ミスミグループ本社 インドネシア倉庫を移転、敷地面積4倍に
ミスミグループ本社(本社:東京都文京区)はこのほど、インドネシアの倉庫を移転・拡張するとともに、営業拠点を統合して新たな拠点を設け、4月9日から本格稼働したと発表した。
これにより、倉庫の敷地面積はこれまでの4倍に拡張、2019年度末までに現在の在庫点数の2倍にあたる5万点の商品を在庫化する。これに伴い最短で当日出荷で確実短納期を強化、顧客の調達リードタイムを大幅に削減する。
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東風ホンダ 第三工場を湖北省武漢市に竣工
ホンダの中国における四輪車の生産販売合弁会社、東風本田汽車有限公司(本社:湖北省武漢市)は4月12日、第三工場の完成を記念し、同市で開所式典を執り行った。式典には湖北省武漢市政府関係者をはじめ、東風汽車集団有限公司およびホンダの両社首脳ら約400人が参列した。
第三工場は、電動化が加速する商品の進化にもフレキシブルに対応できる新工場として、環境にも配慮するとともに最新鋭の生産技術を取り入れ、4月中にも生産を開始する。
東風本田汽車有限公司の資本金は9億4800万米ドルで、出資比率は東風汽車集団有限公司50%、本田技研工業40%、本田技研工業(中国)投資有限公司10%。従業員数約1万3000人(2019年4月現在)。生産能力は第一、第二工場がそれぞれ年間24万台、第三工場が同12万台。第三工場への投資金額約30億元。
NEC 中国のエネルギーサービス企業に大型蓄電システム提供
NECは4月11日、同社とエネルギー関連子会社NECエナジーソリューションズが、中国のエネルギーサービス企業、Ray Power Systems社へ出力9MWの大型蓄電システムを2基提供し、ともに稼働開始したと発表した。このサービスは内モンゴル自治区のオルドス市のハンジン発電所と、河北省のファルン発電所に提供される。
また、NECは山西省のプーヂョウ市でもRay Power社から出力6MWの大型蓄電システムを受注。現在納入・設置作業中で、2019年前半の稼働を予定。
今回の中国での3件の受注を含め、NECグループの世界各国での蓄電システムの納入実績は750MW以上に達する見込み。
三井住友建設 カンボジアの上水道拡張整備工事が竣工
三井住友建設(本社:東京都中央区)は4月11日、カンボジア・カンポット市で進めていた上水道拡張整備工事が竣工したと発表した。4月2日に挙行された落成式典にはカンボジアのフン・セン首相、在カンボジア日本国大使館の堀之内秀久特命全権大使、国際協力機構(JICA)カンボジア事務所の菅野祐一所長、三井住友建設の栗林武弘執行役員、水ingの二宮朗代表取締役副社長ら工事関係者や地域住民など約7000人が出席した。
このプロジェクトは、カンボジア政府の「国家戦略開発計画2014-2018」において掲げられている「安全な飲料水へのアクセス率向上」のために、日本政府の無償資金協力(ODA)により計画されたもの。取水施設新設8250㎥/日、浄水場新設7500㎥/日が整備され、敷設工事は導水管敷設5km、配水管敷設89kmに及んだ。請負金額はJV全体で約21億円だった。