プライメタルズ 中国・上海の宝鋼向けDCRミルが稼働開始

プライメタルズ 中国・上海の宝鋼向けDCRミルが稼働開始

プライメタルズテクノロジーズは2月14日、中国の鉄鋼メーカー、宝山鋼鉄股フン有限公司(以下、宝鋼)の上海工場に納入した新ダブルコールドリダクション(DCR)ミルが稼働を開始したと発表した。
このDCRミルは、宝鋼の「ブリキ製品構成最適化プロジェクト」の一環として、同社が2016年12月に受注したもので、年間20万5000㌧の冷延鋼帯を生産できるように設計されており、DCRモードと調質モードの両モードで操業が可能。処理された鋼帯は飲料缶、金属キャップ、電子部品などの材料として用いられる。
宝鋼は、近年発足した世界第2位の鉄鋼メーカーとして年産やく6540万㌧(2017年)を誇る宝武鋼鉄集団有限公司の一員。

三洋化成 タイで永久帯電防止剤の生産設備を新設

三洋化成 タイで永久帯電防止剤の生産設備を新設

三洋化成(本社:京都市東山区)は2月14日、タイのサンヨーカセイ(タイランド)リミテッドのラヨーン工場(所在地:タイ・ラヨーン県)で、年間1500㌧の永久帯電防止剤の生産設備の建設に着手すると発表した。
同社はプラスチックに添加して半永久的に帯電を防止する高分子量タイプの帯電防止剤「ベレスタット」「べレクトロン」シリーズを製造販売しており、旺盛な需要増大に応える。

三井物産 中国・上海のオフィスビルリノベーション事業に参画

三井物産 中国・上海のオフィスビルリノベーション事業に参画

三井物産(本社:東京都千代田区)は2月14日、アセンダス・シンブリッジ・グループ(本社:シンガポール、以下、ASB社)と共同で、中国・上海市中心地区のオフィスビルリノベーション事業に参画することになり、このほど出資関連の契約を締結したと発表した。
同事業は、既存オフィスビル2棟の一部をリノベーションするもので、三井物産はASB社設立の投資ビークルの45%を取得する。同事業への出資総額は約180億円を予定。

近鉄エクスプレス カンボジアにプノンペン空港事務所開設

近鉄エクスプレス カンボジアにプノンペン空港事務所開設

近鉄エクスプレス(本社:東京都港区)は2月14日、カンボジア現地法人kintetsu World Express(Cambodia)Co.,Ltd.(以下、KWEカンボジア)が、2019年1月1日付でプノンペン空港事務所を開設したと発表した。
同事務所はプノンペン空港から車で約5分の貨物エリアの航空会社・空港税関が入居するビル内にあり、カンボジアで最も多く日系企業が集まるプノンペン経済特区(通称PPSEZ)まで約5km、車で約15分と利便性の高い立地にある。

日本初の海外洋上風力発電事業投資ファンド設立

日本初の海外洋上風力発電事業投資ファンド設立

住友商事(本社:東京都千代田区)、三井住友銀行(本社:東京都千代田区)および日本政策投資銀行(本社:東京都千代田区、以下、DBJ)は共同で出資するファンド運営会社、スプリング・インフラストラクチャー・キャピタルを通じて、1号ファンドを設立した。
このファンドは国内投資家から資金を集め、海外の洋上風力発電事業に投融資するファンド。日本初の海外洋上風力発電事業投資ファンドとなる。ファンド総額は最大300億円を目指す。
事業会社の株主構成は住友商事51%、三井住友銀行24.5%、DBJ24.5%。

ピーチ 6/28から香港ー那覇線の運航再開

ピーチ 6/28から香港-那覇線の運航再開

日本のLCC(格安航空会社)ピーチ・アビエーションは2月14日、香港―沖縄(那覇)線の運航を6月28日から再開すると発表した。毎日1往復する。日本の航空会社としては唯一の同路線の定期便となる。同社は2017年10月29日から同路線を運休していた。

HIS ミャンマーの訪日需要喚起へマンダレーに支店開設

HIS ミャンマーの訪日需要喚起へマンダレーに支店開設

大手旅行会社エイチ・アイ・エス(HIS)はこのほど、ヤンゴンに次ぐミャンマー第2の都市マンダレーに日系旅行会社として初めての支店を開設した。ミャンマーで高まっている訪日旅行需要に対応、さらに喚起を促す。
同社はすでにヤンゴンに3拠点を開設しており、マンダレーは4拠点目となる。

三協立山 独VWからEV向けアルミ部材を初受注

三協立山 独VWからEV向けアルミ部材を初受注

建材・マテリアル事業を手掛ける三協立山(本社:富山県高岡市)は2月13日、欧州の連結子会社STEP-Gがドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)から電気自動車(EV)向けバッテリーフレーム用のアルミ部材を初めて受注したと発表した。納入時期は2020年以降で、出荷量は合計約10万㌧となる見込み。
受注した部材はVWが新たに開発した次世代EV向けシャシー基盤で、車体中央に駆動用バッテリーを敷き詰めることで走行距離を伸ばすと同時に、快適でフラットな床を実現する。

仙波糖化工業 ベトナム・ロンドウック工業団地で新工場

仙波糖化工業 ベトナム・ロンドウック工業団地で新工場

仙波糖化工業(本社:栃木県真岡市)は2月13日、ベトナムドンナイ省ロンタン地区ロンドウック工業団地に子会社「SEMBA TOHKA VIETNAM COMPANY LIMITED(仮称)」を設立し、新工場を設立すると発表した。
新会社の資本金は132万7,000米ドル(約1億4,669万9,000円)で、仙波糖化工業が全額出資する。食品・食品素材および食品添加物等の製造販売を手掛ける。3月に設立する予定。

上組 インドネシアの第二期倉庫竣工、ハラル認証取得

上組 インドネシアの第二期倉庫竣工、ハラル認証取得

上組(本社:神戸市中央区)は、子会社のPT.Kamigumi Logistics Indonesia(以下、KLI)が2018年11月29日、インドネシアのブカシ・チカランで建設中だった第二期倉庫(鉄骨造2階建て、2万2,206㎡)を竣工、これにより蔵置面積は合計3万2,286㎡に拡大したと発表した。
また同社は2月8日、2018年12月20付でインドネシアのハラル認証機関LPPOM-MUIより、ハラル認証を取得したことを明らかにした。
今後はKLIと、フォワーディングサービスを提供するPT.KAMIGUMI IMDONESIAとの協業を通じて、より効率的な一貫輸送サービスを実現する。