経済協力開発機構(OECD)は4月16日、2019年(暦年)のOECD開発援助委員会(DAC)メンバーのODA実績(暫定値)を公表した。これによると、日本のODA実績は米ドルベースで前年比9.5%増の155億672万ドル(円ベースで前年比8.1%増の1兆6,909億円)となった。この結果、DACメンバーのうち、EUを除く29カ国の中で日本は米国、ドイツ、英国に次ぐ第4位だった。世界4位は2015年以来5年連続。
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JICA インド低所得者向け住宅普及支援で7,500万ドルの融資契約
JICA フィリピン・マニラ首都圏の2橋梁耐震補強に44億円の円借款
JICA ミャンマーの鉄道整備と発電能力強化に479億円の円借款
JICA タイの2校の高専設立など産業人材育成事業に94億円の円借款
JICA インドの中小零細事業支援に100億円を三井住友銀行と協調融資
JICA カンボジアの中小零細事業者へ5,000万ドルの融資契約
日本 インドネシアにジャカルタ下水道整備などで643億円の円借款
日本 インドに鉄道・地下鉄・道路整備に総額3,744億円の円借款
日本政府は、インドに地下鉄建設、貨物専用鉄道建設など9案件の総額3,744億4,000万円を限度とする円借款を供与する。インドのニューデリーで3月27日、日本の鈴木哲駐インド特命全権大使とインドのC・S・モハパトラ財務省経済局次官補との間で、9案件に関する書簡の交換が行われた。
対象案件および供与限度額は①アーメダバード・メトロ計画(第二期)に139億6,700万円②デリー・ムンバイ間貨物専用鉄道建設計画(フェーズ1)(第四期)に1,300億円③上水道マディヤ・プラデシュ州地方給水計画に554億7,400万円④地下鉄ムンバイ・メトロ三号線建設計画(第三期)に399億2,800万円⑤ムンバイ湾横断道路建設計画(第二期)に669億900万円-など9件。