NTTデータ インドのクラウドヘッジ社と資本提携

NTTデータ(本社:東京都江東区)は6月21日、アプリケーションのコンテナ移行やDevOpsプロセスを支援する技術・ノウハウを持つインドのクラウドヘッジ・テクノロジーズ・プライベート・リミテッド(本社:インド・プネ、以下、クラウドヘッジ)と資本提携したと発表した。これにより、クラウドヘッジの持つ高度な技術・ノウハウを、NTTデータが提供する既存IT資産を活用したデジタル化対応技術体系「レガシーデジタルインテグレーション」に取り入れ、世界各国のNTTデータグループの幅広い顧客層に対して提供することにより、顧客の迅速なデジタルトランスフォーメーションを支援していく。

日本生命 ミャンマーのGGIH社へ出資 株式35%保有へ

日本生命保険は6月21日、ミャンマー有力財閥の一つ、シュエタングループ傘下のグランド・ガーディアン・インシュアランス・ホールディング(以下、GGIH)およびGGIH傘下の生命保険会社、グランド・ガーディアン・ライフ・インシュアランス(以下、GGLI)との間で、GGLIの株式を取得することで合意し、ミャンマー関係当局に金融許可申請書類を提出したと発表した。新株発行割当により、GGIL株式2,100万米ドル相当(約23億円)を取得し、全体の35%を保有することになる。9~10月に諸手続きを完了する予定。これに伴いGGLIは「グランド・ガーディアン・ニッポンライフ・インシュアランス」に社名変更する予定。

出光興産 フィリピンに潤滑油の販売会社設立 事業の強化・拡大へ

出光興産(本社:東京都千代田区)は6月21日、フィリピンに潤滑油販売会社「出光ルブリカンツフィリピン」(所在地:マニラ市)を設立、営業を開始したと発表した。新会社の資本金は5,000万フィリピンペソで、出光興産が全額出資した。フィリピン国内の日系自動車や車関連部品メーカーへの潤滑油供給並びに自社ブランドオイルの拡販を推進する。2018年のGDP成長率6.2%と中期的にも安定的な成長が期待されるフィリピン経済のもと、車関連オイルをはじめ堅調な需要の伸びが見込まれる潤滑油のグローバルメーカーとして事業の強化・拡大を図る。

GMOリサーチ インド工科大学マドラス校とインターン生受け入れで協定

GMOインターネットグループでインターネットサービス事業を展開するGMOリサーチ(本社:東京都渋谷区)は6月21日、工学・科学技術を専門とするインド工科大学マドラス校(以下、IITマドラス校)と、インターンシップ生の受け入れに関する協定を6月17日に締結し、インターンシップ生の受け入れを開始したと発表した。海外教育機関からのインターンシップ生の受け入れは米国アリゾナ州立大学サンダーバード国際経営大学院に続き2校目となる。GMOリサーチはエンジニア志望の学生を受け入れ、授業では学ぶことのできない実践的な技術を習得する機会を提供する。

中村超硬 中国の南京三超へ生産設備および技術供与で合意

ダイヤモンドワイヤメーカーの中村超硬(本社:大阪府堺市)は6月21日、中国・深圳証券取引所上場で、ダイヤモンドツールを生産・販売する南京三超新材料股份有限公司(所在地:江蘇省南京市)との間で、同社のダイヤモンドワイヤの生産設備や技術供与などに関する基本合意書を締結したと発表した。固定資産の譲渡および技術供与に係る対価の総額は約32億円。正式契約締結は7月末の予定。ダイヤモンドワイヤの市場価格の7割下落により、早急な事業立て直しが難しいと判断した。

廻転寿司「CHOJIRO」シンガポールに1号店

活魚廻転寿司「にぎり長次郎」、廻転寿司「CHOJIRO」などを展開するフーズネット(本社:大阪市中央区)はこのほど、シンガポールのUPTRON(PTE)LTDとFC契約を締結し、海外初出店となる「CHOJIRO CAPITAL SQUARE」店をシンガポールにオープンした。所在地はシンガポールの「キャピタルスクウェア」1階の飲食エリア「GOCHI Church Street Japan Kitchen」内。                                                                            フ-ズネットの2019年4月現在の店舗数は直営店67店(「にぎり長次郎」54店、「CHOJIRO」6店、出前寿司「にぎり忠次郎」7店)、フランチャイズ加盟店13店(京寿司「都人」13店)。

堀場製作所 中国グループ統括業務で子会社

堀場製作所(本社:京都市南区)は6月21日、同社グループが2020年に向けた中期経営計画に掲げる重点施策の一つ、資産効率の向上による企業価値の最大化の一環として、中国に100%出資の子会社を設立すると発表した。グループファイナンスによる資金効率向上、各地域における財務管理機能の強化を図る。新会社「厚礼博(中国)投資有限公司」(本店所在地:中国・上海市)の資本金は3,000万米ドル(約33億円)で、同社が全額出資する。7月に設立する予定。

JR西日本 特急「はるか」増結用の新型車両 インバウンド対応

JR西日本(本社:大阪市北区)は6月21日、関西国際空港へのアクセスを担う特急「はるか」(通常6両編成が主体)へ、増結用の新型車両を追加投入すると発表した。投入車両数は18両(3両×6本)。営業開始時期は2020年春ごろを予定。訪日外国人旅客数が増え続けていることに対応するもの。これにより、一列車当たりの座席数を約1.5倍にすることが可能という。

イントランス 中国・上海市に現地法人を設立

イントランス(本社:東京都渋谷区)は6月20日、中国・上海市に現地法人「INTRANCE Shanghai Co.,Ltd.」(所在地:上海市浦東新区)を設立すると発表した。新会社の資本金は50万米ドルで、イントランスが全額出資する。7月に設立、8月から営業開始する。情報コンサルティング、コンベンションサービス、各種広告のデザイン、制作などを手掛ける。

海南航空 7/1から関西―西安線を新規就航

関西空港を運営する関西エアポートは6月21日、海南航空が関西―西安線を7月1日に新規就航し、週3便運航を開始すると発表した。同社の関西空港発着路線は深圳、海口に次ぐ3路線目となる。機材仕様はボーイング737-800で、座席164席(ビジネスクラス8席、エコノミークラス156席)。西安市は中国西北地方の最大都市で、かつては長安と呼ばれた古都。今回の就航により、関西―西安線は週18便(経由便含む)となる。