楽天 中国・大連市に新たな開発拠点を開設
楽天(本社:東京都世田谷区)は5月8日、グローバルな開発環境の拡充と優秀なテクノロジー人材の確保を目指し、新たに中国遼寧省大連市に開発拠点となる楽天創研(北京)科技有限公司大連支社を開設したと発表した。
今回新設する大連市の開発拠点は、中国における開発拠点の中心に据え、今後、既存の北京・上海の開発拠点を集約する形で拡大を予定している。
オークマ 中国に「大隈(常州)机床有限公司」設立
オークマ(本社:愛知県丹羽郡大口町)は5月7日、中国江蘇省常州市の武進国家高新技術産業開発区管理委員会との間で、工作機械の生産子会社「大隈(常州)机床有限公司」を設立することで、4月12日付で合意したと発表した。
新会社の資本金は8.8億円でオークマが全額出資する。6月に設立し、10月に操業開始の予定。プレミアム・エコ「GENOSシリーズ」の横形CNC旋盤と立形マシニングセンタを生産し、中国市場で拡大する需要に応える。生産台数は2019年は月産10台規模とし、2020年には同40台まで引き上げ、2022年には同75台とする計画。
新会社が生産した製品は、上海の販売子会社「大隈机械(上海)有限公司」が販売およびアフターサービスを担う。
DIC インドの中堅塗料用樹脂メーカーを買収
DIC(本社:東京都中央区)は、4月27日にインドの塗料用樹脂メーカー、Ideal Chemi Plast Pvt.Ltd.(アイディール ケミプラスト プライベートリミテッド、所在地:インド・マハラシュトラ州、以下、Ideal社)を買収したと発表した。投資額は非公開。
DICのハイエンド製品に対応した樹脂開発力と、インド塗料市場に精通したIdeal社が有するノウハウやサプライチェーンを融合することで、短期間でインド市場でのポジションを高めていくことができると判断した。
Ideal社を足掛かりに今後、近隣国のグループ会社と連携し、共同での製品開発や設備投資も進めながら事業を拡大していく。