プライメタルズ 中国の鞍山鋼鉄からスラブ鋳造機更新工事を受注

プライメタルズ 中国の鞍山鋼鉄からスラブ鋳造機更新工事を受注

プライメタルズテクノロジーズは5月14日、中国の鞍山鋼鉄集団(以下、鞍山鋼鉄)から、第1製鋼工場のスラブ連続鋳造機の更新、近代化工事を受注したと発表した。近代化される鋳造機は、既存1号機の後継となる予定。また、これは中国の鋳造機として初のSRD(Single-Roll DynaGap)セグメントの導入となる。完工は2019年の第3四半期の予定。
中国遼寧省鞍山市を本拠地とする鞍山鋼鉄は、年間3,570万トン超(2017年実績)の生産量を誇る中国有数の鉄鋼メーカー、鞍山鋼鉄集団公司の一員。

ワタミとITグローバル 外国人材受け入れ・育成支援で新会社

ワタミとITグローバル 外国人材受け入れ・育成支援で新会社

ワタミ(本社:東京都大田区)は5月15日、ITbookホールディングス傘下のITグローバルと合弁で、日本における外国人労働者の受け入れ並びに人材育成を支援する新会社を設立すると発表した。
出国前教育、実習・就労支援および帰国後支援など総合的に外国人労働者のフォローを行い、企業と外国人労働者のWIN-WINの関係を構築することで事業拡大できると判断。グローバル人材事業を強化しているITグローバルとの合弁事業とすることを決めた。
今後の海外各国での事業展開を見据え、各国の人材送り出し機関、日本語学校の運営管理を行う持株会社をシンガポールに設立するとともに、登録支援機関、外国人向けの総合人材サービスを提供する会社を日本に設立する予定。
なお、合弁事業による最初の人材送り出し地域をカンボジアとして、事業展開を計画している。

マンダム ネット通販「天猫国際」に「mandom旗艦店」開設

マンダム ネット通販「天猫国際」に「mandom旗艦店」開設

マンダム(本社:大阪市中央区)は5月15日、ネット通販「天猫国際(Tmall Global)」に16日から、「mandom 漫丹海外旗艦店」をオープンすると発表した。同ショッピングサイトではマンダムの主力化粧品4ブランド32品目を販売する。
「漫丹」はマンダムの正式な中国語名称。マンダムはアジアで日本を含む11の国と地域で事業展開している。

NTTドコモ系 シンガポールのMatchmove Pay社へ出資

NTTドコモ系 シンガポールのMatchmove Pay社へ出資

NTTドコモ・ベンチャーズ(本社:東京都港区)は5月14日、同社の運用するNTTグループのファンドを通じて、アジア地域でモバイルウォレットのプラットフォームを提供するスタートアップ企業Matchmove Pay Pte.Ltd.(本社:シンガポール)へ4月に出資したと発表した。
アジア各国の決済手段(クレジット・デビット・eウォレットなど)を包括的に加盟店に提供する決済代行事業を行うNTTデータと、Matchmove Pay社の事業との親和性が高く、今後のビジネス創造に貢献すると判断、出資した。

花王 インドネシア合弁の化学品新工場が竣工

花王 インドネシア合弁の化学品新工場が竣工

花王(本店所在地:東京都中央区)は5月13日、アピカグループとのインドネシアにおける脂肪酸製造合弁会社、アピカ花王ケミカルズが同国スマトラ島で建設を進めていた新工場が同日、竣工したと発表した。初期投資額は約8,000万米ドル(約90億円)。
アピカ花王ケミカルズ(所在地:インドネシアスマトラ島リアウ州ドゥマイ市)への出資比率はアピカグループ65%、花王35%。敷地面積は約4万4,000㎡。アピカグループはシンガポールに本社を置き、主にアジアで油脂および油脂誘導体を製造・販売している。

森永製菓 タイ・バンコク市内に販売子会社

森永製菓 タイ・バンコク市内に販売子会社

森永製菓(本社:東京都港区)は5月13日、東南アジアエリアにおける新規市場開拓および営業拠点網の整備を目的として、タイ・バンコク市内に販売子会社を設立したと発表した。新会社「Morinaga Asia Pacific Co.,Ltd.」の資本金は5,714万タイバーツ(約2億円)で、森永製菓が全額出資する。

ウィラー シンガポールで自動運転プロジェクト

ウィラー シンガポールで自動運転プロジェクト

ウィラー(大阪本社:大阪市北区)のシンガポールの全額出資の子会社WILLERS PTE.LTD(以下、WILLERS)は5月14日、シンガポール最大のカーシェアリング事業者Car Club Pte.Ltd.(以下、CCPL社)と、Singapore Technologies Engineering Ltd(以下、STEL社)と自動運転の所要化に向けたコンソーシアムを同日、設立。6月中旬から国立公園「Jurong Lake Gardens(ジュロン・レイク・ガーデン)」で実証実験を開始するために、N-Parks(シンガポール国立公園局)と準備を開始したと発表した。
WILLERSがビジネスデザインの企画および運営を担い、CCPL社が運行オペレーション、STEL社が自動運転制御技術と車両のメンテナンスを行う。ジュロン・レイク・ガーデンでは6カ月間の無償テスト運行の後、有償での商用運行を2年6カ月行う。

IHI シンガポールでCO2のリサイクル技術のデモ装置開発

IHI シンガポールでCO2のリサイクル技術のデモ装置開発

IHI(本社:東京都江東区)は5月13日、シンガポール科学技術庁傘下の化学工学研究所(ICES)と共同開発したメタン化触媒を用いて、CO2からメタンを製造するメタネーション技術のデモ装置を開発したと発表した。
IHIは生産・発電等の過程で排出されるCO2を回収・再利用し、水素と反応させることでメタンを生成する技術の開発に取り組んでいる。この技術によって生成したメタンを既存のパイプラインに供給することで、発電用燃料や都市ガスとして利用することが可能だ。IHIはICESと2011年から共同研究を行い、高い反応効率と耐久性を兼ね備えた独自のメタン化触媒を開発した。

ヤクルト本社 販売・生産力増強し中国事業を拡大

ヤクルト本社 販売・生産力増強し中国事業を拡大

ヤクルト本社は5月14日、中国ヤクルトの販売・生産網を6月1日から増強し、中国事業を拡大すると発表した。
中国ヤクルトの甘粛省蘭州市に蘭州支店、江蘇省南通市に南通支店、浙江省紹興市に紹興支店を設立し、スーパーマーケット等で6月1日から「ヤクルト」および「ヤクルトライト」の販売を開始する。また、中国ヤクルトの製造子会社、無錫ヤクルト(無錫工場)の敷地内に建設した第2工場棟で6月1日からヤクルトの生産を開始する。
今回の生産・販売体制の増強により、中国における販売拠点は46カ所、生産能力は日産380万本となる。

MHPS 中国・製紙大手向けにガスタービン2基受注

MHPS 中国・製紙大手向けにガスタービン2基受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は5月15日、中国の製紙大手、理文造紙有限公司が本拠を構える広東省東莞市の工場向けに、H-25形ガスタービン2基を受注したと発表した。天然ガス焚きコージェネレーション(熱電併給)設備を構成する中核機器となるもの。運転開始は2020年を予定。
同社はガスタービンを納入するとともに、技術者を派遣して機器の据え付け・試運転の指導を担う。
製紙工場の自家発電設備として、出力6万2,000KWの電力とともに、排熱回収ボイラーを通じてガスタービンの排ガスを活用した製造プロセス用蒸気を最大で毎時150㌧供給していく。