トヨタ 五輪専用EV発表、会場敷地内の関係者らの移動をサポート

トヨタ自動車は7月18日、2020年東京オリンピック・パラリンピック専用に開発した電気自動車(EV)を発表した。小型バスのような外観で、低床で乗り降りしやすい設計にしている。広大な各競技会場の敷地内を選手や大会関係者に加え、高齢者や妊婦、乳幼児連れの家族の移動をサポートする予定。

ニプロ バングラデシュの医療機器製造販売企業を子会社化

ニプロ(本社:大阪市北区)は7月22日、バングラデシュの医療機器製造販売会社、JMI Syringes & Medical Devices Limited(本社:ダッカ、以下、JSMD)が実施した第三者割当増資を引き受け、同社を子会社化したと発表した。JSMDが7月3日に実施した第三者割当増資で発行した1,110万株を引き受け、同社議決権の50.2%を保有することになった。これにより同社をニプロの連結子会社とする予定。

BYDとトヨタ,EV共同開発で合意 20年代前半に中国市場へ導入

比亜迪股份有限公司(以下、BYD)とトヨタ自動車は7月19日、電気自動車(EV)の共同開発契約を締結したと発表した。2020年代前半にトヨタブランドでの中国市場導入を目指して、セダンおよび低床SUVタイプのEVの開発と、その車両などに搭載する電池の開発を進めていく。BYDは1995年に電池事業で創業し、現在は電動車だけでなく、大型蓄電池を含めたトータルエネルギーソリューションを提供する企業。社名のBYDは「Build Your Dreams」の頭文字。

東芝 ベトナム・ホーチミン高島屋に納入のシステムとアプリが稼働

東芝デジタルソリューションズ(本社:神奈川県川崎市幸区)は7月19日、ベトナムのパートナー企業、FPT Softwear社(以下、FPT)と連携して、ホーチミン高島屋に納入した新CRMシステムおよびモバイルアプリケーションが、同日から稼働開始すると発表した。同システムは両社がベトナム国内向けにローカライズして共同開発したポイント顧客システムをベースにしている。顧客は、同システムを買い物時にスマートフォンをポイントとして使うことができる一方、高島屋は同システムの会員管理機能、分析機能、コミュニケーション機能から得られた、顧客接点における情報を統合管理することで、顧客との長期的な関係性を構築できる。

グローリー シンガポールのsoCash社の株式取得

通貨処理機、通貨端末機器などの開発・製造・販売・メンテナンスを手掛けるグローリー(本社:兵庫県姫路市)は7月19日、キャッシュアウトサービスを開発・提供しているSOCASH PTE.LTD.(本社:シンガポール、以下、soCash社)と株式取得契約を締結し、soCash社が発行する新株式の取得により、新株式発行後の同社発行株式の一部を取得したと発表した。株式取得日は7月19日。金融店舗や流通店舗の垣根を超え、社会全体で効率的な現金の流れを実現することで、現金のハンドリングコストをさらに圧縮していく。

ANA 10/27より成田-チェンナイ線 運行開始

全日本空輸(本社:東京都港区、以下、ANA)は7月18日、2019年10月27日より南インドで日本から唯一の直行便となる成田-チェンナイ線の運航を開始すると発表した。チェンナイはムンバイ、デリーに続くANAとして3番目の就航都市となり、インドと日本を結ぶ路線ネットワークがさらに拡充する。チェンナイはインド第2の規模を誇る港湾を有し、南インドの玄関口に位置する。”インドのデトロイト”とも称されている自動車産業を中心に、数多くの日系企業を含め製造業が集積している都市。また、市内および郊外には由緒ある建築物、遺跡群など観光地としても魅力のある都市だ。

アルプス物流 タイに初の自社倉庫「バンナ倉庫」竣工

アルプス物流(本社:横浜市港北区)は7月17日、タイ現地法人のアルプス・ロジスティクス(タイ)が、タイ・バンコク近郊のチャチュンサオ県バンパコンに、「バンナ倉庫」を竣工したと発表した。新倉庫は地上3階建て・RC造、敷地面積約3万2,000㎡、倉庫面積約2万4,000㎡。7月1日に顧客企業、パートナー企業を招き、総勢およそ50名が出席し開所式を行い、7月から稼働開始している。今回竣工した新バンナ倉庫は、同社のASEAN拠点最大の倉庫で、スワンナプーム国際空港や、海運貨物の内陸コンテナデポのテッカバンに近く、タイ国内および国際物流の重要拠点として運営していく。

三菱ふそう インドネシアに中型トラック「ファイター」6機種投入

三菱ふそうトラック・バス(本社:神奈川県川崎市幸区、以下、MFTBC)は7月18日、インドネシア・ジャカルタで7月18~28日の11日間にわたって開催される「ガイキンド・インドネシア・インターナショナル・オートショー」で、中型トラック「ファイター」の新6機種を発表した。インドネシアの商用車市場で中型トラックは、ここ数年で最も急成長を遂げているセグメントの一つ。MFTBCは今回の新車種投入を機に、ホイールベースの長い「ファイター」のラインアップを増やしていく。

小野薬品 210億円投じ山口工場完成、「オプジーボ」など増産へ

小野薬品工業(本社:大阪市中央区)は7月17日、約210億円を投じ山口県で建設を進めていた山口工場が完成し、7月12日に竣工式を行ったと発表した。2020年春操業開始する予定。山口工場では高活性・抗体医薬に対応できる製造ラインを備え、販売が好調ながん免疫治療薬「オプジーボ」や、多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス」などの注射剤を製造する。同工場の製造棟4階建て、倉庫棟2階建て、管理棟3階建てで、延床面積2万8,661㎡。

バンダイナムコGなど ドラゴンボールで世界8会場を巡るツアーイベント開催

バンダイナムコグループは7月16日、集英社、東映アニメーションと協力し、「DRAGON BALL」シリーズを、世界中のファンに届けていくべく、世界8会場を巡るツアーイベント「DRAGON BALL WORLD ADVENTURE」を開催すると発表した。開催都市はサンディエゴ(7月18~21日)、上海(8月2~5日)、メキシコシティ(8月2~4日)、香港(8月8~9月1日)、ケルン(8月20~24日)、ニューヨーク(10月3~6日)、バルセロナ(10月31~11月3日)と日本(詳細は後日発表)の8会場。