第一稀元素化学のベトナム子会社へJBICが5億円出資

第一稀元素化学のベトナム子会社へJBICが5億円出資

第一稀元素化学工業は3月14日、ベトナム子会社のVietnam Rare Elements Chemical Joint Stock Company(所在地:ベトナム・バリアブンタオ省、以下、VREC)へ、国際協力銀行(JBIC)より優先株式で最大5億円の出資を受けることで株主間契約を締結したと発表した。
VRECはジルコサンドの安定調達と高品質ジルコニウム中間体のオキシ塩化ジルコニウム(以下、ZOC)の製造を目的として設立。需要増に対応するため、VRECの生産能力増強と事業拡大を目的に、新工場の建設を決定している。
今回、日本企業の海外展開を支援することを目的として設けられている、JBICの「海外展開支援出資ファシリティ」の一環として出資を受けるもの。これにより第一稀元素化学工業は、ベトナムのVREC事業の発展と安定的な経営をより一層推進していく。

くら寿司 大阪・通天閣前に訪日客向け店舗開業

くら寿司 大阪・通天閣前に訪日客向け店舗開業

回転ずし大手のくらコーポレーションは3月12日、大阪市の通天閣の前に訪日外国人向けの「くら寿司」を開業した。同店では日本語を含む5カ国語に対応する。店舗はひと目ですし店と分かるように、外壁に直径2.5mの回るレーンとすしのオブジェを設置している。

トランスコスモス コンサル企業のMarkPlusと業務提携

トランスコスモス コンサル企業とMarkPlusと業務提携

トランスコスモス(本社:東京都渋谷区)は3月13日、マーケティングに特化したコンサルティング企業、MarkPlus,Inc.(本社:インドネシア・ジャカルタ)と業務提携したと発表した。
「コトラーマーケティング4.0」で提唱されている新たなマーケティング概念である「5A」の測定尺度を日本国内で独占的に使用し、独自のロイヤルマーケティングサービスを幅広い業界の顧客企業に提供していく。

ベトジェット 7月から成田ーホーチミン線就航

ベトジェット 7月から成田-ホーチミン線就航

ベトナムのLCC(格安航空会社)ベトジェット航空は3月12日、千葉県・成田とベトナム・ホーチミン市を結ぶ直行便を就航すると発表した。7月12日から毎日1往復運航する。
同社は2018年11月8日にハノイ―関西線、12月14日にホーチミン―関西線を就航している。今回は同社4路線目の日本路線で、成田へは2路線目。

アルプス物流 マレーシア・ペナンに営業拠点開設

アルプス物流 マレーシア・ペナンに営業拠点開設

アルプス物流(本社:横浜市港北区)は3月12日、グループのアルプス・ナイガイ・ロジスティクス(マレーシア)が、ペナン州バヤンレパス地区に営業拠点となる事務所を開設したと発表した。
ペナンで航空貨物の取り扱い、マレーシア国内輸送、クロスボーダー輸送で更なる需要の拡大が見込まれることから、今回営業拠点を開設したもの。アルプス・ナイガイ・ロジスティクス(マレーシア)は、ニライに本社を構え、ポート・クランに支店を設置している。

NTT西日本 ドローンによるインフラ点検サービス新会社設立

NTT西日本 ドローンによるインフラ点検サービス新会社設立

西日本電信電話(NTT西日本、本社:大阪市中央区)は3月12日、ドローンを活用したインフラ点検の新会社「ジャパン・インフラ・ウェイマーク」(本社:大阪市中央区)を4月1日に設立、営業を開始すると発表した。
新会社の資本金は4億円でNTT西日本が全額出資する。インフラ点検のコンサルティング・企画からドローンを活用した空撮、AIを活用した点検診断のトータルメンテナンスサービスを行う。

伊藤忠 天然ゴムプラットフォーム運営会社と資本提携

伊藤忠 天然ゴムプラットフォーム運営会社と資本提携

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は3月12日、持続可能な天然ゴム取引のためマーケット・プラットフォームを運営するHEVEACONNECT PTE.LTD.(本社:シンガポール)の第三者割当増資を引き受け、資本提携に合意したと発表した。
今回の提携を通じ、タイヤメーカーをはじめとする天然ゴム利用者における持続可能な天然ゴムの普及を目指す。
今回の提携に合わせ、伊藤忠商事が100%出資する天然ゴム加工会社Aneka Bumi Pratama(本社:インドネシア)がプラットフォームに参加する予定。

三菱電機 フィリピンにFA製品販売会社設立

三菱電機 フィリピンにFA製品販売会社設立

三菱電機(本社:東京都千代田区)は3月12日、フィリピンにおけるFA(ファクトリーオートメーション)システム事業強化の一環として、3社の共同出資によりフィリピン・マニラでFA製品の販売会社を設立すると発表した。
新会社「MELCO Factory Automation Philippines Inc.」の資本金は1億2,600万フィリピンペソで、出資比率は三菱電機40%、同社の子会社、セツヨーアステック(本社:大阪市北区)20%、同社のFA機器の現地販売代理店、Integrated Factory Automation Inc.40%。5月に設立し、6月から営業開始の予定。

NTTドコモ インドネシアSTP社と共同実証に合意

NTTドコモ インドネシアSTP社と共同実証に合意

NTTドコモとインドネシアで通信鉄塔リースを行うPT Solusi Tunas Pratama Tbk.(以下、STP)は3月8日、ドローンによる鉄塔点検サービス「docomo sky for Tower Inspection」の共同実証プロジェクトに基本合意したと発表した。
2019年度上期よりインドネシア国内で、このサービスを用いたドローンの本格導入を目指して、STPが保有するインドネシア国内の基地局や鉄塔などを対象として、ドローンによる鉄塔点検を開始し対象となる地域や設備の拡大について、両社で検討を進める。
このサービスを導入することで、遠隔地から目視相当の点検が可能となり、点検業務における点検作業の安全性が向上する。

日立アプライアンス 中国で深沢直人氏デザインの空気清浄機発売

日立アプライアンス 中国で深澤直人氏デザインの空気清浄機発売

日立アプライアンスは3月7日、このほど発足させた「Hitachi meets design PROJECT」のフィロソフィに共鳴する著名デザイナーとのコラボレーション第一弾として、日本を代表する世界的なデザイナー、深沢直人氏がデザインした空気清浄機を3月から中国で発売すると発表した。また、東南アジア・中東でも順次発売する。
デザインフィロソフィー「Less but Seductive(一見控えめなれど、人を魅了するモノのありよう)」は、日常の生活に根差した実用性と美しさの融合を目指したもの。