サザビーリーグ「Afternoon Tea TEAROOM」今秋香港初出店

サザビーリーグ(本社:東京都渋谷区)は5月31日、運営する「Afternoon Tea TEAROOM」が、香港・マカオ地区における独占ライセンス契約を、ティールーム(香港)リミテッド社と締結し、香港・九龍地区に今秋開業する「K11 MUSEA」に香港初出店すると発表した。同店舗で、おいしい紅茶と季節感あふれる彩り豊かなフードやスイーツとともに、日本と変わらない”お茶とともに過ごす豊かな時間”を提供する。Afternoon Tea TEAROOMは、日本国内では2019年5月30日現在、87店舗を展開している。

プライメタルズ 中国・江蘇沙鋼のLD転炉2基に自動出鋼システムを受注

プライメタルズテクノロジーズは5月30日、中国の鉄鋼メーカー、江蘇沙鋼集団有限公司(以下、江蘇沙鋼)の江蘇省張家港にある転炉製鋼所のLD(BOF)転炉2基に向け、自動出鋼システムを受注したと発表した。これは同社が製鉄所で初めて実機適用する自動出鋼システムになる。今回の近代化プロジェクト計画により、出鋼時間を短縮しスラグキャリーオーバーを最小化して、その後の脱リン能力を向上させる。新しい自動出鋼システムの稼働は2019年の第3四半期の予定。江蘇沙鋼は中国最大の民間製鉄会社で、年間生産量は銑鉄3,190万㌧、粗鋼3,920万㌧、圧延製品3,720万㌧。

三菱地所 台湾でグループ初の分譲マンション開発事業

三菱地所は5月30日、台湾の不動産デベロッパー、潤泰創新国際と共同で推進している台湾・新北市板橋区江翠開発区の分譲マンション「潤泰峰●」を販売開始すると発表した。このプロジェクトは三菱地所グループとして初の台湾での住宅開発・販売事業。物件は23階建て、総戸数220戸のツインタワー。2LDK~4LDKのプランを用意。上質な共用部設備や緑豊かなランドスケープデザインを備えた、質の高い住宅を提供する。台北MRT板南線「江子翠」駅から徒歩7分の好立地。2018年5月着工、2021年2月竣工予定。

JFEスチール 中国の模倣品販売業者を摘発、処分下る

JFEスチールは5月30日、中国で同社の耐摩耗鋼板「EVERHARD」の模倣品を、同社製品と偽って販売していた業者を天津市北辰区市場監督管理局に行政摘発請求していた件で、請求通り認められたと発表した。4月19日に模倣品販売の禁止と罰金の支払いを命じる行政処罰決定書が発行され、処分が下されたという。

トヨタ ミャンマーで21年2月からハイラックス生産、新工場建設発表

トヨタ自動車は5月30日、ミャンマーで初めてとなる車両生産会社、Toyota Myanmar Co.,Ltd(以下、TMY)を設立し、2021年2月からハイラックスを現地生産する。6月にTMYを設立し、新工場をヤンゴン近郊のティラワ経済特区に建設する。投資額は約5,260万米ドルを見込んでいる。新規雇用は約130人を予定。2021年の稼働当初はSKD(セミノックダウン)方式でハイラックスを年間能力約2,500台を生産する予定。

ニッコンHD タイ子会社がラヨーン営業倉庫を増築、需要増に応える

ニッコンホールディングス(本社:東京都中央区)は5月28日、タイの連結子会社、NIPPON KONPO(THAILAND)CO.,LTD.が2013年5月に竣工したラヨーン営業所倉庫の増築工事を2019年5月に完工したと発表した。RC柱鉄骨造平屋建ての倉庫面積は、今回の増築に伴い4156.13㎡増えて計4万2176.13㎡となった。同倉庫の近在には日系メーカーが多く入居する工業団地があり、保管能力増強により顧客ニーズの増加に応え、さらなる業容拡大を目指す。

三菱重工G キャセイパシフィック航空の貨物機エンジンで保守・整備契約

三菱重工グループの三菱重工航空エンジン(略称:MHIAEL、本社:愛知県小牧市)は5月29日、香港のキャセイパシフィック航空が運航する貨物機B747-400ERFに搭載されるPW4000エンジンの修理・整備(MRO:Maintenance、Repair and Overhaul)を受託する契約を締結したと発表した。これにより、MHIAELは今後5年間にわたって、キャセイパシフィックのエンジンを修理・整備し、同社の運航をサポートすることになる。キャセイパシフィックは香港国際空港を本拠地(ハブ空港)として、100機を超える旅客機や貨物機を世界100都市に就航させている、航空会社の格付けでも国際的に評価の高い有力”フラッグキャリア”。

阪急阪神エクスプレス タイで集配送の新事業会社設立

阪急阪神エクスプレス(本社:大阪市北区)は5月29日、タイ現地法人、阪急阪神エクスプレス(タイランド)が、合弁先のTrans Air Cargo Co.,Ltd.(トランスエアーカーゴ)および、タイ国内の陸送会社、Logistics One Co.,Ltd.(ロジスティクスワン)との共同出資により国内運送会社「HOT Logistics Co.,Ltd.(ホットロジスティクス)」を設立し、6月1日から営業を開始すると発表した。新会社はタイ法人のロジスティクスセンター(所在地:サムットプラカーン県)隣接地に本社を置き、輸送ネットワークを充実させるとともに、物流業務の効率化を図っていく。新会社の資本金は500万タイバーツで、出資比率は阪急阪神エクスプレス(タイランド)40%、トランスエアーカーゴおよびロジスティクスワンが各30%。

大和物流 ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所開設

大和ハウスグループの大和物流(本社:大阪市北区)は5月29日、ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設したと発表した。今後、コア事業の建築建材や電気設備等の分野で取引のある国内企業をメインターゲットとし、周辺国を含めたASEANでの物流事業への参入を図るとともに、新領域の物流への挑戦も視野に入れ、早期の現地法人化を目指す。

日立と日立物流がタイで輸送車両シェアリングサービス開始

日立製作所のASEAN地域の統括会社Hitachi Asia(Thailand)Co.,Ltd.(以下、日立アジア(タイランド)社)と、日立物流のタイの子会社Hitachi Transport System Vantec(Thailand),Ltd.(以下、日立物流(タイランド)社)は5月29日、6月からタイで輸送車両シェアリングサービスの提供を開始すると発表した。このサービスは、荷主からの輸送依頼に対応して、複数の輸配送事業者の中から最適な車両を手配し、コスト低減や納期短縮を支援するもの。2023年度までにトラック2万1,000台での利用および年間売上80億円を目指す。両社は2019年1月から3月にかけて、ユニ・チャームの輸出入コンテナ輸送業務にこのサービスを適用して効果検証を行い、4月から先行的にサービスを提供している。