中国・香港の5社が関空に新規就航・増便

中国・香港の5社が関空に新規就航・増便

新関西国際空港会社は5月7日、中国本土と香港の航空会社計5社が関西空港発着の定期便を新たに就航、増便すると発表した。急増する訪日外国人観光客に対応する。
新規就航の関西~桂林~南寧線は、中国南方航空が16日から週2便運航する。関西航空初乗り入れの天津航空は天津線を週7便、西安線を週2便運航する。香港エクスプレス航空は香港線を週7便増やし、週21便とする。深圳航空は7月1日から北京線を、中国国際航空も同日から杭州線をそれぞれ就航させる。

ローソンATM 海外カードに対応 駅ナカで訪日客開拓

ローソンATM 海外カードに対応 駅ナカで訪日客開拓

ローソンは東京メトロと提携し、駅構内にコンビニエンスストアを出店するとともに、駅構内へのATM導入など訪日客の需要開拓でも連携を強化していく。東京メトロの子会社、メトロコマース(東京都台東区)とローソンがフランチャイズチェーン(FC)契約を結ぶ。9月をめどに東京都内の売店「メトロス」を順次ローソンに切り替える。メトロスは現在140店あり、順次転換を検討していく。駅ナカの店舗数では出遅れていたローソンだが、乗降客の多い主要駅に店舗網を持つ東京メトロを取り込み追撃する。

米KFC ミャンマー・ヤンゴンに近く1号店

米KFC ミャンマー・ヤンゴンに近く1号店

シンガポール証券取引所上場のミャンマー系投資持ち株会社ヨマ・ストラテジック・ホールディングスは、最大都市ヤンゴンで近く、米国系ファストフードチェーン「ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)」のミャンマー1号店を開業すると発表した。開業日などは5月中に公表する。
KFCを展開する米ヤム・ブランズは、ヨマへのフランチャイズ権付与を通じ、ミャンマーでの店舗展開に乗り出す。1号店はヤンゴン中心部パべダン郡区のボージョー市場内に開設する。年内には複数店舗をヤンゴンに開設する計画。NNAが報じた。

ニトリ 中国・上海市に初出店 初年度9億円目標

ニトリ 中国・上海市に初出店 初年度9億円目標

ニトリホールディングスは5月1日、中国・上海市長寧区に「NITORI上海中山公園兆豊広場店」をオープンした。上海市では初の出店。大型家電量販店などが入居している商業ビルで、店舗面積は2フロアで約1600坪(約5300平方㍍)。家具や日用品約6500品目を取り扱い、2016年4月までの1年間で9億円の売り上げを目指す。同店は、中国では14年に出店した湖北省武漢市の2店舗に次ぐ3店舗目。

タイのセントラルG「吉野家」「天丼てんや」増設

タイのセントラルG「吉野家」と「天丼てんや」増設

バンコクポストによると、タイ流通大手セントラル・グループ傘下のファストフードチェーン運営会社セントラル・レストランズ・グループ(CRG)は、「吉野家」「天丼てんや」を増設する。年内に9億バーツ(約33億円)を投じて、チェーン展開する全飲食店を2014年末の781店から820店に増設する計画の一環。
「吉野家」は3~5店をバンコクほか、ノンタブリ県、アユタヤ県などに開設する。1店当たり開設費用は平均600万バーツ、「天丼てんや」は計7000バーツで5店を開設して9店舗とする。そして5年以内に「吉野家」「天丼てんや」をそれぞれ30店舗以上に拡大する計画だ。

インドネシア6月中に日本人の観光ビザ免除を実施

インドネシア6月中に日本人の観光ビザ免除を実施

インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は5月4日、日本人旅行者に対する観光ビザ免除を6月中には実施するとの考え方を明らかにした。これは同大統領が、自民党の二階総務会長との会談の中で示したもの。現在内部の手続きを進めているところで、「今月か来月中には実施する」と発言した。
日本とインドネシアの間のビザを巡っては、日本政府が先行して、2014年12月から日本を訪れるインドネシア人旅行者に対する観光ビザを免除している。NHK NEWS WEBなどが報じた。

「吉野家」「はなまるうどん」マレーシアで1号店

「吉野家」「はなまるうどん」マレーシアで1号店

吉野家ホールディングスは5月11日、牛丼店「吉野家」と讃岐うどん店「はなまるうどん」のマレーシア1号店を同時開業する。クアラルンプールの大型商業モールのフードコートに並んで出店する。年内に同事業の併設店をさらに2カ所で開業し、合計6店体制にする。3年以内に吉野家を12店、はなまるうどんを8店にまで増やす計画だ。現地子会社のヨシノヤハナマルマレーシアが両店とも運営する。

韓国・アシアナ航空 広島~仁川線4/30から再開

韓国・アシアナ航空  広島~仁川線4/30から再開

韓国・アシアナ航空は、広島空港(広島県三原市)での着陸失敗事故後、運航を中断していた広島~仁川線を4月30日から再開する。乗務員の特別訓練と安全についての緊急再点検のため、事故翌日の4月15日から運航を中断していた。5月22日までは従来の週7往復だが、23日以降は週5往復に減らす。

三井不動産 クアラルンプール初の本格アウトレット

三井不動産 クアラルンプール初の本格アウトレット

三井不動産は4月28日、マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)と共同で設立した合弁会社MFMAデベロップメント(MFMA)が、クアラルンプール国際空港(KLIA)敷地内にクアラルンプール初の本格的アウトレットモール「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港セパン」(「MOP KLIA SEPANG」)を開業すると発表した。これは三井不動産が日本国内12施設と中国での1施設のアウトレットモール開発・運営により培ったノウハウを最大限に生かしたアウトレットモール事業で、海外では初となるメジャー出資(70%)による東南アジアでのフラッグシップ事業となる。同施設は5月30日にオープンし7月までに約130店舗が順次開店する。

2018年並びに21年に拡張を予定しており、最終的には全体店舗面積約4万4000平方㍍、店舗数250店舗の東南アジア最大級のアウトレットモールとなる予定。高感度なラグジュアリーブランド、インターナショナルブランドはじめ、地元マレーシアで人気の高いブランド、日系ブランドなど様々なジャンルが集結。また、マレー料理はじめ和食、イタリアン、中華、タイなど世界各国の食を楽しめる飲食店舗をラインアップ。ハラル対応店舗も充実している。空港と同施設間に無料シャトルバスを用意するほか、路線バスも運航する。