ルノー・日産自連合 中国に共同研究開発拠点
ルノーおよび日産自動車は4月12日、中国・上海市に研究開発を担う新しい合弁会社「アライアンス研究開発(上海)有限公司(通称:アライアンス イノベーションラボ上海)」を設立したと発表した。
この新会社は両社が折半出資して設立したもので、自動運転、電気自動車、コネクテッドカーに重点を置いた研究開発を行う。開発した技術は、中国および世界で販売されている日産自動車、ルノーの車両への搭載が検討される。
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NEC 中国のエネルギーサービス企業に大型蓄電システム提供
NECは4月11日、同社とエネルギー関連子会社NECエナジーソリューションズが、中国のエネルギーサービス企業、Ray Power Systems社へ出力9MWの大型蓄電システムを2基提供し、ともに稼働開始したと発表した。このサービスは内モンゴル自治区のオルドス市のハンジン発電所と、河北省のファルン発電所に提供される。
また、NECは山西省のプーヂョウ市でもRay Power社から出力6MWの大型蓄電システムを受注。現在納入・設置作業中で、2019年前半の稼働を予定。
今回の中国での3件の受注を含め、NECグループの世界各国での蓄電システムの納入実績は750MW以上に達する見込み。
三井住友建設 カンボジアの上水道拡張整備工事が竣工
三井住友建設(本社:東京都中央区)は4月11日、カンボジア・カンポット市で進めていた上水道拡張整備工事が竣工したと発表した。4月2日に挙行された落成式典にはカンボジアのフン・セン首相、在カンボジア日本国大使館の堀之内秀久特命全権大使、国際協力機構(JICA)カンボジア事務所の菅野祐一所長、三井住友建設の栗林武弘執行役員、水ingの二宮朗代表取締役副社長ら工事関係者や地域住民など約7000人が出席した。
このプロジェクトは、カンボジア政府の「国家戦略開発計画2014-2018」において掲げられている「安全な飲料水へのアクセス率向上」のために、日本政府の無償資金協力(ODA)により計画されたもの。取水施設新設8250㎥/日、浄水場新設7500㎥/日が整備され、敷設工事は導水管敷設5km、配水管敷設89kmに及んだ。請負金額はJV全体で約21億円だった。