対日理解促進交流プログラム、JENESYS2019の一環および日中青少年交流推進年認定行事として、10月27日から11月3日まで中国社会科学院青年研究者代表団第2陣25名が訪日する。一行は滞在中、日本の研究者との専門交流や日本の青年や市民との親睦を図るほか、医療・社会福祉関連施設の視察や、地方都市の参観を通じて、高齢化社会対策に関する意見交換を行い、対日理解を深める機会を持つ。また、歴史・文化施設訪問、日本文化体験などを通じ、日本の魅力を体験する。
日本 カンボジア・地方部の栄養環境改善に3.5億円の無償資金協力
日本政府はカンボジアの栄養環境改善に3億5,000万円を無償資金協力する。カンボジアの首都プノンペンで10月17日、日本の三上正裕駐カンボジア大使と、フランシスカ・エルデマンWFP(国連世界食糧計画)カンボジア事務所長との間で、3億5,000万円の無償資金協力「食料援助(WFP連携)」に関する交換公文の署名が行われた。 これはカンボジア政府の要請を踏まえ、WFPを通じ、カンボジア地方部の約22万人の小学生に対し、食料(東日本大震災の被災地で生産された魚缶詰)を供与することにより、同国の食料安全保障を改善し、開発課題の解決に寄与すること等を目的として実施するもの。カンボジアは慢性的な食料不足の状況にあり、とりわけ貧困地域においては栄養・食料事情の改善が大きな課題となっている。