観光客の来店を見込む。タイには7店舗目となる「タニヤ店」を8月29日に出店する。バンコク都心部のタニヤへの出店で、ビジネス客、日本人駐在員、世界中の観光客の来店を見込む。また、国内では近鉄・大和西大寺駅から徒歩3分の好立地にある「ならファミリー店」を、複合商業施設「ならファミリー」のフードコート内に8月20日オープンする。         リンガーハットの海外店舗は今回の出店で、タイ7店(うち「とんかつHAMAKATSU」が1店)、アメリカ5店(うち「六角浜かつ」が1店、「SOBAYA」が1店)、香港2店、インドネシア1店、台湾1店、ベトナム2店、カンボジア2店の7カ国・地域で合計20店になる。

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イード カンボジアのBENITEN社に戦略投資、エンジニア拡充へ

イード(本社:東京都新宿区)は7月24日、カンボジアのBENITEN CO.,LTD(本社:カンボジア・プノンペン市、以下、BENITEN)への戦略投資を行ったと発表した。インターネットメディアで必要不可欠なエンジニアリングスタッフの確保が課題。イードでは2015年に島根県松江市に開発拠点として松江ブランチを開設したが、さらにエンジニア陣を拡充するため、低コストで雇用が可能なカンボジアに拠点を置き、ブロックチェーン活用のプロジェクトに実績のあるBENITENへの今回の投資を実施した。

ビーノス シンガポール拠点の「RAENA」のシードラウンドで 出資

Eコマース事業とインキュベーション事業を手掛けるビーノス(BEENOS、本社:東京都品川区)は7月25日、東南アジアを中心としたインフルエンサーによるブランドや商品の企画・製造・販売を行うインフルエンサーコマースプラットフォームを展開するRAENA R.U.PTE.LTD.(拠点:シンガポール、以下、RAENA)の設立後初となるシードラウンドで出資していると発表した。RAENAは、同ラウンドで総額180万米ドル(約1億9,500万円)を資金調達したことを7月24日発表している。同ラウンド終了後のビーノスの出資比率は5~10%内。RAENAにはグーグル、アマゾン、アリババなどで経験のあるメンバーが従事しており、国境を越えたサプライヤーネットワークを構築し、商品開発におけるイノベーションを創出している。

商船三井ロジ ベトナム・ハイフォンLC 8月から2倍に拡張

商船三井ロジスティクス(本社:東京都千代田区)は7月26日、ベトナム法人、MOL Logistics(Vietnam)Inc.(本社:ベトナム・ホーチミン市)が2019年1月に開業したベトナム・ハイフォンロジスティクスセンター(以下、ハイフォンLC)を、8月中旬から拡張すると発表した。これにより総床面積は現在の2倍の1万2,000㎡となる。ハイフォンLCは一般倉庫、保税倉庫、CFS倉庫の3つの機能を兼ね備える近代的な倉庫。ハイフォン港に近接するディンプー工業団地に隣接し、ラックフェン港にも近い好立地にある。

東京ガス子会社 台湾・永安LNG受入基地拡張の基本設計受注

東京ガス100%出資子会社、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(以下、TGES)は7月25日、台湾最大手の石油・ガス会社、台湾CPC Corporation(以下、CPC社)から、永安(ヨンアン)LNG受入基地拡張計画における基本設計業務(以下、FEED業務)を受注し、2019年中にFEED業務を実施すると発表した。台湾では環境保全の観点から天然ガス火力発電割合を50%まで引き上げる方針であることから、今後も天然ガス需要の堅調な増加が見込まれている。これによりCPC社は永安LNG受入基地の拡張を計画している。

キューブシステム・関電システムズ,ベトナム・ホーチミン工科大に奨学金制度

キューブシステム(本社:東京都品川区)と関電システムズ(本社:大阪市北区)は7月25日、ベトナム国家ホーチミン市校工科大学(所在地:ベトナム・ホーチミン市)に在籍する学生を対象に奨学金制度の共同運営を開始したと発表した。2019年度から2021年度の3年間、両社が選定した40名に対し毎年奨学金を支給する。

ラオス航空 11月にも熊本-ビエンチャン線 日本初定期便就航へ

ラオス航空は7月25日、熊本県庁で記者会見し、熊本空港への定期便就航に向け、日本の国土交通省に認可申請する準備を進めていると発表した。11月下旬の就航を目指している。実現すれば日本とラオスを結ぶ初の定期便となる。首都ビエンチャンと観光地ルアンプラバン、それぞれ週2往復する。エアバスA320(座席数:142席)を使用し、熊本と両都市を約4時間半で結ぶ。搭乗率9割を目標とする。

ネクストエナジー 日本での中国CATLと蓄電池開発・販売で業務提携

自然エネルギー関連事業を手掛けるネクストエナジー・アンド・リソース(本社:長野県駒ケ根市)は7月25日、中国の蓄電池大手、Contemporary Amperex Techology Co.,Limited(本社:福建省寧徳市、以下、CATL)との間で、日本での蓄電池開発・販売で業務提携したと発表した。CATLは全世界で一番の車両用蓄電池販売実績を誇る(SNEリサーチ調べ)。現在、世界中の主要自動車メーカーと戦略提携を行っている。

トヨタ 中国DiDi社とモビリティーサービスで協業拡大へ合弁会社設立

トヨタ自動車は7月25日、中国配車サービス最大手DiDi Chuxing(以下、DiDi社)と、中国におけるモビリティーサービス領域のきょうぎょうに合意。両社の一層の関係強化のため、トヨタとDiDi社はライドシェアドライバー向け車両関連サービスを展開する合弁会社を広汽トヨタ自動車(GTMC)とともに設立すると発表した。また、トヨタはDiDi社および合弁会社にも出資し、出資額は計6億ドル(約660億円)となる。