シキボウ 3/26付でタイ・シキボウを解散
シキボウ(本社:大阪市中央区)はこのほど、持分法適用会社「THAI SHIKIBO CO.,LTD.」を3月26日付で解散すると発表した。
解散するのはシキボウが35%出資する紡績糸の製造販売会社で、2017年9月に事業停止し、以後、解散に向けて手続きを進めていた。
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第一稀元素化学のベトナム子会社へJBICが5億円出資
第一稀元素化学工業は3月14日、ベトナム子会社のVietnam Rare Elements Chemical Joint Stock Company(所在地:ベトナム・バリアブンタオ省、以下、VREC)へ、国際協力銀行(JBIC)より優先株式で最大5億円の出資を受けることで株主間契約を締結したと発表した。
VRECはジルコサンドの安定調達と高品質ジルコニウム中間体のオキシ塩化ジルコニウム(以下、ZOC)の製造を目的として設立。需要増に対応するため、VRECの生産能力増強と事業拡大を目的に、新工場の建設を決定している。
今回、日本企業の海外展開を支援することを目的として設けられている、JBICの「海外展開支援出資ファシリティ」の一環として出資を受けるもの。これにより第一稀元素化学工業は、ベトナムのVREC事業の発展と安定的な経営をより一層推進していく。
三菱電機 フィリピンにFA製品販売会社設立
三菱電機(本社:東京都千代田区)は3月12日、フィリピンにおけるFA(ファクトリーオートメーション)システム事業強化の一環として、3社の共同出資によりフィリピン・マニラでFA製品の販売会社を設立すると発表した。
新会社「MELCO Factory Automation Philippines Inc.」の資本金は1億2,600万フィリピンペソで、出資比率は三菱電機40%、同社の子会社、セツヨーアステック(本社:大阪市北区)20%、同社のFA機器の現地販売代理店、Integrated Factory Automation Inc.40%。5月に設立し、6月から営業開始の予定。
NTTドコモ インドネシアSTP社と共同実証に合意
NTTドコモとインドネシアで通信鉄塔リースを行うPT Solusi Tunas Pratama Tbk.(以下、STP)は3月8日、ドローンによる鉄塔点検サービス「docomo sky for Tower Inspection」の共同実証プロジェクトに基本合意したと発表した。
2019年度上期よりインドネシア国内で、このサービスを用いたドローンの本格導入を目指して、STPが保有するインドネシア国内の基地局や鉄塔などを対象として、ドローンによる鉄塔点検を開始し対象となる地域や設備の拡大について、両社で検討を進める。
このサービスを導入することで、遠隔地から目視相当の点検が可能となり、点検業務における点検作業の安全性が向上する。